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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
481. 赤毛 《ネタバレ》 「赤報隊」に「ええじゃないか」を合わせて描いた時代劇。内容のほうは「斬る」や「助太刀屋助六」に近いコミカルな面もある一方で時代の移り変わりのパワーを感じる作品。つまらなくはないと思うが例の如く三船の年齢が気になる・・・。他に誰と言われても三船しかいないんだけど、流石に年齢いきすぎてるでしょ。乙羽信子のええじゃないかの舞いは「日本誕生」のウズメを思い出させるような感じで印象的。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-15 23:46:51) 482. 暴力街(1974) 《ネタバレ》 五社英雄っていうと時代劇監督のイメージあるけど当時の東映でこんなヤクザ映画も撮ってたのね。豪華キャスト作品だしストーリーもつまらないくはないけど特にってのはない。安藤昇主演作見たのは初めてだけど、この人いつも無表情で菅原文太とかと比べるとあまり好きじゃない。ちょこっと出てくるぶんにはホンモノ感じて好きなんだけどね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-06-11 00:08:26) 483. 愛情の都 《ネタバレ》 東宝「都」シリーズの第2作。司葉子は義理の姉を頼って上京しバーに勤める。宝田明は社長の息子だがドラ息子と評判。そんな二人が例の如く恋に落ちるが、反対に遭い別れてしまう...。今回も女の浅はかさと言えなくもないが、どっちかと言うと狼少年の悲劇に近いものが。色々あっても結局くっつくというのはまるで日活青春のよう。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-06-07 23:32:01) 484. 戦国群盗伝 《ネタバレ》 脚本に山中貞雄、潤色に黒澤明...これ見ると期待しちゃうけどそんなでもなかった。面白くなくはないけど設定に無理がありすぎると思う。それが気になってあまり楽しめなかったというか。三船・鶴田の二枚看板に司葉子・上原美佐・志村喬...とそれなりにキャストも豪華だけどこれといって印象も薄いかなぁ。一番印象に残ってるのは三船敏郎が千秋実を撃ち殺すシーン。河津清三郎を斬るシーンでも歌を口ずさんでいたり、この作品の三船は能天気な中にも凄みのある演技でした。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-06 23:34:20) 485. 博徒外人部隊 《ネタバレ》 10年ぶりに出所した鶴田浩二が六人の仲間を連れて沖縄で一旗あげようとするお話。返還直前での沖縄ロケが注目か。返還前のせいか演出なのかまるで外国のような雰囲気でした。終始サングラスしてる鶴田浩二は渋いっちゃ渋いんだけど、今見るとエージェント・スミスに似てるなとか思ったりw もちろん最後は例によって特攻します。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-03 23:50:22) 486. 現代やくざ 人斬り与太 《ネタバレ》 「一度負け癖の付いた犬はそれっきり噛み付くことさえ忘れちまうんだ」というお話。なんか「仁義の墓場」風なところがあって個人的にはあまり好きじゃない。調べてみるとまだ「仁義なき戦い」前の作品なのね…。みんな走りまくってた印象が強い作品。地井武男・小林稔侍は今から見ると確かに若いけど「まだガキじゃねぇか」って言われるほど若くはないのが気になった。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-03 23:50:15) 487. 武蔵野夫人 《ネタバレ》 今まで見てきた溝口作品では「楊貴妃」に次ぐ凡作かと。せめて「楊貴妃」のようにカラー作品だったら武蔵野の風景でもうちょっと楽しめたかなぁと。それに全体的にミスキャストな気が・・・。田中絹代は年齢が行き過ぎてるし、片山明彦はあれで復員兵はないでしょ。そのせいか違和感がありすぎて理解しずらい。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-28 00:10:12) 488. 日本暴力団 組長 《ネタバレ》 「仁義なき戦い」前の深作作品初体験。冒頭のナレーション、ラストシーンの撮影とか後の実録路線を思わせる作り。ただまだまだ義理人情の任侠路線の作品っぽくてそんなに面白くなかった。なんかノリが悪いというか。ああいうのが鶴田浩二の魅力なんだろうけどね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-28 00:10:00) 489. 四谷怪談(1965) 《ネタバレ》 仲代達矢の伊右衛門...まぁ想像通りのちょっと過剰な感じです。「大菩薩峠」の演技と似たような感じ。お岩さんが幽霊になって復讐するというよりは、伊右衛門が勝手に自滅していくみたいな内容でホラー度は低め。キャストの豪華さを楽しむぐらいの作品かな。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-05-27 23:30:50) 490. 風林火山 《ネタバレ》 三船・錦之助・裕次郎...こういう作品は大抵あれだから期待してなかったし実際面白くはなかったけどやっぱり凄い時代劇。合戦シーンなんか凄いエキストラ数だし、セットも大掛かりでこんなお金の掛かった時代劇いまの邦画じゃ撮れないなぁ…と思う。馬は転がってないけどラストサムライにも負けてないと思う。史実として見るにはちょっと...だけど娯楽として見るにはそこそこ見れると思うし。ただこのストーリーで淡々と160分は流石に長すぎる…。特に三船・佐久間のロマンスは退屈だった。意外な所では子役時代の中村勘九郎(ちょっと肥満児w)、寡黙で無骨な中村賀津雄あたりが印象的。田村正和は見事に存在感なかった。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-05-27 23:30:39) 491. 銭形平次捕物控 女狐屋敷 《ネタバレ》 第12作。新興宗教に木暮実千代の踊りの先生…、こないだ見た「からくり屋敷」と「金色の狼」の内容とかぶってる…。このシリーズ見るのはこれで三作目だけどやっぱいまいちかなぁ…。こういう大味な時代劇は東映の俳優陣なら楽しそうなんだけどね…。どうしても大映は地味な俳優、悪役が弱いなぁと思ってしまう。ストーリーもスケールが大きくて結構面白いんだけど、いつもながら平次が物を投げつけるの見てるとなんか女々しいなと思ったり。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-08 23:30:50) 492. 楊貴妃 《ネタバレ》 楊貴妃…と言えばクレオパトラ、小野小町と並ぶ世界三大美女ってぐらいの認識しかなくて鑑賞する。なんかマリー・アントワネットのような波乱万丈さを感じた。それに中国が舞台なのに演じるのは日本人で日本語...仕方ないかもしれないけど「ラストエンペラー」に近い感覚。ただ京マチ子を初めてかわいいと思った作品。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-04-26 23:31:24) 493. 新・平家物語 《ネタバレ》 この時代にカラーで溝口健二作品でもあるのでちょっと期待しすぎたかも。なんか「新・平家物語」ってタイトルから想像したのとは違って東映の「信長」「政宗」とかの武将シリーズと似たような印象。あと雷蔵のあの眉毛…凄かったなぁ。出生の秘密がどうこうってのも雷蔵作品らしいなと。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-04-26 23:31:21) 494. からっ風野郎 《ネタバレ》 特に三島由紀夫のファンというわけでもないのでこれで主演はちょっと厳しいかなと…。それに内容のほうもラストシーンといい救いがない。なんか日活アクションみたいな印象。こんなに地味でおばちゃんっぽい若尾文子も初めて見たし…。ところで三島ってもうこの頃からマッチョだったのね。不自然なほど上半身裸なので嫌でも目に入った…。[DVD(邦画)] 6点(2006-04-20 22:36:51) 495. 危いことなら銭になる 《ネタバレ》 これで宍戸錠の主演作、というより実質出演作自体観るの初めて。「エースのジョー」たるところは見られなかったが「ガラスのジョー」なるキャラが面白く楽しい作品です。そんなに好みの作品じゃないけどそこそこ面白いと思います。浅丘ルリ子の珍しい?アクションシーンも見れます。この頃ほんとかわいいです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-04-20 22:36:40) 496. 続・丹下左膳 《ネタバレ》 前編よりもさらに虚無的な作品になってます。刀の呪いで血に狂う左膳は机龍之介なんかよりも凄まじくホラー的。ほとんど化物じみてます。アンチヒーローや宗教、破滅的な展開も大菩薩峠に似たものを感じます。全篇通しての印象は主役の割りに左膳の出番が少ないってのが不満。ストーリーがごちゃごちゃしてわかりにくいのもマイナス。せめてもう少し保存状態がよかったらなぁと。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-04-18 21:31:50) 497. 子連れ狼 親の心子の心 《ネタバレ》 第4作。今回は過去三作を監督した三隅研次に代わり斎藤武市が監督を務めた作品。個人的に映画はほとんど監督で観たりはしないけど今回はちょっと…映画はやっぱり監督か?と思った。時代劇の巨匠と比べるのはあれだが、斎藤武市というと日活青春映画のイメージしかない。内容のほうを見ると回想シーンを挿入して繋ぐのは第一作にも見られたけど、なんか上手く繋がってない印象。小池朝雄・遠藤辰雄・内田朝雄の悪役俳優三人が揃った作品は「ひとり狼」でもあったけど、これまた上手く使えてないと思う。これに岸田森までいる悪役三昧の作品なのに...もったいない。林与一との決着も付いてないし終わり方も微妙。今までで一番面白くなかった子連れ狼。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-04-17 23:02:30) 498. 地獄変 《ネタバレ》 芥川龍之介原作の「地獄変」を映像化...ということで珍しく原作を読んでから鑑賞してみた。...ん~、こういう解釈の仕方もアリだろうけどこれはちょっとホラー映画みたいだった。中村錦之助・内藤洋子はまぁいいとしても仲代達矢はイメージと違うかも。東宝なら山崎努辺りで見たかった。それに原作のように第三者からの視点で語られてるほうが良かったと思う。火の車のシーンも思ったよりずっとしょぼかった。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-04-11 23:31:45) 499. 忍びの者 《ネタバレ》 第1作。以下8本作られる忍びの者シリーズの一本目ということでちょっと期待したけどそんなに面白くも無かった。変に忍術使ったりしないでリアル志向の忍者映画ってのは当時斬新だったのかもしれないけどラストがちょっとなぁ。あれはハッピーエンドなのか...。雷蔵が女にモテモテなのは狂四郎っぽいけど、全てにおいて間抜けすぎる。伊藤雄之助の二役は見事。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-04-11 23:31:33) 500. 座頭市の歌が聞える 《ネタバレ》 第13作。第1作「座頭市物語」の天知茂が再登場ということでちょっと期待した作品。実際見ると特筆することもない定番の座頭市。プログラムピクチャーの一つといっていいほど見所らしいシーンもない。そして相変わらず大音量作戦は意味ないなと...。とはいえ天知はかっこいいし、シルエット・刀での居合いも面白い。[DVD(邦画)] 6点(2006-04-11 23:30:54)
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