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コメント数 440
性別 男性

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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81.  家族(1970) 《ネタバレ》 これはね、おそらく僕が7~10歳のとき東京12チャンで週末の邦画劇場(これで、田宮とか若大将とかクレイジーとかいろいろみたのを前世の記憶みたいに、なんとなく覚えている)があって、それを眠い目をこすりながら、まさに”家族”でみた映画でした。覚えているのは、列車に乗り家族みんなで移動しているところ。大阪の万博の情景。赤ちゃんが死んでしまうところ。最後、どこかわからんが到着して、なんとなく明るい雰囲気で終わるところ。特に!赤ん坊が具合悪くなったところで、なぜか、オレも具合悪くなってしまった。そうですね、ロードムーヴィーですねえ。名作。(それ以来見ていない)[地上波(邦画)] 7点(2009-09-22 21:19:18)

82.  サマーウォーズ な、な、な、なんですか、これは?   コンピューターウオーズはいいとして(しょうがないね、こういうのがスキなんでしょう?)、そもそも、電話回線で(電波でもなんでも、知らないが)いとも簡単に、世の中動かしちゃうスイッチが入るようなシステムにするわけねえだろ!アホか?コンピューター系というか、電波系というか、理数系というか、ゲーム系というか、こども向けというか、なんなんでしょうか。こういうピコピコ妄想は、気が萎えるなあ。映画”トータルリコール”のような”夢旅行”ならわかるが、画面にらめっこしながら、キーボードぱたぱたぴこぴこじゃあ、どうもなあ。その他スジはみんな子供っぽいおはなし。大親族一同の表現は紋切り型、表層的ではなはだうすら寒い。そう、なんか”オタク的”ですね。になにか、ひじょうに”特定”の嗜好のひとびとの絶賛をねらって作られているようにみえる。追加! コンピュータ(電気計算暗記システム)の無限の巨大化で、性能(スピード?)をはかっている(?)ように、それを映す画像”グラフィック””スクリーン”も無限に巨大化することが、いわゆるコンピュータグラフィックの”無限の目的”なのだろうか?いいかえると、そうすること、が”楽しい”のだろうか? それとも、”映像”そのものの”サイズ”ではなく、”グラフィック”の”無限の空想の可能性”がたのしいのであろうか?”グラフィック”自体はもちろん非常にきれいな”絵”であったが、おそらく、キャラクターや造型自体の”デザイン”をつくることの楽しみなのではないか。 しかし、その事じたい、まったくもって、”普遍的”ではない。なぜなら、この映画で出てきた”絵”は全て”アニメーション”であったから。これは、創る側の安易な”一方通行”である。 そりゃー、こういうのは、創っている方は楽しくってしょうがないでしょう。わたしに限っていえば、残念ながら、監督が表現してくれた”絵”デザイン”を見続けることは苦痛で、不快ですらあった。(コンピュータウオーズのところの表現のことを指して) [映画館(邦画)] 2点(2009-08-06 20:48:42)(笑:1票) (良:4票) 《改行有》

83.  ひみつの花園 全篇、これもう適当!最高!ちゅーりっぷでえーす? 咲子ちゃんかわいい!!太めの木村多江えエー!!!!!!! (役名、”泳子”だって!?!)大笑い! [DVD(邦画)] 9点(2009-04-20 23:27:15)(良:1票) 《改行有》

84.  亀は意外と速く泳ぐ 《ネタバレ》 ううーん!これはね、名作ですねえ。7点ぐらいの点数が最高の賛辞でしょう。 とくに、ロケ先、というか、舞台ね!不思議な感じ。それから、上野樹理が奥様っていう設定ね、それなのに同級生の蒼井優ちゃんは海岸の洞窟でプー太郎!?どっちにしても意味不明。(最高!)それから、名前出てこんが、あのスパイ夫婦ね!いかにも、コメディ劇団出身の名コンビって感じ。もう完全にふたりの世界。いやはや、うまいねえ。なんといっても好きなのが、りんごが、(とまと?)ころころの階段での”スパイ募集”の張り紙。ああいう感覚は子供の頃の視点だなあ。子供は視野が低めだし、常に低い所、狭いところを(ねこのように)わざわざ進んでゆく、あるいは、たたずんでいるので、ああいうとんでもないところに極小の張り紙、というイタズラをする。んでもって、イタズラでもなんでもなく、みんな、ホントウにスパイであり、(??)最後にみんないなくなっちゃうところ。(さみしいね)それから!最後のスタッフキャスト紹介のエンドロール!近年ない、最高のセンス![DVD(邦画)] 7点(2009-04-18 23:03:29)《改行有》

85.  愛のむきだし 《ネタバレ》 こういうのを観ると、”映画”のジャンルについて思いをめぐらす。ポルノ、B級、ビデオ、短編、ミニシアター系、ドキュメント、テレビ、シネマ歌舞伎(オエー!)。ジャンルなんてホントはどうでもいいのだが、わたしはどうやら”一般”映画とは”メジャー”を指して考えているところが多分にある。北京原人なんかは”一応”評価対象になっていて、コレ!が評価(かりに不評でも)されないのはいかんせん、狂っている。 まあ、マイナーだから埋もれているだけのハナシか。たしかに、ちまたあふれるゴミネット系、しろうとビデオ系、のホンノ塵ひとつぶかもしれない。しかし!大枚、2千数百円支払って(仮に、一日えいがのひ、でディスカウントされていようが) こんなものを劇場で観た日にゃー、ハリウッドさん、アカデミーさん、カンヌさん、東宝さん、東映さん、宮崎さん、これってどう?と、叫びたくなるほど、観て欲しい映画なのでした。これは単にスキャンダラスだから、時間が長いから、優れているのではありません。言うなれば、製作にかかわったすべての人間の魂です。魂がほんとに伝わってくるのです。 これは優れた作品ではない!と断言する!(わたしなりの尺度があるので)しかし、名作である。わたしのこころに突き刺さる!!!![映画館(邦画)] 7点(2009-04-06 00:49:32)(良:1票) 《改行有》

86.  ヤッターマン(2008) 《ネタバレ》 おれはヤッターマンじゃなくてタイムボカンがみたかった。2号さんのふくだちゃんが一度、変身のとき、こっちむいて”ニコッ!”ってほほえむのが印象に残る。[映画館(邦画)] 4点(2009-04-05 20:48:53)

87.  深呼吸の必要 おれ、これ映画館にみにいってんだよ。そう、そういえば香理奈と長沢まさみが一緒にでてんだよなあ。けっこうすごいメンツ。それだけでもいいが、作品もいい映画! でも、長沢って、こういう役がピッタリだと思う。実際こういうのに近い気がする。 まあでも、いまや大女優だからなあ。すごい。それから、やはり、こういう映画なので、美男美女が大勢でてくるワケ。だから、どんな状況だって、いいなあ、うらやましいなああ。って、思っちゃう。仮に女性群が、”かもめ食堂”の面々だったら、おれは1秒で逃げ出す。[映画館(邦画)] 7点(2009-02-21 00:08:27)(笑:1票) 《改行有》

88.  椿三十郎(2007) 私は旧作品は見ています。このあいだ、ひとりでテレビでみていたのだが、主人公が、有名な自分の名前を告げる場面で、なんか観ていて非常に恥ずかしい気持ち、というか、イヤな感覚、というか、ボリュームを落としたくなる、目をそらす、というかそんな、イヤな気持ちになった。この原因を何でだろうと色々と、結構、思いめぐらしてしまった。おーー、ハズカシー![地上波(邦画)] 5点(2009-01-01 23:57:34)

89.  おくりびと ひとはみな、生まれたからには、死がおとずれる。今のすすんだ文明は極力、なるべく、死をさける。でも、そのうち、かならず死がおとずれることはみな、知っている。そして、、、、、、 また、会おうの。、、、、、、そう、われわれは、ほんとうは、死んでしまうと、2度とふたたび会えないことも知っている。 そう、死んだひととは、2度とあえない。一度きりのおのれの人生は、2度とない。さらば!だからこそ、愛おしい。せつない。かなしい。けど、それでよい。悲しいけど、さびしいけど、生まれてきて、わたくしは、本当に良かったです。(遺書ではありません)とてもかなしいけど、とても、いい作品です。 [映画館(邦画)] 7点(2008-09-20 00:43:25)《改行有》

90.  さらば愛しき大地 《ネタバレ》 最高!!”さらば愛しき大地”高校のころ、東京の名画座での幸福で平和な時間。土着の土地。茨城、鹿島!関東地方のさいはて。緑とコンクリートの広大な荒野。わたしが日本のなかで、海外のように大好きな場所。原風景!田園のむこう、緑深い林が風にゆれる。こわれてゆく主人公。怠惰とヒマ。人生のどんずまり。場所のどんずまり。そう、鹿島の田園地帯でうまれ、成長し、そして人生は腐敗し、破壊し、またふたたび、愛しき大地に帰る!!これは人生か?俳優の仕事、監督の作業、ここに極める!同じ脚本で、ちがう俳優で現代版もみてみたい。すべてが大好きだ! この映画を観ていると、本当に自分は、この世でひとりで、すこしづつ、すこしづつ、そう、根津演じる主人公のように、きれいに、きれいに、腐ってゆく、のを痛烈に感じる。わたくしの、土着のこころの映画。 ひどくせつなく、むなしく、なつかしい。。。追加!辰巳ヨシヒロや日野日出志やつげや山上のマンガをちょっと思い出して、非常に鬱(なんといういやな漢字)でもう、死にそう。ヤダヤダ。[映画館(邦画)] 10点(2008-09-17 22:57:29)(良:1票)

91.  紅の豚 ぶたという動物は、ひとからみて、外見が醜い、かっこわるさの象徴なわけです。 だから、作者みずから、カッコイイとは、なんて、形容を逆説で、自ら、言っている。 ひとは外見ではない。中身だ。行動だ。生き方だと。しかし、この監督は、女の子のキャラクターに、男の中の男を、演じさせたりすることが好きで、私はそれが、大っ嫌いだ。男性は女性より、確実に弱い生き物だ。だから時として、非常に、無理をしているわけで、わたしは、それをかっこいいとは思わない。また、自ら、かっこいいとはこういうことさ、とか、飛べないい豚はただのぶた、だとか、飛べるぶただって、ただのブタじゃないかよ!自分から、カッコイイだろーー!なんて、ほんとうに、かっこ悪さの極地である。究極なのは、このぶた、以前、人間であったわけで、その男は外見が非常に”男前”だということ。バカヤロウ!結局、外見じゃんかよ!! または、もともと、外見がかっこいい奴は、行動も、生き方もかっこいい、ってこと、言いたいの??? 以上から結論すると、宮崎さんは、わたしにとっては、最高に、かっこ悪い男だなあ。そう!サン テグジュペリとは、最もかけはなれたカッチョ悪い男。 あえて、さらに、言うと、苦労して取得した”自家用飛行機免許”をキャバクラ嬢にみせびらかす、オッサンそのもの。 作品はふつうに、おもしろいです。追加!同時に映画監督はいうまでもなく”芸術家”です。 芸術家は問答無用で、ただそれだけで、かっこいいいのです![映画館(邦画)] 6点(2008-09-05 01:53:36)(笑:1票) 《改行有》

92.  転々 亀は、で、三木監督を知りました。いやー!泣いてしまった!こころが弱いなあ俺は。まあ、単に孤独なのかもしれない。名作!全日本人必見![DVD(邦画)] 7点(2008-08-08 00:19:41)

93.  火垂るの墓(1988) 毎年やってるのだろうか。今年もまた見れるのだろうか。とっても元気だった、おさない、かわいい節子ちゃんが、だんだん弱ってゆく。(また、声がなんとも、、、、)その過程を観る事。結末は、もうわかってるよ、、、わかってる、、なんどもみてんだから。でも、弱ってゆくせっちゃんを観る事。病院つれてくあたりで、いまここで入院させろ!兄貴!と、いつも思う。切望する。しかし、あたりまえだが、10回観たって、絶対に奇跡は起こらない。いしころなめちゃダメだよ!ね、節子ちゃん!合掌。名作! 追加!今日また、テレビでみたら。せつこちゃんがなめていたのはいしころではなく”おはじき”であった。よけい悲しい。(兆号泣!!!!!)[地上波(邦画)] 8点(2008-07-28 01:07:48)《改行有》

94.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》 おもしろかった。ディズニーの映画館で、ほぼ、若いおんなのこばっかりの環境のなか、鑑賞。キレイな画(モデル)としての蒼井優の存在、一見、自由で、質素で、いまふうの、クールな生活をみて思う。どんなに不幸な生活、性格、境遇でも、”蒼井優”だったら、私、それだけでなんにもいらない!顔小さすぎ!とかね。若いコたちは思うのではないか、そんな勝手なことを想像する。。。。一方、桃農家の長男の、山奥にとざされた境遇。若くてかわいい女の子との、ひとときのあまい時間、空想。そして、彼女が去ってしまった後の、地獄の、想像を絶する、さびしさ、はかなさ、むなしさ、たそがれ、、、、、、、。あああああ、今日もだまって農作業。とほほ、、、、おとこはつらいよ。である。(これって、女性をシラナイ証拠かも、、、)ほんとさびしいなあ。[映画館(邦画)] 7点(2008-07-23 22:46:42)

95.  クライマーズ・ハイ(2008) 《ネタバレ》 テレビ版をチラ、と観た覚えがある。すごく惹き付けられた。しかし全部は観てない。 なぜか、仕事の合間の飲み屋での喧嘩シーン。なぜか、と書いたのは、ここが、なんとなく、この作品のホンの(原作のという意)核だと思っていたからだ。めったにないほど惹き付けられた。映画を観た。思った通りだった。まるっきり同じなのだ。やはりイイ。ここだけでなく、事故発生からの新聞社内での場面は、演技は、それだけでも十分なほどイイ。気になって、シナリオ、キネマ旬報、そして原作を読んだ。真っ先に、”飲み屋でのケンカ”シーンを。事故発生からの新聞社内での場面を。これは、ホントウに原作者の勝利だ。12人の怒れる男と同じ。シナリオが、セリフがすぐれている、カッコイイから、おもしろいから、誰が演じてもサマになってしまう。すばらしいホンだなあ、とおもった。こういうのは演技者たち(俳優たち)も演じていて、さぞ快感であろう、面白くてしょうがないだろう。と思う。カッチョエエー!のだ。そして、事故の関係者の不幸は、もう、筆舌しがたいが、、、 、墜落の、あの日あのとき、新聞社、マスコミにいて、まさに事故の第一報に居合わせた人間達は、ほんと、被害者には言っちゃわるいが、最高に興奮したであろう!なんとかは蜜の味ではないが、私に限って言えば、常に、世の中の大事件を待っている!(自分は安全なとこにいるのが前提!) ほんとは、安全なとこなんてないけどね。 [映画館(邦画)] 6点(2008-07-07 23:33:39)《改行有》

96.  リング2 《ネタバレ》 よく考えてみたら、この題名リング2。”りんぐつー”でしょ?こういう怖い内容の作品で、題名に”2”ツーー!ってのが付いてる事自体が笑える。だってつーー!だぜ。ただの”リング”ならば、深み、というか、謎のこわさをかもしだすが、りんぐつー。りんぐに。だぜ。貞子が、あのおっかない目で言う。”リングツーもよろしくね!”これではぜんぜん怖くない。これがエスカレートして、りんぐ5とか、りんぐななとかあったらおもしろい。”燃える!!ゴミ!!”。”萌えないごみ”。と同じく、おもしろい。それからナイショですがわたしは、本家”リング”のほうにはコメント投稿しません!!書くと呪われるともっぱらの噂だし(?)、ちょっとシャレになんないし。(??)、、、、えっつあなたも??[DVD(邦画)] 3点(2008-06-19 01:15:24)(笑:1票)

97.  ロスト・イン・トランスレーション 宿泊しているホテル。一泊いくらだか、知ってますか?!そんな、大金持ちが、ファーストで日本に来て、全部タクシーで移動して、仕事とも思えないような超楽な仕事して、そんでもって、ひまでひまでしょうがなくって。その挙句にロストイントランスレーションですか?!?!?!?贅沢ですねえ。ごりっぱですねえ。勝手にロストインしてくれ!!わたしは無理してあのホテルに実際泊まったその日(ホテルフリークなので)、真下の公園に勝手に住まわれているホームレスの方々と飲み会をし、俺、実はあのホテルにとまってるんだよねーー。と非常にいやらしい経験をしました。映画”大脱走”でも言っています。”要は視点の違い”だと。港区、渋谷区、目黒区、千代田区、品川区。ホーマットマンション。都会の中の大自然。森を見下ろすベランダ。焼きたてのクロワッサン。午前11時のブランチ。白人の住む地域。普通の一般日本人がどうあがいても近づきようもない、優雅で、贅沢で、遠い世界。この世で手に入る、唯一の自由。そう!”大金”金”!!世界! 追加!!そう、その通り!!”スカーレットのおしり”!!!![DVD(字幕)] 0点(2008-06-19 00:29:50)(良:1票)

98.  蘇える金狼(1979) ひさびさにみる。まあ、おもしろい。しかし、当時からそう思ったのだが、これを代表に、一連の村川との作品観るとおもうのは、なんかほんとに、”貧乏クサイ!”風俗とか、セットとか、俳優とか。”仁義なき”とか”寅さん”とか”健さん”とか”トラック野朗”はいいのである。(あれはかっこつけてないから)しかし、先輩、原田のオッサンのサルマネ俳優”松田”は、ホントニッポンのいなかものまるだし。このあたりの常連のお仲間俳優たちも、なんか、男女ともに、みんななぜか、チンピラ風。やくざの事務所は和洋折衷。まさに、貧乏まるだし。めざせ!アメリカ!かっちょえー!悲しきニッポンの70年代。 合言葉は?”蘇る!”        ”勤労感謝の日!”[CS・衛星(邦画)] 5点(2008-06-18 20:48:31)《改行有》

99.  だいじょうぶマイフレンド わたしは本当にバカだ!なぜなら、なんでも自分が悪いと反省してしまうからだ。 ひとは絶対に反省してはいけない。する必要がない。そんな単純なことを村上龍監督は教えてくれている。(特にこの作品で。)自分がしたいことをするだけ。ただそれだけだ。[ビデオ(邦画)] 2点(2008-04-28 23:02:07)《改行有》

100.  実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 出だしから、歴史年表的なさっぱりとした映画のすすめかた、原田のオッサンのナレーションで映画をしめる!と思いきや、そのうち、赤軍の俳優達に引き込まれ、そんなことなど忘れる。これをみて、安易に”オウム”を連想する。 いや、赤軍の彼らには、哲学が!ビジョンが!あった!と思っていた。しかし、なんてことはない。グループをかさにまとった、”殺人者たち”だった。法務大臣が、”死刑執行”の最終判断をくだす。”軍隊が戦場に赴く”。爆撃する。爆弾をかかえ自爆する。傭兵として働く。兵器をつくる。兵器を売る。銃を撃つ。刃物を使う。人が人を殺す。10億の平和の為に、1億の犠牲はやむおえない。とひとは言う。国がある。集団がある。宗教がある。哲学がある。家族がある。俺がある。だから殺しはやむをえない。すべて、ていのいい、言い訳にすぎない。ひとは今日も殺しつづける。この事件でショックなのは当然、仲間どうしの”リンチ殺人”である。ぼくが常々おもうことは、ヒトはつねに”他人の目を気にして自死する”ということ。実は、ホントは死にたくないのに、おかれた状況の流れで簡単に殺すし、自ら死ぬ。シンプルにいえば、ひとり孤立して”生活”すれば、ものごとの”哲学”思想”戦争”でみずから死ぬことはありえない。あきれ返るほどの頑な、しかも、なんの脈絡もない、真実でもない、正否でもない、必要もない、”組織のおやくそく、雰囲気”で殺す、死ぬ。われわれ平和をあいする一般はセセラ笑う。ハタチそこそこの大学生が。机上の空論が。巨大なデモやってもそれじゃ、なにも変わらない。と、ふつう思うだろう。いや、そうではないだろう。一撃の、一握の、かなり大掛かりな爆弾で、毒ガスで、兵器で、武器で、世の中は比較的簡単に変わってしますはずだ。それは残念で、たいへん恐ろしいことだが真実だ!モノをこわすのは簡単だ。もっとも、いかに絶望的に破壊されようが、衰退しようが、すぐに復活、復興するだろうけどね。これ、名作だとおもう。俺は好きだ。あえて、極論しよう!殺したいものは、殺せばよい。殺されたくないものは、反撃するか逃げればよい。それ以上それ以下でもない。現実はひとつ。 [映画館(邦画)] 10点(2008-04-25 00:16:04)《改行有》

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