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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. 歩いても 歩いても 日本映画イズムを最大限に活かし、完璧な形に昇華させた歴史的傑作。心に響く何気ないセリフが素晴らしすぎる。何十回見ても新しい発見がある、そんな奇跡の作品。[DVD(邦画)] 9点(2010-08-17 21:47:30) 42. 阿弥陀堂だより 年配の方のための作品ですねぇ…。北林谷栄さんの名演は見逃せないし、メッセージとか色々伝わってくるのですが、さすがにもう少し展開がほしい。[DVD(邦画)] 6点(2010-08-17 21:46:08) 43. アマルフィ 女神の報酬 《ネタバレ》 ミキアモ・クロダ! さすが西谷弘だけあって、見せ方の巧さはよく伝わってきた。脚本にはもうちょっと脇のキャラクターを使いこなしての、意外な展開がほしい。分かりやすすぎる犯人といい、サスペンスとして弱すぎる。[映画館(邦画)] 5点(2010-08-17 21:45:00) 44. 明日の記憶 《ネタバレ》 堤の凝りに凝ったカメラワークがプラスに転じ、不安定な主人公の心情を見事に表現したという名作。この作品で渡辺謙は日本アカデミー賞を受賞したし、樋口可奈子は献身的な日本の妻の代名詞的存在となった。ラストは賛否両論だが、個人的にはあれしかないと思うところで終わった。圧倒的な余韻。[DVD(邦画)] 8点(2010-08-17 13:53:21) 45. 青の炎 邦画ならではの“暗さ”“黒さ”を最後まで貫いた脚本・演出の手腕を評価。そしてその雰囲気に完璧に溶け込んでいる、二宮の常に暗い光の宿った眼が素晴らしい。この時点で他の若手に圧倒的な差をつけていた。[DVD(邦画)] 7点(2010-08-17 13:45:56) 46. OUT(2002) 《ネタバレ》 原作のビリビリ張り詰めた緊張感はだいぶ後退してしまっているが、脚色も悪くはなく、まぁこれはこれでアリなのではと思わせるレベル。ラストシーンの女三人がかっちょいい。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-17 13:44:35) 47. 愛のむきだし タイトルが出るまでの一時間は、あまりの馬鹿馬鹿しい迫力にひたすら圧倒されるのみ。その後の三時間は、圧倒されたものの肩透かし感も否めず。宗教と変態の違いとか、そういったテーマは興味深いのだが、執拗なまでの残虐描写と性描写の必要はあったのか謎。とかく、唯一無二の凄まじいエネルギーを持った作品であることは確かである。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 13:41:16) 48. アフタースクール あまりにも脚本をこねくり回し過ぎたあまり、観客に対しての上から目線が目についてしまい、どうも素直に褒められないという作品。[映画館(邦画)] 6点(2010-08-17 13:36:20)(良:1票) 49. アヒルと鴨のコインロッカー 「叙述トリックをどうやって映像化するのか」。そんな難問を、かえって真っ向勝負を挑んで解決した珍しい作品。語り口も原作っぽいシニカルさが活きていて良い。[映画館(邦画)] 8点(2010-08-17 13:33:49) 50. 名探偵コナン 漆黒の追跡者 《ネタバレ》 13作目にして、何故かシリーズ最高のヒットを記録する可能性すら出てきた今作。 その勝因は、やはり“黒の組織”を前面featureしたことにあると思えてならない。 観客は、蘭とコナン(新一)の恋愛模様などよりも、組織との対決が観たいのだ!! それにしても、まさかヘリで東京タワーを銃撃するなんて誰が予想したことか。それでも「14番目の標的」「瞳の中の暗殺者」「天国へのカウントダウン」の頃のアクションが戻ってきたようで、個人的にはガッツポーズでした。 GWに映画館に足を運んでみると、その観客層は親子連れではなく若者が大半。コナンの連載開始時に、小・中学生だった世代でしょう。蘭ねえちゃんの空手や小五郎の迷推理が炸裂すると、一斉に劇場のムードがきたわぁ、となるのが何とも面白かった。お約束事に観客が一体となるのは、もはや落語のよう。10年後もこんな感じで、小さい子供を連れた同世代の方々と一緒に観たいなぁ、なんて考えてしまいました。本作くらいのクオリティを維持できれば、それも可能なのではと感じます。[映画館(邦画)] 7点(2009-05-03 22:58:39)《改行有》 51. 蜘蛛巣城 《ネタバレ》 弓矢、馬、森、妖怪…。もう、戦国時代を象徴するかのようなシチュエーションのオンパレードで、それだけで全く飽きることがありません。そこに印象的なSE、音楽がぴたりぴたりと嵌ってくる。お話よりも寧ろ、勢いだけで観せられてしまったという部分は、個人的に羅生門と似た印象。しかし、音声の聴き取り難いこと難いこと…。DVDで観てください[ビデオ(字幕)] 8点(2009-03-04 01:45:27) 52. Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 リアリティを大切にしながら物語を追って行く周防節で、いつも通り楽しく観れました。竹中直人、渡辺えり子、柄本明もどんどんキャラが立ってゆく。終盤には「お前らいい奴だな~」って感じ。それだけに、個人的な山場はダンス大会のシーンだったかな…[DVD(字幕)] 7点(2009-03-04 01:37:47) 53. 叫 《ネタバレ》 いつも通りコワかったのですが、今更黒沢清が撮る必要があったのだろうか。人間の二面性、黒い服の女、どれもこれも凄いデジャヴ。後半になると、幽霊の出しゃばりに食傷気味になってくる辺りまで…[DVD(字幕)] 4点(2009-03-04 01:26:14) 54. ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 人が誰でも持つ感情の二面性。しかし、そんな二面性をもあざ笑うかのように、運命は人を弄ぶ。…というわけで、ユースケが銀の玉に追いかけられるシーンに爆笑[DVD(字幕)] 7点(2009-03-04 01:21:14) 55. CURE キュア 1人の人間の言葉が、他人の心を侵食してゆく恐ろしさを、あの手この手でじわじわと表現してゆくいやらしい作品。発表当時はどれだけ衝撃的だったのだろう...[DVD(字幕)] 7点(2009-03-04 01:16:44) 56. 時をかける少女(2006) 三角関係をめぐる切なさはよく描かれていたけど、どんどんスケールの大きくなるストーリーと巧く噛みあっていないような気がして気になった。しかしそれを差し置いても、素晴らしすぎるのは仲里依沙!! このいたって自然・かつ好感の持てる演技は何なのか。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-02 03:56:47) 57. ラヂオの時間 《ネタバレ》 いい加減なキャラクターだらけで、もうこれだけで面白い。登場人物の設定だけで相当練ったんでしょうね。意外に地味なままで終わってしまったと言う印象もあるものの、TVでやっているとつい観てしまう、不思議な魅力のある作品。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-02 03:41:00) 58. みんなのいえ 《ネタバレ》 それぞれのシチュエーションに、ことごとくツボを外された感じ... もとい、「そんなトイレだらけの家嫌よ!!」には笑えたけど。[地上波(邦画)] 3点(2009-03-02 03:32:41) 59. 笑の大学 地味な内容ながら、飽きさせずに一気に見せてくれる。ワンシチュエーションを活かし、細かいこともギャグがしてゆく脚本は実に三谷らしい。さぁ稲垣が面白いこと言うぞー、って直前の映像演出もいい。[DVD(邦画)] 6点(2009-03-02 03:28:48) 60. THE 有頂天ホテル 普通の脚本家なら大抵は途中で挫折するであろう、このキャストの多さに仰天し、それなりに使いこなしているのにも感心した。まぁ、後には残らないが笑えた記憶があります。どんな役でも器用にこなしきる篠原涼子が健在だったのも覚えている。[映画館(邦画)] 7点(2009-03-02 03:22:08)
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