みんなのシネマレビュー
シネマブルクさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 377
性別 男性
自己紹介 映画業界で仕事している関東在住の独身です。
いつも楽しく皆様のレビューを拝見しております。

食わず嫌いはしません、オールジャンル見ます。
前評も気にしません。
常に新鮮な気持ちで作品と向き合います。

今後とも宜しくお願いします

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345

41.  K-20 怪人二十面相・伝 《ネタバレ》 エンタテインメントとして非常にしっかりとした作品で素直に面白かったです。架空都市「帝都」のノスタルジック溢れる世界観も見事に表現できていて素晴らしいと思う。ただ、怪人二十面相の正体が予想どおり的中し、意外性もなかったのが残念。もう少し観ている人を騙すような登場人物の個性付け、伏線があれば驚きも違ったかなぁと。あとやっぱり金城武のセリフは「リターナー」で懲りました。。[DVD(邦画)] 6点(2009-07-02 19:58:29)

42.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 いやぁいい意味で騙された!うまい見せ方でした。タイトルからは全く想像もつかない内容で、最初のうちは、ゆる~い感じでほのぼのとしたスロームービーかなぁと思ってたんですけど、意外な急展開がしっかりはまっていて面白かったです。[DVD(字幕)] 6点(2009-04-16 12:03:44)

43.  バレット・バレエ 《ネタバレ》 塚本作品の中でも好きな方。やっぱりこういうバイオレンス的な狂気を描いてくれた方が面白い。「ヴィタール」「双生児」はちょっと苦手。どちらかというと東京フィストの部類。これモノクロで正解だったと思う。陰影が巧くいかされた演出だと思ったし、一歩間違えれば単なる任侠モノVシネになりかねない。。[映画館(邦画)] 6点(2009-02-07 18:53:59)

44.  その男、凶暴につき 《ネタバレ》 この映画、冒頭からすごいムチャクチャですぐに物語へ惹き込まれた。ラストシーンの撃ち抜かれて死ぬシーンとBGMが当時すごく印象に残ってました。北野作品は全て観ていますが、改めて、監督デビューとなった本作を改めて観ると、この一作目から北野演出の妙は冴えていたんだなぁと実感。[DVD(邦画)] 6点(2007-08-15 20:06:55)(良:1票)

45.  キャラクター 《ネタバレ》 オリジナル脚本の作品としては近年稀に見る秀作だと思います。 が、、普段なら目を瞑るところですが、意図して演出されたにしては、 色々と粗が目立ちましたね。 いくつかありますが、最終回に沿ったシナリオを想定していたにしても、 不審者(住人以外)は簡単に侵入できないセキュリティーのマンションなわけだから、犯人が待ち伏せしている前提で言えば、 警察同行含め用意して向かえば良かったのに、危険を犯す始末。 いたって平凡な主人公という建前があるのに、自身の漫画に委ねていってしまう件は正直共感し難い。 それから、これだけの家族が立て続けに惨殺されるなんて、前代未聞なわけで、 警察はなにやってんの!?あと包丁一本で4人殺害?被害者側はじっとしてるだけ?お父さん無抵抗なの? 不審者前にしたら警戒するでしょ?その辺の描写割愛され都合よく始末されちゃってる事など、 冒頭の編集者の言葉を借りて言うなら、それこそリアリティないよね。 ま。ご都合主義と言ってしまえばそれまでなんですが。。 でも、小栗旬の殉職は意外性あったし、菅田やセカオワの演技は良かったと思う ただ、、もう少し詰めていけばより良い作品に昇華できただろうに、残念です。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2022-01-25 02:43:29)《改行有》

46.  無限の住人 今更ですが、三池監督はあんまり演技指導しないタイプ、 だから俳優は俳優のまま。特に木村拓哉はキムタク。 「テラフォーマーズ」「土竜の唄」、最近だと「ジョジョの奇妙な冒険」と 立て続けに漫画の実写版をやってきたわけだけど、たまには仕事断りましょ、三池監督。 話題性もありメディア露出も多く、ある意味安定感あるから他の監督さんに任せる危険は犯したくないという 映画会社さんの気持ちもわかる。それとも予算や大人の都合上断られ続けた結果、三池監督なのか。 もっとダークで渋い作風路線でいってほしかった。 案外、全編モノクロっていうのもありだったと思います。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-12-12 09:07:17)《改行有》

47.  貞子vs伽椰子 《ネタバレ》 来〜るぅ きっと来る〜♪経蔵&珠緒スピンオフ〜♪ 前半は、貞子、伽倻子それぞれの呪いの理屈を説明するので、 両シリーズ未見でも一応わかる作りになってるが、やっぱりJホラーを牽引してきた シリーズだけあって、知っていた方が面白さは増すでしょう。 見所はやっぱり両者のバトル。各々の呪いの強さをしっかり披露するので 貞子と伽倻子が対峙するまでの期待感や高揚感を煽る演出はうまい。まぁ、大筋通りですが。 登場人物に関しては、ヒロインは地味な印象、見た目オーラ薄い、幸は...薄くて当然ですね(笑。 それから胡散臭い女霊媒もそうだけど、唐突に出番が回ってきたかのような安藤正信演じる常盤経蔵と相棒の珠緒、 白石監督っぽいというか、狙い?意図してるんか分かり難いですが、大根役者っすね。。特に、盲目の珠緒なんてセリフ棒読みだし、杖の使い方なんて素人丸出し、ちゃんと演技指導したのか?ってレベルで笑わせてもらいました。 あと、メジャー作品だから当然映像のクオリティは高いけど、演出はチープ感漂うっていうね。これまでの監督の経歴から仕方ないところかな。既視感はあるし、インパクトもなく大味な印象。単純にお祭り的な雰囲気の作品ですよね。 【※以下、激しくネタバレ】 ラストのハイブリッド化については、ある程度予想はしてたけど、 貞子も伽倻子も、時代の流行に乗ったって感じですよね。 あれなら間違いなく呪いの伝染率やスピード含めて効率UPやね。[映画館(邦画)] 5点(2016-06-19 08:14:56)《改行有》

48.  世界から猫が消えたなら 《ネタバレ》 原作既読。 世界から◯◯が消えるというifファンタジーと余命宣告された主人公と家族の絆の再生をを描いたドラマ。 毛色の全く異なるジャンルを巧みに融合させた本作は、読み手の意識や想像力が大きく影響される小説だからこそ 自由で幻想的な表現が可能なのであって、それがどう映像化されるか公開前から非常に楽しみでもありましたし、 騙されてもよいから久しぶりに感動したい、涙したいっていう安直な理由で鑑賞して参りました〜。 結論から申し上げると、悪く言えば予定調和、良く言って作品陶酔できるかな?てレベル。 勿論、上映時間の都合上、原作かr削らなくてはならないエピソードはあると思う。 ただ、大々的に宣伝で使われていたイグアナの滝での号泣シーンは、観てる側も一体となって感情を揺さぶるシーンのはず。 ところがだ。例えばアルゼンチンに行った理由(「ブエノスアイレス」のDVDジャケ一瞬写るだけ)、そこで出会ったトムさんの人隣や思い出。それらが薄っぺら過ぎて、小説を読んで補完しなければならないため、素直に感傷には浸れません。 また、キャべツが突然と人間言葉をしゃべり出すエピソードが小説にはあるわけですが、小説や映画の冠を担っている以上、キャベツにもう少しスポットを当てても良かったんじゃないかな?何かが消えるという現象が、小説では明確になっていない夢や妄想オチにするのなら尚更そう思う。そのくせ、彼女や親友ツタヤとの出会いの経緯なんかはとって付けたようなもので、あれこそ蛇足だと思います、人物の掘り下げ方が浅く、いまいち感情移入し難い。ファンタジー色が強い作風だとは思うが、根底にある生きることへの渇望やかけがえのない人生を描こうと思ったら、それなりのリアリティを出さなきゃ観客は付いていけません。 これじゃ単なる活字を映像と音楽に変換という作業をしただけで、本当のドラマは作れない。限られた尺で表現しなくてはならないのは然り、映画ならではの違ったアプローチ、脚色をして欲しかった。 とはいえ、やっぱりお涙頂戴のお約束か、涙腺がほどほど弱い私めは、所々で製作者の術中にハマりウルウルしてしまうのも確か。主人公と瓜二つの悪魔が登場したり、思ってた以上に軽いタッチで描かれているので、余命幾ばくもない主人公のドラマというのはつい忘れてしまうくらい軽い感じ。 思い出の舞台は、90年代半ば。当時かかっていた映画や地方ならではの古びた映画館、路面電車が走る街並みや遠く海が見える丘など、妙にノスタルジックな気分にもさせてくれたりと、そういった情景描写は映画ならでは、良いもんですね。 エンドクレジットに流れる曲も、本作のテーマとよく合っていて余韻に浸れます。 手軽に安く泣きたい人、猫が好きな人、必見です(笑[映画館(邦画)] 5点(2016-05-16 20:31:48)《改行有》

49.  デンジャラス・ラン MI6の仲間からファイルを受け取る、ウェイトンの上司登場&電話のやり取り、隠れ家の襲撃。 この一連のシークエンスだけで、フロストが何故CIAを辞めたのか、そして彼が今やろうとしている目的や彼を狙う黒幕等々、大凡読めてしまう。 その読みを大いに裏切って欲しいと思いながらも、ほぼ脱線することなく進みましたね。 最初の方で、フロストが捕まり、隠れ家で尋問をうけるシーンがありますが、どうしてもフロストがCIAを裏切り悪事を働くような人物には見えないのが致命的。ライアン・レイノルズ演じるウェイトンなんか殺そうと思えば殺せるチャンスもあったし、彼の話術が得意云々以前に、心の底からウェイトンに助言してるようにみえた。 ゼンゼル・ワシントンは決して悪くない、寧ろ素晴らしい。正義のために行動しているのではなどど観客に思わせない程に、憎ったらしいいほどに悪人を演じて欲しかったですね。そういうギャップのある演出を期待してましたがそういう意味で残念です。 余談、邦題は「ミッドナイトラン」のパクりでしょうか?(笑)[DVD(字幕)] 5点(2013-02-03 21:45:02)《改行有》

50.  るろうに剣心 「少年誌」が原作だけあって、原作・アニメ未読未見の方でも非常にわかり易い作品に仕上がっていると思う。原作のイメージを大切に作ったといえば聞こえはいいが、悪く言えば、予想を裏切る出来栄えでは決してなかった、実写化作品らしい安牌・無難な位置で収まったという感じです。評判が良いと聞いていた殺陣ですが、まぁ確かにそれなりに頑張ってますが、「座頭市」や黒澤映画に比べりゃまだまだヒヨっ子。監督さん、チャンバラの研究が足りませんね。剣心役はそこそこハマリ役でしたが、抜刀斎とるろうにの2面性にもっとギャップを出せたら凄みや迫力がでたのでは。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-01-28 23:59:41)《改行有》

51.  病院坂の首縊りの家 映画より2時間ドラマ等のテレビ向といえる。 他の作品と比べると地味な印象は拭えないが、 石坂浩二と草刈正雄のコンビがコミカルで作品全体のトーンとしては明るめだ。 古い街中を歩いてるこの2人を真俯瞰からとらえたショットが美しい。 病院坂のファーストシーンやラストシーンは特に市川監督のこだわりが出てました。 にしても、この当時、赤ペンキのような血しぶきはご愛嬌としても、普通あんな風に血が飛び散ったりしないよね。ま、そういう鑑識知識を入れなかったり、警察当局の捜査手順のトロさなんかも盛り上げ要素のひとつか。[DVD(邦画)] 5点(2012-05-21 10:42:15)《改行有》

52.  スマグラー おまえの未来を運べ 《ネタバレ》 原作既読。まず作品の印象ですが、「鮫肌男と桃尻女」のようなノリ&テイストといえばなんとなく分かって頂けるでしょうか。ストーリー自体は原作の筋書き通りですが、良くも悪くも石井克人の世界で終始通した感じ。 10年以上昔なら新鮮に映った演出も今じゃ茶番にしか見えない。それを期待されて任された石井監督の持味といえばそれまでですが、新しい何かを期待していた自分にとっては些か肩透かしをくらった気分というのが本音です。 原作では背骨と内臓の暴れっぷりが見所の一つでしたが、それをどう映像化したのかとても興味がありましたが、出てきたのはなんと!マトリックスばりのスローモーション。やっちゃったなぁ~って感じ。奴らの凄さって雑魚どもは瞬殺なわけですよ。それをスローでちんたら見せられても全然凄さは伝わってこない。つい先日、「アジョシ」を観たせいもあるが、あの生身のアクション&凶暴ぶりには到底及ばない。 スローの見せ方が必然だったとは思えないし、まともなアクション監督がいなかったのかと思えてしまうくらい陳腐。ただ、安藤政信くん演じる背骨という存在だけは別格のオーラを放っていたと思う。特に内臓と口論になったシーンで「なんか言ったか」という下りは凄みがあったし、いい緊張感でした。あと高嶋もヤバかった。あれ完全イっちゃってますよね??役にはまりすぎて笑えた。ダメダメなのが妻夫木くんでしたね。今回ばかりは存在感ゼロに等しい「善人」オーラ全快でしたね。 まぁ気を楽にして観る分には丁度良い映画だと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2011-11-01 23:17:01)《改行有》

53.  20世紀少年 これまで邦画のシリーズモノは敬遠しがちだったのですが、近所のレンタルショップで1本50円だった事もあり、パッケージに騙されてB級映画借りるよりかマシかなぁと思い3部作まとめてかりてきちゃいました。 遅ればせながら鑑賞。原作未読だったせいか、評判のわりには楽しめました。 が、TV局資本主導の性か、開局55周年作品と謳っているものの小じんまりした印象をもった。それは単にCGが安っぽいからだとか、キャストが大勢かつ豪華であり、さも年末年始の特別ドラマみたいだからといった理屈ではない気がする。序章だから仕方ないのか、或いはテレビ番組でいう「CMまたぎ」のような盛り上がりや期待感が足りないからなのか、淡々と物語が進んでいくようで些か物足りない。原作漫画の雰囲気がどうなのか知らない人間にとって、堤監督が適任かどうか分から無いが、個人的には「らしさ、遊び」が欲しい所ではある。ポッと出の新人監督じゃあるまいし、前述した要素がなければ単なる人選ミスではなかろうか。それが演出面で評価を落としている要因になっている気がします。 個人的に、本編を観て一番気になるのが結末よりもともだちの「正体」だったりする。その期待値が8割以上占めているといっても過言ではない。2作目以降に期待! [DVD(邦画)] 5点(2011-07-21 22:44:18)《改行有》

54.  キャタピラー 《ネタバレ》 本筋に関しては原作に忠実であると思うが、個人的には浮き世えらしさがないのが残念であった。照明や撮影も決して良いとは言えないが、安い映画なりにセンスでなんとかならなかったのか。もう少しエロチシズムを感じさせてくれると期待していたが、変な意味で生々しく、興ざめしてしまう。時代背景にしてもけっこう適当な感じなのでは?全体的な安っぽさからなのかフレーム内からは読み取りにくいと思う。 戦況を伝えるテロップも読ませたいのか聞かせたいのかはっきりしない。手法に疑問。 演技に関しては、絶賛してるレビュアーの方も多く、確かに受賞も納得の出来栄え。あと黒川さんだけど、本来であれば同情すべきなのだが、自殺するに至るまでそういった感情は逆に皆無であったのが原作と違う思い入れだったかな。[DVD(邦画)] 5点(2011-07-15 22:08:17)《改行有》

55.  ブラックキス 《ネタバレ》 犯人は誰だろう?あれはどういう意味だ?など推理・謎解き要素は、この手のサイコミステリーに欠かせない。そういう意味では、連続して起きる異常猟奇殺人、怪しいプロファイラーや記者などの存在はよい。キャスティングも雰囲気もよい。けど、他のレビュアーの方も指摘されてるが、オチが全てを台無しにしてる。もうちょっと伏線を考えて他のオチアイデアはなかったんですかね。惜しい。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-09 22:33:19)

56.  GANTZ 《ネタバレ》 原作となる漫画は割と好き。 そういう意味では楽しめました。 冒頭のGANTZ部屋に初めて連れてこられる場面なんかは すごく興奮したし、ドキドキした。特に夏菜さんはいいね! 特に、スーツやGANTZなどディテール細かい部分までよくできていたので 今後の展開にも期待がもてたからです。 と思っていたのに・・・、悪い意味で単に原作を抜粋しただけの流れ。 そして、趣向もない単調かつベタベタな演出に幻滅。。 CGは頑張ってるけど使いどころが下手過ぎ。 面白味に欠けた。 これならどの監督がやっても一緒でしょ、と。 クリエイターならもう少し想像力(=創造力)豊かじゃなきゃね。 まぁでもハリウッドが映画するよりは良かったかも。 PART2はオリジナルらしいので期待してます。 [映画館(邦画)] 5点(2011-02-02 21:45:19)(良:1票) 《改行有》

57.  カムイ外伝 《ネタバレ》 雀監督には珍しいアクション・エンタテインメントな作品でしたが、何故この作品を崔監督に任せたのかは甚だ疑問が残る。決してこの監督が嫌いなわけではないが、ドラマを撮ってるほうがいいんではないか?原作の漫画も昔チラっと観たことがある程度でしたが、すごく印象に残っていたので映画化が楽しみではありました。 さて、肝心の忍術アクションってことですが、GOEMONみたいにバリバリのCGではなく生身のアクションに少なからず拘っている点で、それなりに頑張ってるほうだと思う。けど、崔監督はアクションの演出が下手過ぎじゃないかい?なにより、カメラの寄り・引きの使い方がナンセンス。あとスローの使いすぎ。スピーディーでもなければダイナミックさも無い。まぁ、カムイの抜刀霞斬りをはじめとして秘伝忍術も原作に忠実に再現されていた点は好印象なのだが、いちちいナレーションはいらないと思う。 その他としては、舞台となった海辺の村もしっかりと景色にとけこみ、村人たちの生活感が滲みでているのはいい。この辺りの生活臭を出す演出は見事だ。ただ、船上の撮影は全編ブルーバックでしたねぇ…。ハリウッドであれば本物の海で撮影できるよう機材等も仕込むんでしょうが、予算の関係でしょうかね。他にもふんだんにCGを使ってますが、サメとか論外な出来栄え。最新のCG技術でどこまでできるかとかわかってないんですかね、崔監督は。間違ってもこれが日本映画の集大成だなんて海外を視野に入れてたら恥ずかしいわな。 そして、物語後半の抜け忍すがるの家族や村人たちがあっさりと虐殺されてしまってる点がひっかかる。もちろん、あらましを全て見せろという意味ではないけど、孤独だったカムイとその家族に生まれた絆が描かれていたわけで、最後の対決を盛り上げる意味でもあってよかったんじゃないかなと思いました。 全体的にこの物語の向かう方向性が全然見えなかったけど、それなりに楽しめたってことで。[映画館(字幕)] 5点(2009-09-19 22:18:46)(良:1票) 《改行有》

58.  自虐の詩 どうしようもない男にここまで尽くせるほどの愛。徐々に明かされていく過去のエピソードと交互に物語りは進んでいき、いつのまにか感動的なドラマになっていた。中谷美紀と阿部寛はお似合い。他もいいキャスティングですんなりこのギャグ漫画のような世界につかれた。面白かったです。[DVD(邦画)] 5点(2009-05-14 11:24:44)

59.  ブラインドネス 《ネタバレ》 “全世界失明”というふれ込みだったので、世界規模のパニック・サスペンスかなぁと思ってましたが、物語大半の舞台となるのは、隔離施設。予想外なシチュエーションものでした。けれども、そこは社会派もので慣らしたフェルナンド・メイレレス監督の手腕。当然、フィクションなので、話に疑問や矛盾はつく。しかしながら、得意のセミ・ドキュメンタリーの手法を用い、客観的な描き方をすることで絶妙な臨場感を生み出し、視聴者という第3者も物語へ含まれるのである。確かに、全体的に消化不良といった感は否めないが、最後のワン・シーンはとても好きだ。これだけで+1。[DVD(字幕)] 5点(2009-04-24 10:26:06)

60.  チーム・バチスタの栄光 《ネタバレ》 原作は未読ですが、ミステリー色の深い作品だと思っていたのですが、ちょっとした笑いがあり、意外とあっさりした作りだったのに拍子抜けでした。おかげで肝心の手術シーンにもあまり緊迫感が伝わらなかったのが残念。どんでん返しの結末もいきなりそうきたか!?という感じで、劇中それとない伏線もなかったんで、尺を考えてのことだと思いますが、とってつけたような終わり方でしっくりこない。最後も、握手して終わってくれたほうが余韻に浸れたのに、ソフトボールは余分かなぁと。それにしても吉川晃司がよく似合っていてかっこよかった。あの表情がいい。[映画館(邦画)] 5点(2008-02-18 19:56:14)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS