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コメント数 814
性別 女性

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  もののけ姫 《ネタバレ》 宮崎監督はいつも、僕はいちいち語りたくない、解釈は観客にゆだねられるものだ、という姿勢でいるけれど、やはり何か考えがあるから作品が作られる訳で、この作品内の1つ1つ全てに意味があるはずだ。この映画は複雑で難解だけれど、監督による破綻していない1つの一貫した意図なり思想なりがあるのかも知れない。でもそれをどれだけ観客が受け取れるのかは微妙だ。だって私について言えば、この映画を映画館で観た時、面白いと思ったし、深いとも思ったけれど、シシ神の巨大化は結局は何なのかなんて、理解できなかったのだから。後に私が読んだインタビュー記事で、監督がほのめかしていた。あれは原爆なのだ。リアルタイムで観てそれを受け止められた人が、一体何人いたのだろう?6点(2004-06-03 11:39:24)

42.  Undo “アンドゥー” 息苦しく重苦しく濃密で病理的な、歪曲した官能。そういう雰囲気はとてもよく出ている。とりあえず山口智子は女優として色々な引き出しがあるのだな、と感心した。連ドラでは見ることの出来ないダウナーな山口智子を見てみたい方に。5点(2004-06-02 22:00:54)

43.  御法度 松田龍平の演技が固過ぎて、「ああ、まだ素人の域を全然出てないな、デビュー作でいきなりこんな役だし仕方ないけど、ちょっとひどいな」と思いつつ観た。彼の演技が気になってしょうがなかった一作。内容は、いかにも大島渚臭がします。確かにフランス風味の時代劇ですね。上手いこと言われます。何とも言えず気味の悪い空気でした。4点(2004-06-02 21:58:51)

44.  紅の豚 「自分の作品は全て子供の為に作っている」と断言する宮崎駿監督のある意味失敗作。なぜならこの映画に対しては、子供からではなく中高年の男性からのファンレターが殺到したらしいから(笑)。「男のロマンをよくぞ描いてくれた!ありがとう!」というような、団塊世代のおっさんたちの熱烈な手紙が大量に(笑)。そういう訳で監督にとってこの映画は、「アレ、僕ひょっとして失敗しちゃったかなムービー」に当たる。宮崎監督は豚が大好き。「なぜ豚が好きなのか?」その質問に監督はこんな趣旨の回答をした。「強欲で汚いけど、どこか憎めない。人間にそっくり。だから僕は豚が好き」。この監督、どの映画にも豚(もしくは猪)を出すものね。豚と人間は同じ。なるほど、確かにこの映画は文字通りそうだ。7点(2004-06-02 21:12:03)

45.  メトロポリス(2001) CG技術はここまで来たのか…とその映像世界には圧倒されるのだけれど、ありがちなことに映像に内容が付いて行っていないような気がする。テーマ自体にはいくらでも突っ込んで行ける深遠さがある。それはもう、怖いくらいに。しかしどこか逃げに走り、映像技術と選曲で誤魔化した感じがするのは否めない。壮大な氷山の一角をもっともらしく見せて、お茶を濁した感じ。提示したものが大き過ぎる為、消化しきれないであろうことを製作側も気付いていたはず。映像表現姿勢はポジティブだったけれど、他の全ての姿勢がどこかネガティブでした。5点(2004-05-27 22:02:27)

46.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 ラストシーンのあの言葉に全てが集約される。未来は相変わらず霧の中。それでも一握の希望を武器に手探りで歩いて行くであろう2人。その国の空気を知りたければその国の若者を描いた映画を観ればいい、と私は思う。なぜなら若い人というのは、自分を取り巻く世界について誰よりも敏感であるから。彼らは閉塞感も失望も希望も、大人よりもずっと上手く体現する。この作品はそういう意味で日本の若者の本質を見事に描いていると思う。キャストについては議論が繰り返され、皆が「あいつはやめた方がいい」と説得する中、北野監督は「いや、こいつでないと駄目だ」と1人、当時まだ無名の安藤政信を推したとか。結果的にとても良かったと思います。金子賢も素晴らしかった。7点(2004-05-25 22:37:30)(良:1票)

47.  Laundry ランドリー 雰囲気だけの映画だと思った。この作品も表層的に過ぎる。御伽話だと割り切って観れば良いかも知れないけれど、それにしても癒されない。本当に癒し系映画なの?私はむしろやり切れない気持ちになったよ?いや、何だか妙にヘコみましたよ。どう考えてもあの人たちに未来なんてないような気がする。3点(2004-05-25 21:29:57)

48.  Avalon アヴァロン 映画館に1人で観に行ったのだけれど、周りの人の雰囲気に「…あれ?私、ひょっとして浮いてる?」とそこでやっと、これはそういう系の方の為の映画なのだということに気付いた(黒髪にメガネのネルシャツ少年ばかりの中に、60年代の古着とウィッグとメイクに網タイツ履いた女がいるのだよ。びっくりですよ)。前提としてはゲーマーやオタクのための映画。そしておそらくその大部分も拒絶される類の映画。ここまで観客を突き放す作品とは思わなかった。監督の中ではちゃんと自己完結しているのでしょうか?もしここまで好き勝手やっているのに監督の中でも消化出来ていないのであればちょっと問題です。映像や世界観は流石に押井印で、その独自世界は素晴らしいけれどね。5点(2004-05-23 19:42:10)(良:1票)

49.  [Focus]/フォーカス(1996) まるでドキュメンタリーのようなあまりにもリアルな人物描写と展開に「これは本当に映画なの?現実じゃないの?」と錯覚を覚え、驚くほど自然な浅野忠信のブチ切れ演技に「マジでドキュメンタリーみたい…」と不安と戸惑いを覚える。その場に居合わせたような息詰まるような感覚。観終わると緊張の糸が切れ、ぐったりする。おそらくもう2度と観ることはないだろうけれど、恐ろしい程の臨場感とリアリティーに富んだ、新感覚な作品であることには間違いない。5点(2004-05-22 18:12:28)

50.  トゥームレイダー もう本当に言い尽くされているけれど、「ヒロインがただひたすらにかっこいい」、それに尽きる作品。内容なんてないよう、ほんとそうです。アンジェリーナ・ジョリーのかっこよさ、それだけにひたすら酔いましょう。ちなみにアンジェリーナ本人が、「名誉の為に言わせてもらうけれど、胸はCGじゃなくてパットよ」と言ってました。…何だか言ってることが腑に落ちないのですが(笑)、もともと豊かな胸なんで、まあ、どうでもいいんじゃないんですか。5点(2004-05-22 18:09:05)

51.  ピストルオペラ 「極彩色のフィルム・ノワール」。この形容に尽きる。ただ、その世界観にハマれるかどうかは微妙。万人受けは決してしないけれど、この麻薬風味の映像世界にハマってしまう熱烈なファンや支持者もいるだろうと思う。5点(2004-05-22 18:00:02)

52.  シンプル・プラン 人間の弱さや強欲さに起因する惨めで滑稽な事件。結局人間はそんな狭い所から一生出られずにそのまま死んで行くのかも知れない。人間を生かし人間を殺すのは、つまりは人間それ自体の弱さなのでしょう。本当に愚かで馬鹿たれだよね。お兄ちゃんがビリー・ボブ・ソーントンだと後で知って驚いた。あの人は本当にカメレオンだと思う。監督がサム・ライミだということにもびっくり。作風が何だか違う。むしろコーエン兄弟っぽい。6点(2004-05-22 17:50:54)

53.  らせん 私、鈴木光司の3部作は全部読んだんですよ。それがね、「リング」はホラー、「らせん」はミステリー、「ループ」に至っては有り得ないことにSFファンタジーになってしまいました!ハイ、滅茶苦茶です!「らせん」から雲行きが怪しくなって来て、「ループ」ではあまりの荒唐無稽ぶりに本を投げ捨ててやろうかと思った(結局古本屋に売りました)。この作品は、映画だけではなく原作にも問題があると思う。呪いを科学で解明する…それは別にいいけれど、科学的根拠が滅茶苦茶で、あまりにも素人考え。あまりにも荒唐無稽なので、ある程度化学の理を分かっている人間には怖がることも出来ない。失敗です。原作から厳しいものがありました。ちなみに以前「ループ」の映画化の話があったけれど、立ち消えになったのでしょうか。そうでしょうね。あれはあまりにも無理だと思います。3点(2004-05-22 17:32:07)

54.  ザ・リング 細部を除くと粗筋は驚くほどオリジナルに忠実だったけれど、雰囲気は別物だった。映像がとても美しく、その丁寧な作りには好感を持てた。オリジナルとどちらが良いかというのはあまり考えなかった。どちらもどちらの姿勢があるので。でも最近、こんな風にアジア映画のリメイク権を公開直後もしくは公開前から節操もなく買い漁るハリウッドの姿勢というのはどうなんですか?「お前らはアイデアを出せばいい、ハリウッドが上手く作り直して世界配給してやるから」というものが見えてしまう。良い映画と思ったらそれをそのまま見ればいい。外国映画に興味がなく、字幕が嫌い、その姿勢は完全にアメリカ人の傲慢です。ぼんやりそう思いながら観ていました。6点(2004-05-22 17:30:39)

55.  リング2 「リング」の続編は「らせん」だろ、何で2が出来るんだ、どうなんだ、とやけに気になり映画館まで行ったけれど、今考えるとなぜ観に行ったのかさっぱり分からない。製作者の思うツボだったと非常に反省する。前作の人気に味を占めて作ったのが見え見えの適当な作品で、作る必要性などまるでないと思った。ただ深田恭子の顔はかなり印象的だった。一緒に観に行った友人の1人が、よほど気に入ったのか、映画の終了後に何度も何度も挑戦していた。誰も相手にしなかった。3点(2004-05-22 17:28:37)

56.  リング(1998) 原作は出版後から何年もカルト的(今となっては嘘みたいな話)に支持されていて、その頃に、一体どんなものなのだろう?と読んでみたら、本当に怖く大変に良く出来ていて、相当に感心した。あの独自の怖さとカルト臭が好きだったのに、えらく商業レベルを狙った映画化作品ではその味が失われてしまっていて残念。そつなく受け入れられる為に色々いじっちゃいましたね。というか何だか根本から変わっているような…。駄目だ、私は原作が念頭にあるので、フェアな判断は無理だ。4点(2004-05-22 17:27:01)

57.  回路 《ネタバレ》 ラストシーンを観ながら、ぼんやり思った。一面の焼け野が原からたった40年で世界第2位の経済大国になった異常な国、ニッポン。それは有史以来どの国も経験したことのない前代未聞の奇妙な事態で、その未来は全くもって未知の領域。日本は今そういう異常事態なんだな、と。想像出来得る限りの発展を遂げてしまった日本を包む閉塞感と孤独感はあまりにも異質で特殊。物や情報が溢れているのに、寂しい。寂しくて寂しくてたまらない。これはそんな、誰も知らない未知の領域に足を踏み入れた現代日本人の寂しさを突き詰めた作品なのではないかと思う。画面から「寂しい寂しい寂しい…」と言う悲鳴が聞こえる。そして、みんな次々にその寂しさに負けていく。打開出来ない。理由は簡単。その昔日本は焼け野が原の上には幾らでもものが建てられた。でも今の日本は破綻している。本質的には廃墟。廃墟の上には何も建てられない。何も出来ない。更地にして原点回帰する以外には…。ラストシーンの炎上する飛行機に、何となく戦時中の爆撃機が重なった。強烈なメタファー。この作品は外国でやたら高評価だけれど、本当にその意味が分かるのかな…と思う。むしろ日本人が観て考えなければいけない作品なのではないのかな、と。そういう意味で、怖い怖い怖い作品だった。ちなみにエンディングテーマのCOCCOの曲は「羽根」ではなく「焼け野が原」だったらバッチリだったのに!と個人的には思う。5点(2004-05-22 14:37:44)(良:1票)

58.  FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA<TVM> 当時20歳位の、少年でもなくかといって完全な大人とも言い切れない微妙な時期の浅野忠信を見れるだけでも、お得な感じのする作品。華奢でめちゃめちゃ可愛いんですよ。女心というか、母性本能をくすぐります(笑)。危うくも無垢なテロリスト。美しい。たまりません。ちょっと一味違う彼の魅力を見れた感じ。でも岩井俊二監督作品としては、画的にちょっと物足りないかな。彼の持ち味の映像美がちょっと薄味かと。5点(2004-05-22 14:36:28)

59.  スウィートホーム(1989) 手腕のある日本人監督にこの作品をリメイクして欲しいと思う。和製ホラーは低予算の為かおどろおどろしい心理戦に持ち込むものばかりだけれど、こういうSFX(今ならCGかな)を駆使したホラーも観てみたい。この作品は残念ながらそこのところはしょぼいけれど、狙いは好きです。お化け屋敷も好き。ああ、私も行ってみたい、間宮邸…。5点(2004-05-22 14:33:52)

60.  不法侵入 レイ・リオッタは怖過ぎるしマデリン・ストーは美し過ぎる。ドキドキハラハラするストーリーにも引き込まれるものがあるけれど、結構俳優の魅力で見せた作品だな、とも思う(しかしカート・ラッセルはなぜかインパクト薄)。私も昔1人暮らししてた頃、家に侵入されかけたことがある。そいつは「換気扇の調査員です、お願いです、入らせて」とか言って来た。そんな調査員いる訳ないだろ!もう物凄くしつこかったんであからさまに怪しかったです(道具も何にも持ってなかったんですよ)。今考えたら怖いですね。いやほんと、女性は気を付けようね。自分だけは大丈夫、なんてことはないですから。1つの教訓映画です。5点(2004-05-22 14:32:39)

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