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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. 黒の試走車(テストカー) お先に書き込みすいません。自動車メーカー間のスパイ競争を描き、なかなか見応えあるものとなっています。田宮二郎、船越英二、高松英郎とキャストもなかなか良い。モノクロというのがより一層スパイものを盛り立てていました。ただ女として自分の恋人からライバルの元に送られ、寝て来いみたいなことを言われる程悲しいことはないでしょう。だけどそんなことをされても、朝比奈が落ちぶれて帰ってきてきた時、迎え入れることができる昌子の懐の広さというのはすごい。なかなかできないことでしょう。高松英郎がなかなかよかったです。 7点(2004-01-12 09:33:11)(良:1票) 《改行有》 42. HANA-BI 色彩鮮やかで音楽もとても良い。日本人よりやっぱり外国人に受けがいいのじゃないかな。たけしさんの絵の上手さにびっくりでした。ラストはやっぱりあぁするしかなかったのかな、、切ないですね。7点(2004-01-11 16:06:19) 43. コキーユ ~貝殻~ 30年ぶりの同窓会で初恋の人に再会して恋に落ちてく中年の、いわゆる“不倫”のお話なんですが、失楽園のようなドロドロ、ベタベタした感じは全然ありません。小林薫と風吹ジュンのさりげない演技がとてもよく、私も自分自身の学生の頃を思い出して見てました。好きな男の子がいて、好きで好きでたまらなくて告白しようと思ったけどできなくって、、って事ありました。20年近く経った今でも、ふとあの男の子どうしてるんだろう、と思い出すことあります。でも同窓会に行って逢いたいとは思わないですね。中年で、お腹も出てたり、髪の毛も随分薄くなってるんじゃないだろうか、とか幻滅しそうだな、、とか考えてしまうし(そういう私はすっかりオバシャンなのですが)、思い出は思い出のままきれいなまま、心の中にずっとしまっておきたいなって思ってしまうんですね。風吹ジュンはいくつになってもきれいだし、好きな女優さんの一人(昔は歌手だったんですよ。とても色っぽい歌い方をする人で)です。でもこれの結末はちょっとショックでした。そうもっていかなくっても、、って思いましたけど。結婚して10年以上経った私ですが、いつもアホづらして寝てる旦那を見てると、あぁあの頃がなつかしいなぁとつくづく思うんですね。見終わってちょっとセンチになってしまった作品です。若い方はちょっとピンとこないと思いますが、もう若くない方(笑)が見ると、きっと昔好きだった彼や彼女の事、ちょっと思い出すんじゃないかな、、、。 7点(2003-12-13 11:52:25) 44. 柳生一族の陰謀 豪華キャストテンコ盛りでしたね。見てるだけでお腹いっぱいでしたが、皆さんそれぞれがいい仕事してた感じでありました。深作色が濃い中にJACが混ぜ込まれて、もう五目ごはん状態でした。やっぱり千葉真一の柳生十兵衛は最高でしたし、真田さんも志穂美悦ちゃんも、もろJACでした。梅津栄の白塗り顔でのあたふたぶりには笑ってしまいました。 7点(2003-12-11 15:56:40) 45. 影の車 《ネタバレ》 愛人の子供に殺されるのではという妄想と自分の少年時代の殺意の記憶が重なっておきる心理恐怖。加藤剛がだんだん破滅へと向かっていく。包丁やネズミの毒入り饅頭、ガスの充満した部屋に閉じ込められたりと、サスペンス度は結構高い。岩下志麻は未亡人でお色気がとてもあり、男の人も放っておくわけがないだろうなと思ってしまいます。これも子役の子供が熱演です。うちもちょうど同じ小学1年生の息子がいますが、しっかり見てますよー、怖いくらいにね。だんだん見ている側も子供の目がとても怖いもののように感じてきて、怖くなりました。7点(2003-12-10 15:57:32) 46. GONIN かっこよいね~。この手の映画は大好きである。たけし、なかなかでした。やっぱ甚八つぁんシブいでしょ。7点(2003-11-22 08:43:36) 47. 鬼畜 《ネタバレ》 まず宗吉がいい加減でとても腹が立ったし、実母が我が子を置いて行くのには信じられない気がした。手のかかる子が三人も、まして血の繋がってない女のとこへ行けばどうなるか、、岩下さんの演技は本当に凄まじく背筋がゾッとするくらいのものであった。子供を育てるのはとても大変だ。それは自分も日々実感することである。子育てでイライラする事も多い。宗吉は子供が懐いているのに、抱いていた手を離すなんて、、と涙がでた。緒形さんは子供を殺すのを躊躇う父親の複雑な思いを熱演。子供ってそんな親でも庇おうとするんですよね、、。子役の子もうまかった。それにしても、子供は親の事をよく見ている。それも日々実感することである。子は親を選べないのだから、責任持って育てていかなければと、虐待が多くとりあげられる今だからこそ、身が引き締まる気持ちになった。だけど心にズシリとくる重たい映画だった。 7点(2003-11-21 14:40:42) 48. ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!<TVM> けっこう気に入ってる方である。TVスペシャルになってとっても喜んでいた時代。母としてのイザベルがなかなかよかった。 7点(2003-11-10 12:12:02) 49. マルサの女 私も伊丹さんの作品の中ではこれが一番好き。脱税ってああやるんだーってとても感心しました。宮本さんもすごいうまかったなあ。7点(2003-10-30 20:08:55) 50. 獄門島(1977) このおどろおどろしたとこが何ともたまらん。鳥肌立つくらい好きです。石坂さんの金田一もなかなか味がある。7点(2003-10-21 07:52:39) 51. 悪魔の手毬唄(1977) 手毬唄のように殺人を犯すなんて、犯人も結構大変だなと子供の頃思ったものだった。岸惠子が魅力的でした。横溝シリーズは大好き。7点(2003-10-21 07:49:37) 52. 野性の証明 20数年ぶりに最近見直して見ました。(旦那がどうしても見ると言い張ったので)当時私は小学生くらいだったので薬師丸ひろ子が最後バーンって撃たれるシーンぐらいしか強烈に覚えてなかったのだが、改めて見るとけっこうお金かけて作ってたんじゃないかなって思った。何といっても豪華なキャスト。本当の親子ではなかった薬師丸と健さんだが本当の親子のような絆を感じて薬師丸が撃たれた瞬間この年になってボロボロ泣いてしまったのでした。やっぱり子供の頃にはわからなかった親子の愛がわかるようになったのかな。そしてやっぱり健さんが渋いね。成田三樹夫とか舘ひろしとかもすごいねー、とんがってる感じでとてもよかった。薬師丸もこれがデビューとは思えない演技でした。あの頃の角川映画はとっても良かったなと改めて思いました。7点(2003-10-10 18:26:36) 53. いつかギラギラする日 テンポもよかったし、なかなか深作作品らしくて面白かったと思う。荻野目のはじけっぷりは、結構目立っていたっけ。それにしてもこの頃のショーケンはなかなかかっこよかったし、木村一八も勢いがあった。二人ともしっかり年とったものだが。この作品、アクション好き、深作好きの父親と見ていて、私より父親の方にウケがよかったようである。7点(2003-10-09 09:30:03) 54. ナイト・オン・ザ・プラネット こういうオムニバスものは結構好き。ウィノナちゃんみたいなタクシードライバーいたらいいだろな。7点(2003-09-18 08:08:09) 55. 幸福の黄色いハンカチ 子供のとき見たけど、なんか感動した記憶があります。倍償千恵子抜群にうまかった。武田鉄矢と桃井かおりのコンビはなんか笑えた。7点(2003-09-18 07:57:37) 56. 千と千尋の神隠し とってもよくできた作品だったと思うけど、何かが足りない気がしました。かなり期待しすぎたのかもしれないですが。7点(2003-09-17 18:26:24) 57. 野獣死すべし(1980/日本) 子供のとき見て松田優作のこと、とてもこわかったけど、この映画大人になってまたみたらやっぱ優作さんの存在感はすごい。他の俳優さんも豪華だったし、鹿賀丈史さんあの頃の方がすきだったです。7点(2003-09-06 15:56:58) 58. 時をかける少女(1983) 学生の時、筒井康隆の原作を読んで泣いてしまった。映画化されてさっそく見に行ったなあ。子供の頃から、SFものとかとっても大好きで、NHK少年ドラマシリーズ“なぞの転校生”“ 七瀬ふたたび”“タイムトラベラー”などを欠かさず見ていた。この映画も嫌いじゃなかった。尾道の風景と♪もも~くりさ~んねん、かきは~ちね~ん♪っていう歌がとても印象に残った。 7点(2003-07-14 22:16:19)(良:1票) 59. ピストルオペラ 相変わらず強烈なインパクトを放つ色彩映像に妖しげな雰囲気の清順ワールド。清順の世界は好きで惹かれることが多い。だけれど江角のマキコさん・・彼女だけが妙に現実的でしっくり溶け込んでなくて浮いていた。それに比べ、山口小夜子さんは相変わらずの世界を持ってらっしゃる。彼女は年をとらないのか、、?化粧は昔より薄くなった気がするし、小夜子の健在ぶりにはアッパレでございました。最後にドーンと〝終〝の文字、監督らしいね。6点(2004-05-23 15:09:51) 60. キル・ビル Vol.1(日本版) やっと観れたVol.1。(かなり遅い)期待してたのですが、、ハハハ・・笑わせてもらいましたです。とりあえずユマちゃんはかっこよかったですが。でもやっぱり〝変てこ〝だった。バイクに日本刀刺して走ってるし、あのアイマスクは何だ、グリーン・ホーネット!?などとゲラゲラ笑いながら観ちゃったよ。梶芽衣子・修羅雪姫を先に観てたせいでしょうか、ルーシーは迫力ありません。〝やっちまいなー〝ぐらいですね。これは〝修羅雪姫、タランティーノ風味〝といったところでしょうか。日本のヤクザ映画観てた方が面白かった気がしますが、まあタランティーノ監督の趣味、ですね。何だか可愛いじゃないですか、監督。やっぱり日本刀は金髪には似合わないですね。千葉ちゃんも普通のおっちゃんみたいだったし。〝修羅の花〝もかなり違和感あり。だけれど、面白くなくはなかったんで6点ほど。 6点(2004-05-05 16:12:32)《改行有》
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