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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
81. ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 ストーリーとエピソードはベタで目新しさはありませんが、やはり映像に関しては新境地を開いたと言って良いのではないでしょうか。特に東京そして高度成長期のシンボルともいうべき東京タワーを建設途中から完成までの一時期しかない貴重な風景を再現しているところを評価したいと思います。 六子が年末に帰省しないと言い出した時、実は毎月母から鈴木オート宛に送られて来た手紙を見せて説得するシーンは目頭が熱くなる。[映画館(邦画)] 8点(2010-07-18 10:21:18)《改行有》 82. Love Letter(1995) 《ネタバレ》 「今はない住所=天国」へ送った手紙の返事が届く。 この発想と謎からして惹きつけられ、その謎ときが実に面白い。 手持ちカメラのブレた映像やバックで流れるREMEDIOS(って麗美だったの?)の音楽がほのぼのとしてて心地いい。なにしろこの雰囲気が個人的にとてもフィットしていて、中山美穂と酒井美紀が似てないとか小樽の入学式でなぜ桜が舞うとかツッコミどころはどうでもよくなってくる。[ビデオ(邦画)] 10点(2010-07-18 10:10:52)《改行有》 83. 二代目はクリスチャン 《ネタバレ》 ふっきれた志穂美悦子と北大路欣也の死に様が好き。 「人を斬ったことがありますか。刀は3人も斬るとボロボロになって切れなくなります。突くようにするか、喉をかき切るようにしなさい。じっと目をすえ、腰をすえて、懐に飛び込むんです」志穂美の刀で自分の腹を切る北大路・・・カッコいい。台詞を暗記してしまうくらい見たシーン。 [ビデオ(邦画)] 7点(2010-07-18 10:07:33)《改行有》 84. 遥かなる山の呼び声 どうしようもない憎まれ役のハナ肇が、ラストで逆転サヨナラ満塁ホームランを放つ奇跡の作品。[DVD(邦画)] 7点(2010-07-18 00:19:10) 85. キサラギ 《ネタバレ》 誰が勝った負けたっていうのは別にないんだけど、心理的に形勢逆転、再逆転ががあるのが面白い。最初は明かさないけどみんなキサラギと関連があって、徐々に明らかになっていくところはうまいと思います。 ラストはどう見ても続編がありそうなニュアンスを感じたのですが、どうなのでしょうか・・・ でないと宍戸錠さん出てきた意味がないじゃん。[DVD(邦画)] 8点(2010-07-17 13:59:17)《改行有》 86. 生きる 役所の実態をうまく反映していて内容としてはいいのですが、個人的にはいまひとつ好きになれない作品。どこが悪いのかはよくわからないが、強いて言えば葬式のシーンの印象が良くない。[ビデオ(邦画)] 6点(2010-07-17 11:41:44) 87. 七人の侍 20数年前、まだ黒澤作品の多くがビデオ化されてなかったころ、奇跡的にレンタルビデオ店でこの作品を見つけました。それはアメリカかどこかから逆輸入したのか店の関係者が日本に持って帰ったのかは不明ですが、英語の字幕でした。 昔の邦画は、早口だと何を言ったのか聞きとりにくいことが多いのですが、聞きとれなかった台詞を英語の字幕でなんとなくわかるという、不思議な現象を体験しました。 前置きが長くなりましたが、日本映画の最高傑作の呼び声高い本作を見て、その期待を裏切ることはありませんでした。 その数年後、劇場で見る機会がありましたが、その緻密な作りと高い娯楽性に改めて感激したものです。[映画館(邦画)] 10点(2010-07-17 11:12:09)《改行有》 88. 乱れる ストーリーはただのメロドラマなのに、この作品にはとても惹きつけられる何かがある。それが何なのかは自分でもよくわからない。強いて言えば、幸司の一途な気持ちと、礼子の揺れ動く女心が痛いほど伝わってくるからなのかもしれません。フランス映画を思わせるようなラストが印象的。[DVD(邦画)] 9点(2010-07-17 11:08:51) 89. 花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 岩井俊二ってハマる作品とつまらないと感じる作品と両極端なんだけど、この作品はハマった。 花のウソにだまされる先輩はバカっぽいけど、花とアリスの台詞のやりとりはほのぼのとしていて時に笑わせてくれる。アリスが父親から聞いた言葉を先輩に言うシーンとか、伏線もうまく張られている。どちらかというと友情のため身をひいたり、紙コップで得意のバレイを披露する蒼井優がおいしい役どころとは思うが、「ヒマラヤ杉に降る雪」や「リターナー」等個性的な役を演じてきた鈴木杏の「普通の女子高生」も引けをとっていない。リラックスして見れる良作。[DVD(邦画)] 8点(2010-07-17 10:54:27)《改行有》 90. 魔女の宅急便(1989) テレビ放映されるたびに、断片的に見たことはあったけど、クロアチアを旅行した時、ドブロプニクという街がこの作品の舞台のモデルになったことを知り、帰国後はじめて真剣に見た。ただ、モデルとなった街は、ストックホルムだとかポルトガルのポルトなど諸説あるようですが・・・ 箒で飛ぶ魔女が普通に街を飛んでいる世界観を、意外に違和感なく受け入れてしまうのは、ヨーロッパ風の異国的な街を舞台にしているからなのかな? 久石譲の音楽が良く、荒井由美の曲も意外と合っていて、ラストを爽やかにしているし、なにせヨーロッパの街を歩いた人にはなつかしさを感じる作品でした。 宮崎駿はこのころの作品が一番良かったと思う。[DVD(邦画)] 6点(2010-07-16 22:13:56)《改行有》
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