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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. 誘拐(1997) なんといってもストーリーが見事だった。素直に驚かされて大満足。映像美という点では全体的にテレビっぽくて物足りない部分だけど、サスペンス映画としては傑作だと思う。9点(2003-05-28 14:45:44) 42. 大誘拐 RAINBOW KIDS 痛快誘拐映画の傑作だ。なんといっても主役の老婆の演技がこの映画の核なので、演じた北林谷栄には脱帽。全編通して爽快かつ痛快で飽きさせない。ラストの後味の良さも好印象。9点(2003-05-28 14:41:23) 43. ラヂオの時間 やはり三谷幸喜は限られた空間の中での話を書かせると右に出るものはいないと実感させられる映画。舞台作家の血がそうさせるんだと思うけどもっとこの手の映画やテレビが見たい。笑わせてくれることは請け合い。9点(2003-05-28 01:46:25) 44. 耳をすませば(1995) 公開当時は丁度主人公たちと同じくらいの歳で、ちっとも感じるところがなかったんだけど、あの時代が過ぎて数年たつ今は観ているとどうしても涙が溢れてくる。やはり戻らない時間とみずみずしいエネルギーに対する惜別と羨望の想いがそうさせるんだと思う。思春期の多感な想いを見事に描いている。9点(2003-05-28 01:25:06) 45. 紅の豚 宮崎作品の中では大衆的には若干印象の低い映画ではあるみたいだけど、個人的にはかなり好き。あの世界はアニメでしか作れない。そのくせテーマは実に大人向けってところが優れている。海があって、空がある。なんとも男心をくすぐる作品だ。9点(2003-05-28 00:49:16) 46. となりのトトロ 純日本的なファンタジーというのが良く考えれば実に斬新だし、キャラクターがそれぞれとても魅力的。ほんとに広い世代の人たちが純粋に楽しめると思う。9点(2003-05-27 15:28:24) 47. アポロ13 事実だけにかなり説得力があり、派手な演出ではないが迫力があった。俳優陣の抑えた渋い演技がそれぞれ秀逸。なんといってもエド・ハリス!9点(2003-05-27 14:14:09) 48. ラブ&ポップ 分かってないねどいつもこいつも。もう今の女子高生とは様子が違うのかもしれないけど、この時分の女子高生、しいては社会全体の孤独・混乱・混沌……をうまく表現した快作である。援助交際の相手のおじさんを演じる俳優陣が豪華でその演技がそれぞれ秀逸。9点(2003-05-25 10:15:51)(良:1票) 49. ピンポン 松本大洋「ピンポン」があの素晴らしさだけに、ある程度の不満は覚悟で見に行ったけど見事にその不安を打ち消してくれた。もちろんあれだけ原作に忠実なぶん、原作を越えるなんてことはないけど十二分に原作ファンを満足させるクオリティーだったと思うし、映画としてはあれで素晴らしかったと思う。俺的にはペコがオババの息子の大学に特訓に行くくだりもどうせなら入れてほしかったけど。クドカンの初稿には入ってたはず。9点(2003-05-24 18:24:55) 50. ルパン三世 DEAD OR ALIVE 《ネタバレ》 モンキー・パンチが監督をしただけに他のルパン映画とは一線を画し、もっとも原作にちかい画風と作風が非常に味わい深さを引き出している。モンキー・パンチの十八番とも言えるフェイクによる展開はとても興味深かった。ルパン映画の中では「カリオストロ」「複製人間」にならんで好きな作品。8点(2003-07-02 18:45:19) 51. ドラえもん のび太のドラビアンナイト シンドバッドの自慢のコレクションが未来人からもらったものだったという設定はドラえもんらしくて良かった。アラビアを舞台にしたファンタジー性溢れる秀作。8点(2003-06-10 11:00:33) 52. ドラえもん のび太とブリキの迷宮 おもちゃが人間を支配するというとてもファンタジックではあるが怖い雰囲気が良かった。ドラえもんがつかまっちゃって大半がドラえもんなしの展開なので心細い。でもあえてそうすることで人間の非力さを浮きぼりにしているんだと思う。8点(2003-06-10 10:36:44) 53. ドラえもん のび太の創世日記 確かに他のドラ映画とくらべると冒険的でないし派手さはないけど、実に良く出来たストーリーであることは間違いなく楽しめた。ある意味一番藤子不二雄らしい話であったとも思う。8点(2003-06-10 10:32:23) 54. ドラえもん のび太と雲の王国 ありがちな天上世界という設定と過去のキャラクターが大勢出るところにネタ切れっぽさを感じるけど、地球人として教訓を感じる映画だった。確かに説教臭いけど、ドラえもんだからすんなり入ってくる。キー坊の登場にはファンにはたまらない驚きがあった。8点(2003-06-10 10:28:10) 55. ドラえもん のび太の宇宙小戦争 クジラやシャチの形をした敵方の宇宙船が個性的でよかった。ネタはSWっぽいけど、のび太たちでも活躍できるように舞台を小人星にしたのは見事だ。8点(2003-06-10 10:23:52) 56. ドラえもん のび太と竜の騎士 ラストの発想は実に斬新で見事だ。原作ではラストにつながる伏線があってその点がないのは残念。時期的に一番最初に観たドラえもん映画だった。8点(2003-06-10 10:19:34) 57. ドラえもん のび太の宇宙開拓史 元ネタは藤子不二雄の短編からで、畳を開けるとはるか遠い星の宇宙船の中という設定は非常にファンタジーと冒険に満ちていて良いと思う。2人組みの悪者のまぬけぶりが笑える。警察、来るんなら早く来てよ。8点(2003-06-10 10:16:01) 58. カタクリ家の幸福 良い意味でめちゃめちゃに破錠した映画だった。ここまで笑えればストーリーや設定が滅茶苦茶だろうと問題ないと言える程可笑しかった。笑えない人にはほんとにクソ映画だろうけど、笑える人には素晴らしい映画だった。8点(2003-06-07 15:22:45) 59. スパイ・ゲーム(2001) 「スパイ・ゲーム」というタイトルがふさわしいストーリー展開が秀逸だった。ありきたりのアクション映画と一線を画しロバート・レッドフォードによる心理戦に重点をおいた展開は非常にサスペンスフルで良かった。映像的にもスピード感があり全体的にテンポが良かったことも好感触だった。8点(2003-06-07 13:23:12) 60. サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS 安藤政信のおばあちゃんに対するくだりでボロボロ泣いてしまった。あの場面だけは個人的に弱かった。設定も面白いし演出的にも盛り上がりがあってよかった。けっこう好きな映画でした。8点(2003-06-05 15:55:40)
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