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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  七人の侍 《ネタバレ》 映画自体は非常によく出来ており、 侍モノが大好きな人には特にこたえられないと思う。 私は新選組は大好きなのですがちょっとこれは趣味の問題・・ でも面白かったです。 特によかったのが脚本です。 洋画のほうを多く見ているのでこの出だしは新鮮でした。 普通は無法者や新参者が現れて街や村が荒れるんですが、 これは主役は農民たちなのです。 野武士に荒らされた村を守るために考えたのは・・ 農民たちのわずかな食料で侍たちを雇い野武士を退治してもらう。 出演者が知らない人ばかりでしたがマゲを切り坊主になる役の俳優さんよかったです。 実はこの出演陣の中で唯一知っていたのが他の黒澤作品でほとんど主役の三船敏郎。 他の作品は(天国と地獄など)演技が固くて演技力に疑問を持っていたのですが、 この役はあまりにはまっていたしうまいのでびっくりしました(苦笑) 三国志でいえば張飛みたいなおっちょこちょい。 コメデイのような前半はとても楽しかったです。 7人集めてゆく過程も面白いし戦術を練る坊主侍を中心としたやりとりもよい。 ただ中半からが長く感じてしまいました。 200分少々あるからというのもでしょうか。 野武士が来るまでのあたりがわりとテンポがよかったです。 カメラワークについてです。 さすがにハリウッドの有名監督がこぞって参考にしている映画。 構図の素晴らしさは他の(といっても侍モノ以外しか観てないけど)作品でも気になっていました。 特にいいなぁと思ったのが柵や小屋の隙間から魅せる演出。 このあと野武士は前を駆け抜けカメラは切り替わります。 ラストの坊主侍のセリフもよかったです。 「また生き残ったな」これは深いものがあります。 荒野の7人を見終え比べてみたいと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-04 07:45:35)(良:1票) 《改行有》

22.  マン・オン・ザ・ムーン 《ネタバレ》 なんとも評価が難しいドラマです。 実在したコメディアンの生涯を描いているのですが、 全く初めからついてゆけず中版まで苦痛でした。 私は向こうのギャグが合わないのか全然面白くないのです。 これは仕方がないかな・・ 例えばアメリカ人に吉本のギャグを言っても受けるかは疑問だし。 全てこの人のコメディを見たわけでもなくこの作品中で思ったことですが、 今の下品な日本のコメディに通じるものがあります。 でもネタが違うから笑えないんだけれど・・ 中版あたりからプロレスネタになりいっそうヤラセコメディはエスカレート。 ここらから主人公の人気が落ちだすのですが、 体感コメディのほうがわかりやすくて見ているほうには面白くなる。 時代が早すぎたのかもしれませんね。 今なら日本ではナイナイとかやってるじゃないですか。 あと、これは(やすきよ)の物語だよなぁとも思いました(爆) この作品はジム・キャリーの熱演による魅力(それだけかも)が大きいのですが、 私は表には出ないがいつも出てる鑑賞者にはわかる片割れから見たドラマ、 そういうのが見たかったなぁとも思いました。 演出が悪いのか切れがないんです・・ 身内受けというかこの人のファンかコメディに共感できないと辛い、 わからない私にはそこが伝わらないのでした。 わからない人にもわかるのは中版くらいから・・ J・キャリーはよくやっていたのですが、 最後のほうのフィリピンでの治療を受けるシーンで、 自分が笑う番が来たときにやっとわかったくらいですから・・ あのシーンは哀しくもおかしい。 そしてD・デピートの「自業自得だよ」これもうなずくしかない寂しさ。 なにせわけのわからない突飛なコメディアンの本当のことは、 このボブ・ズムダという親友くらいしかわからなかったのではないのでしょうか。 ポール・ジアマッティ がやってるんですが、サイドウェイでノミネートされてました。 このふたりのことを書いているのかどうか憶測ですが、 エンディング曲の歌詞がすごくいいのです。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-01 09:23:56)《改行有》

23.  アポロ13 DVDを持っていたので久々にまた見直しました。 忘れている・・・ そうか、これってサスペンスのようだけど、実話なんだって。 トム・ハンクスがまた若い!今かなり太ってるんですね。 というかもしかしたら宇宙飛行士役だったから痩せてたのかもね。 ひとつひっかかるのは、風疹って誰がかかってたのか解明されたかな? もし船内にいるあの人だったならみんな感染してたり・・ ただの誤診なんだろうか??そのことばかり気になって。 あとはまあ、映画自体が長いのと画面があまり切り替わらず、 たいくつなところがあった。 ほとんどが船内と管制塔だから・・ 大画面で見たので宇宙の景色が迫力あったのと、 ドッキング画面とかトラブル画面とか面白かった。 船内の寒さや緊迫した空気は伝わりましたが、 もっと多くの宇宙や飛んでいる映像が欲しかった。 みんなで助かる方法を考えるというのは、 生還への計画に距離はないんだと思いました。 マスコミも失敗したら即ニュースという、 人間の命を商売にするあたり現実が見えます。 特に居残り組となった、ゲイリー・シニーズが好きな演技をするので、 もっと出してほしかったなぁ・・ 彼はトム・ハンクスとよく絡んでるんですよね。 グリーン・マイル、フォレストガンプ・・ いつも出番で負けてる。でもやっぱり脇役が光る俳優です6点(2005-03-01 05:42:03)《改行有》

24.  スペーストラベラーズ 《ネタバレ》 途中までは何回も気軽に見れる映画だと思う。 個人的にこの映画のコメディはツボに入ったし、 脚本も面白くて笑い通しでした。 本当に途中まではすごく良い映画だったなぁ。 気に入ったところ、 ばかなことを大真面目にやってて好感が持てる。 コメディの間のとり方がうまい。 人数が多いにもかかわらずうまくまとめ個性を出している。 気に入らなかったところ、 後半から金城が優等生になりおばか映画でなくなった。 妙にシリアスにまとめて感動させるように つまらなくさせた深津のラスト。 ・・・結局このふたり(主役)を泣かせちゃったら面白くない。 今までなにでひっぱっていたのか。理由のない強さ勘違いのカリスマではなかったか? 見ているものは(ああ、やっぱりね)と、既存にある狼たちの午後的な オマージュ映画だとしらけてしまう。途中まで舞台劇のようで面白かったのに。 そこがよかっただけに、(裏切られた)と、作品を後半から別物と見てしまう。 金城武のコメディは天然のおとぼけがあり、筧の計算された舞台俳優のコメディとは まるで違うがこの映画の前半にうまく生きている。それが後半では優等生。 こんなに面白い映画をどうにかしたいと考えてみた。 問題の後半、狼たちの午後ではなく、大脱走にはならないか!? 浜田がやってくれているマンホールを使わない手はもったいない。 そのあとから二人が首を出してもいいんじゃあないか? 例えそこに銃が向けられていたとしても、まぬけな結末のほうがおかしく哀しい。 ソレが無理ならふたりが銀行を飛び出したあとで終わったほうが良かった。 なにも後味の悪さを消すための見え見えの深津の回想など作らなくても。 あのクリスマスの涙は十分に余計。これさえなければまだ、 狼たちの午後の二人が飛び出したショットで閉じた方がかっこいい。 これだったら8点にはなっただろうに。もったいない映画です。 でもコメディセンスは良かったので、DVDを買い特典で楽しんでる。 特典は時間も多く、楽しく面白いところばかり。娯楽映画なんですから、 本当にあった狼たちの午後の真似はしなくてもいい。6点(2004-09-20 07:29:23)(良:1票) 《改行有》

25.  羅生門(1950) 《ネタバレ》 期待して見たのですが・・・ まず原作を知り、粋なサスペンス的映画&哲学的な人間の本性の 映画化を期待し、MISTYで失敗し(でも5点つけた)この有名な 羅生門でなら思ったとおりの世界かと期待しすぎたのかも。 だから可もなく不可もなく厳しい点になりました。 原作がとても私の中でウェイトを占めていたので、解釈から外れるとこうなります。 描こうとしている世界はとてもわかるのですが、かなり美化されているラスト。 映画としては大成功、でもぞっとするような原作のラストの謎がない。 爽やかすぎる・・天国と地獄のときのような終わって放心状態になり、 考え込むことがない。木こりや羅生門や赤ん坊など、あとから足したものが なければこの映画はこんなに評価されていたか。だから原作をも超えたのでしょう。 でももうひとつ、京マチ子が怖いだけで色気や妖艶さが伝わらない。 うるさいし濃いです。もっと切れたところとさめざめしたところがあると 期待したのですが・・それと三船さんが軽い。聞き取りにくいセリフ。 音楽と映像と(森の中は白黒で大正解)脚本はよい。何が特に気に入らなかったか。 結局まるめこまれてしまったと、見ていてしらけてしまったということ。 羅生門のしたでの3人のうちひとり、本音を言い続ける男のいうことが一番。 洋画のサスペンスであまり好きではないですが、将軍の娘エリザベス・キャンドル、 ああいうタイプの問題作のほうか、閉ざされた森みたいなのを期待してたんですが。 結局でもこのふたつは、羅生門のオマージュですよね。 ということはすごい作品なんだろうなあ・・・6点(2004-09-09 06:38:26)《改行有》

26.  RETURNER リターナー 《ネタバレ》 嫌いではないんですよ。金城武が出ているだけで見たんだけど、 後半の丁寧さとバック・トゥ・ザ・フューチャーのような、 金城=ドクの展開は個人的に好きなんです。 オーロラの彼方へのようでもあるしで・・ だから許す。みなさんが書かれているとうり、 マトリックスやらE.T.やらなんですが、 結局誰もが見てる映画の記憶に残るシーンばかりを使う、 ある意味確信犯映画でこれだけやれるのだから見事。 赤影をこのメンバーでやってほしかったな。 もちろん青影は彼女で決まり。うわ、赤影は主役だし、 白影も敵を味方にするとよい。 同横山光輝漫画で、時の行者というSFものがあるんだけど、 似ていますよ!バリヤ使ったりね。 金城君は演技は別にして(なんかクールさよりコミカルさを 監督は要求したそうな)他に映える人はいないと再確認した。 私としてはギャグより(この映画のギャグはセンスなく説明的) 堂々とダサいぱくりSFで通してほしかった。 その方がこれからの発展になると思うのですが・・ 岸谷さんは、フェイス/オフのニコラス・ケイジと かぶる演技で笑えなかった。 なら金城君にトラボルタをやる技量がほしかったけど、 この映画すべてが欲張りすぎて説明しすぎだったので、 たとえトラボルタ本人がやってもワケわからなくなるか・・6点(2004-08-22 14:51:11)《改行有》

27.  ワンダー・ボーイズ 《ネタバレ》 ボブ・ディランの主題歌より、ジョン・レノンですね。 車輪を眺めてるって曲・・過去の栄光から離れ、自分探しの旅に出る主人公と、これからの栄光に旅する題名の主人公の青年。 お互いの一夜はトリップでつながり、淡々としてます。 よく考えたら自分勝手なんですが、それでも自分の居場所を見つけられたんでしょう。 ハードボイルドっぽい作りにも取れるし、そのわりに淡々としすぎて、俳優が有名でうまいので救われてると思う。 誰が本当の主役なのかわからないですが、トビーの才能のおかげでマイケルの時代が終わるのがわかるのですから、 もっとマイケルが才能の行き詰まりに嘆くのを、大げさにでも描いてくれれば起伏があったかも。恋愛も描くから淡々となったのかな。 DVDをパソコンで再生してたので、エンディングは面白い感覚でした。マイケル・ダグラスは本当に演技に幅がある。 でもやっぱりマイケル・ダグラスらしい。 トビー・マグワイア目当てで見たのですが、私には若かりし日のアル・パチーノのイメージが強いです。スケアクロウあたりの。それと不思議な暗さがあるのでホラーにも出てほしい。 6点(2004-05-19 10:03:38)《改行有》

28.  亡国のイージス 《ネタバレ》 (平和とは戦争と戦争の隙間にあるもの、 それでいいと思っている) という岸部一徳のセリフはよかった。 過去現在未来どの時代にも意義があり、 ただ自分がどこにいるかが問題なだけで・・ 日本を守るとかたいそうな内容でもなくそういう話なのである。 そこに熱い熱血漢の真田広之が抵抗し自分のあり方を主張するのだが、 これが本来の昔からの日本人の正義なのかもしれない。 ただ演出がハリウッドのアクション映画のようで、 そのわりには全体のキレが悪くつながらない。 なぜ真田広之は律儀に名乗ってから再入船するのか、 これってヒーローものなのか??ととまどった(爆) 派手に人が死んでゆくシーンだけはやたらと小気味良い。 それも違和感があった。 まあ「レッド・オクトーバーを追え」のような映画は作れるわけがないんだけど。 総理が出てきてからの中半がとにかくたいくつ。 なぜ人間ドラマになると切れが悪いんだろうか。 そこで先ほどの岸部一徳のぽつりとしたセリフがよいのだ。 中井貴一が好きなので観たんだけれど、 外見的にはOKだけれど(日本人に見えない) 内面を描けていない。 野球観戦と家族の写真だけのシーンではやってることの意味がない。 テロリストなんだからもっと祖国の思いとか演出しないと、 ただでさえ複雑で日本人に馴染みのない題材なのに・・ その分寺尾聡への時間はあったので、 こちらはわかりやすいと思う。 登場人物でよかったのは、寺尾聡、中井貴一、岸部一徳くらい。 もっとクールで深刻な大人っぽい作品を期待していた・・ 冒頭が日本の行く末や日本の盾の話だったので。 真田広之の役は織田裕二でも変わらないと思うし・・ 日本の戦闘SFというのを観たかったんですが・・ ああどうせアメリカのお世話になるんだろうなぁと観てて、 そうなったら東京湾は被害を受けるから、 いやそれよりも目の前には発電所がなぜかあるし・・ 後半忙しすぎ中半たいくつで無駄前半ネタばらしすぎ。 真田広之がブルース・ウィリスのダイ・ハードしちゃってるし。 中井貴一はゾンビのように復活する執念の役なのに過去や祖国の演出がない。 [DVD(邦画)] 5点(2006-04-23 13:07:03)《改行有》

29.  帝都大戦 《ネタバレ》 先に見た帝都物語より私はこちらの続編の方が面白かったです。 普通は続編の方が面白いはずなんですが(評価もたぶん) でもこちらのほうがより(漫画チック)になり、 さらにホラー色が濃くなっていてオカルト~! このくらいオドロオドロしいほうが面白い。 もの哀しいホラーは苦手なのですがこういう笑えるホラーは大丈夫。 時代も第二次世界大戦のころ、 日本とドイツと組んでいたのかぁ・・と今さらながら思いました。 こういう映画の見方をしたのも初めてです。 だいたい映画はドイツは悪い敵国みたいなのばかり見てるから。 新鮮というか戸惑いました・・ 日本側からも見なきゃいけないんですが・・ しかし・・カトーと将門の末裔との対決が、 ヒットラー自殺に関係あるとは(嘘) このくらい飛んでる方がまあ楽しいかも・・ 主演女優は前作の方がいいのですが男優はこちらがいいかな。 加藤(カトーではない)昌也はガタイがあってかっこいいです。 よりいっそうジョジョの奇妙な冒険+バビル二世っぽい。 そしてカトーはもう、 ストリート・ファイターズのベガですよ! 知ってる人は懐かしいかな? ベガというキャラがいてたんですが、 この速い動きが面白くて制御ができず難しい(爆) 私はこのゲームではバルログを好んで愛用しておりました。 ふわりと飛ぶキャラが好きで別の(侍スピリッツ)では右京使いでした。 いやぁ、ベガはカクッと飛ぶので難しいのです。 まさにカトーの動きはワイヤーを使い放題の、 中国映画のような(マトリックス系)サーッ!ピタッ(と立つ)動き。 怪しくも似合っている丹波さんの僧侶もいい。 加藤昌也の白いロングコートは学ランみたいでバビル二世だし・・ 内容はどうあれ見て楽しめますよ(笑) [ビデオ(字幕)] 5点(2006-02-28 09:50:12)《改行有》

30.  プラトニック・セックス 《ネタバレ》 小田切さん、日本アカデミー助演男優賞おめでとう! って言ってもこの映画ではないんだけどね。 この映画の主演女優のあおいちゃんって、賞もらってたんだ。 この映画で・・うそっ!信じられません。 顔の表情の乏しい人で、何の感情移入も私はなかったです・・ フカキョンのほうがうまかったと思う。 この映画は小田切さんにつきます。役得をひいても。 ふたりが出逢うまでなかなか面白かったのに、 出逢ってから特にオンナノコの勝手なばかっぷりが目立つ。 どうしていらないことは喋るのに、 大事なことは相談しないんだろうか?頭が痛くなる。 でもそのばかっぷりに不思議と演技がついていってない。 石川さんという名の悪魔のような金持ちは、 実は語り部であり本当の彼女の心なのではと思う。 見終わったあと無性に腹がたった。 あのエンディングはいただけない。 お水の花道のようにそれでも明るくのし上がるか、 飛び降りちゃう。でなきゃ浮かばれないよ・・ ああまた繰り返すんだって、女子高生に悪影響与えますよ。 あんなのもあり?楽だよね~って思われる。 イノチの尊さや恋することのはかなさは、 あれで全く軽くなった。 後味がすごく悪くなっても原作と違ってもいいから、 あのエンディングだけは変えたほうがいいと思う。 テレビドラマで原作に忠実に(見てないのでわかりませんが) たぶんやったんだから、影響度の高い映画ではいや、DVD化するなら、 そうしてくれた方がイノチの大切さを問えると思う。 採点は全て小田切さんに。 いや、こんな役もできるんだ。 武の「血と骨」観に行こうかな・・鈴木京香も好きだし。 5点(2005-02-19 06:45:52)《改行有》

31.  MISTY(1997) 《ネタバレ》 そんなに悪い映画ではないと思いますよ。 原作の「藪の中」にほぼ忠実ですし。 「羅生門」は、羅生門と藪の中を足したおいしい映画ですから、 これと比べるのはかわいそうです。 ただ、ソフィーの世界を映画で見たようなつまらなさはある。 藪の中にほぼ忠実に作ってあるので、小説に挿絵をつけたような、 硬いつまらない演出になっている。もちろんあとから作られたものもある。 それが、前半と後半。これがつまらないのが大失敗の原因のひとつ。 藪の中の真実をあのラストに解釈するのはわかる。 けどその演出がまぬけ。そこさえ生きてくればよい映画になったかも。 事務的というか、実はこうでしたと言われても、天海さんが・・ ふたりの男優より天海さんさえ切れてめだってくれれば、 そのラストも生きる。こういう妖艶な役は毒がなければ・・ 個人的に田中裕子(天城越えのときの)がいいなあ。 やっぱり羅生門のほうがイタコ出しで勝ち。(原作と比べての問題です) それが比べれないわけです。同じことをしたくないなら、 原作どうりに謎のままラストにしたほうがよかったのでは。 低評価の中わりとまともな点をつけちゃったのは、 見てる途中すごく嫌な気持ちになった(ここ重要) 金城さんは確かに日本語変ですが、表情に共感でき一緒に嫌な気持ちを 味わえました。へんかなぁ・・それはたぶんこの変な映画の中で、 唯一フツーの人だったからか。・・フツーというのもなんなんですが。 豊川さんは濃い・・主役を誰に持ってくるかですね。 どう見ても天海さん中心なので、その不足が大きすぎる。 ふたりの男の気持ちはわかるのに、肝心な女の気持ちがわからない。 でもまた小説とか読みたくなりました。ラストの解釈はこれでいいのか・・?? 5点(2004-09-01 11:01:42)《改行有》

32.  帝都物語 《ネタバレ》 こういう邦画のホラーSFはまだ観たことがなかったので、 興味しんしんでした。 そういえば「ソドムの市」というホラーコメディは観ていますが・・ わからなさ度ではあれと同じくらいかなぁ・・ もちろんこの作品は原作の小説も有名なきちんとしたSF映画ですが、 それを読んでないとわかりにくいのではと思う難解な世界でした。 途中からもう割り切って、 (これはバビル二世とジョジョの奇妙な冒険を合わせた作品だ) などと楽しんで観賞していました。 途中から「グレムリン」や「インディジョーンズ」みたいな世界になっていた・・ 原作がそうなんだろうけれどちょっとついてゆけませんでした。 あの・・カトーというのは何なんでしょうか?? 冗談で言えばあの加藤というのはなまずでしょう。 本当は平家の仲間割れと思うんだけど・・ 五芒星と言えば陰陽師でした。 まだ見ていないので今度は陰陽師を見てみよう。 六芒星はユダヤの星ですが五芒星というのは、 その力を身につけることは世界を征服できるくらい危険だそうです。 ムムッ・・そう考えたら面白そうなんだけれど・・ このての世界はわからない。 そういえば大地震を防ぐために平将門の霊を呼ぶとかなんとか、 前に真剣にテレビで言ってたのを見た記憶がある(爆) 日本は多神教だなぁとこの作品を観てて思います。 風水にタロットに神社に仏教・・ 不思議と作品中には洋物(キリストとか)は出てきませんでした(笑) 原田美枝子はきれいでした。 嶋田久作はデビッド・ボウイかと・・(笑) どう見てもナチの軍服に見えてしまうんだけど・・ あまり知らない世界なので見て面白い程度にしました。 大正時代の世界などはよく出来てましたので、 実を言えば「SAYURI」も邦画でやればよかったり・・ [ビデオ(字幕)] 4点(2006-02-28 09:54:26)《改行有》

33.  メンフィス・ベル(1990) 《ネタバレ》 戦争映画の中ではわりと一般的に人気のある、隠れた普通の青春映画。 でも実話なのですが、かなりリアリティのない箇所がありました。 爆弾投下のあたりだったかな・・? 絵の好きな兵士が閉じ込められる話も、アメージングストーリーで、 スピルバーグが使ってたのです。ああでもこれも実話だった。 たぶん同じネタからでしょう。 4点(2005-03-03 09:15:26)《改行有》

34.  花いちもんめ やっぱり邦画は暗いなぁと思いながらも、 でもこういう映画は邦画のほうが感動できるのです。 「晩秋」ではなんとも思わなかったのに・・ 後半は見ていて辛いくらい非常な現実を描いています。 面白い娯楽作でもないけれど1度は見ておきたいものです4点(2005-02-25 07:14:23)《改行有》

35.  不夜城 SLEEPLESS TOWN 合いませんでした。難解な話を一生懸命見ていると、思考をさえぎる金城君の ろれつの回らない日本語が・・ドラマなら舌足らずでもいいんだけど、この手の サスペンスに早口+舌足らずではわけがわかりかねます。見てる途中腹たった。 邦画に出たての頃だったからなんでしょうが、まだ棒読みしてくれた方が 物語がわかる・・でも設定からして他にいないんだよね。だったら、 英語か中国語で通してほしかったよ・・ちなみに、<パラダイス>という香港映画では、 すごくうまく殺し屋やっています。お勧め。不夜城よりパラダイスのほうがいい。 この不夜城って、やっぱり邦画なんだよね。変に向こうを意識して作ってるけど、 夜中にやってるヤクザ映画(東宝とかの)みたい。山本未来は役にはまっていた。 どうしょうもない役でいて妖艶だったし。金城君の後半はよいんだけど、 前半から隠れてる冷酷さが出ていない。(パラダイスはよかった) 悔しいから小説をブックオフで買い、また読んでから見てみようかな。4点(2004-09-26 16:37:37)《改行有》

36.  首都消失 《ネタバレ》  首都消失という題のまんまなのですが、 日本沈没もまんまなんですが違うんですよね・・ 恐怖が伝わらない。 SFはある意味ホラーなのですから恐怖が伝わらないと辛い。 日本沈没は世界の中で日本だけがなくなる恐怖、 これは世界地図から日本が消える想像をするだけでも怖い。 首都消失は日本の中で東京だけがなくなる・・ のなら怖いかもしれないのですが(いわゆる神隠しやタイムスリップ) 雲に覆われて東京は存在するのです。 孤立するという状態で生物の消息もわからない。 私が面白いのになぁと思ったのは日本を救うのは日本しかないということ。 ここらは面白く映画を作っていたら今でも観られるテーマだと思います。 そしてこの作品は今のハリウッド映画(それもB級の)によくあるパターンだと・・ 先進的かもしれなかったのですが・・ 自然災害が起こり同じように救うのも自然なる力、 そして人間の祈りが救ったようにつじつまが合う。 これはスケールは天と地ほど違えどディアフタートゥモローなどたくさんあるはず。 やはりSFは見せ場の自然現象にお金をかけないと。 もしかしたらこの作品はハリウッド向けかもしれません。 邦画には向いていなかったということ。 舞台がアメリカでワシントンが厚い雲に覆われたとしたらどうでしょうか。 ワシントンと世界中が連絡が取れないのです。面白いと思う。 軍事の指揮参加も政治もできないのです。 さらに自然災害が首都を救うとなれば・・ 例えるのもなんですがハリケーンが雲を吹き飛ばす。 これは風刺にもなるしハリウッド映画として成功すると思うんだけれどなぁ・・ 余談ですが音楽はなんと、 モーリス・ジャールなのでした! [DVD(字幕)] 3点(2005-11-04 07:57:33)《改行有》

37.  キル・ビル Vol.1(日本版) ちょっとは期待してたんですが・・・ まるで日本映画の任侠ものに外人が手を加えたような感じで、 私はタランティーノの作品はそんなには見てないながら好きなのに、 これはだめでしたねぇ・・・ あと、「スナッチ」(のほうがタランティーノのぱくりですが) タランティーノの真似した映画をまた真似するんだ~とも。 移動の仕方や随所に見られる他のタランティーノ作品パクリ映画を、 ぱくってコメディにしたようなの。 ビルを遣ることへの復讐心は伝わってきましたが、 どうも後半あたりに日本映画を意識しすぎて眠くなった。 洋画を見ていて睡魔に襲われたのは、これと「ジュラシックパーク2」のみ。 後半の殺陣が長すぎる。ルーシー・リューが出てなかったら、 この映画どうなっていたでしょう。 新撰組の階段落ちも彷彿とさせるし、「あずみ」のような感じでした。 ストーリーは漫画的で面白いと思うのだけれど、 なんかたいくつでしたね。 終わり方がこういうつなげ方してるから、 2も見ないといけないのかなぁ・・ [DVD(字幕)] 3点(2005-04-03 00:35:25)《改行有》

38.  夢(1990) これ、劇場で観てしまったのです。 今思うとこのての作品は評価はどうあれ劇場です。 黒澤監督の夢をオムニパスで描いているのですが、 印象に残っているのは、狐の嫁入りと寺尾明。 寺尾明が今こんな演技派になるなんて思わなかった。 この映画は実はスピルバーグが黒澤監督と組んだ映画なので、 二度とないだろうと見に行ったわけです。 2点(2005-02-25 07:10:05)《改行有》

39.  八月の狂詩曲 劇場で観ました。 リチャード・ギアが邦画(しかも黒澤)に出るというので、 非常に楽しみにして期待しましたが・・ 「邦画は暗い」昔の黒澤監督の作品もそんなに知らないけど、 日本で一番有名な監督(邦画は観ないので)だからと、 初めてじゃないかな?劇場で邦画観たのは(アニメは除いて) これと「夢」ね。 映像で見せるという感じで、何が伝えたいのかよくわかりかねる 内容でした。 で、不思議とこの映像で見せるというのは、残るのです。 老婆が傘をさして大雨の中に居た?と思うのですが・・ それに似た映像を最近見ました。 「ターミナル」です。 空港の外、モップおやじが飛行機に向かうシーン。 2点(2005-02-19 06:54:10)《改行有》

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