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プロフィール
コメント数 133
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介 【今最も観たい映画】
クイール!
【敬愛する映画監督】
ウォン・カーウァイ
【好きなジャンル】
単館系渋め映画、ホラー、サスペンス、SF、アニメ、犬関係
【苦手なジャンル】
大作系映画(つまりハリウッド映画全般)

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  魔女の宅急便(1989) 宮崎アニメの中で一番好きです。どのシーンにも無駄がなく、必然性が感じられるところは、「もののけ姫」以降の作品とは好対照です。脱線ですが、英語吹替版はいただけません。キキの性格が変わってしまったのとユーミンの歌が変わってしまったのはかなり痛いです。この辺りは、海外での大衆受けを狙うべきか、あくまでもオリジナルの作家性を守るべきか議論になりそうです。ちなみに海外でもコアなファンにはオリジナルの方が受けが良いです。10点(2003-12-07 09:19:28)

2.  機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 《ネタバレ》 ファンの間ではこの映画を含めたファーストガンダムは不可侵ともいえる絶対的な存在です。そしてファーストガンダムを基準にして他のシリーズを「許せる」「許せない」で判断する風潮があります。例えば、Zは許せるけどZZは許せないと言った場合、「ファーストガンダムを基準して」という暗黙の了解あります。物語のほうは静かで厳かな幕開けから、サイド6、テキサスコロニー、ソロモンを経てア・バオア・クーで完結しますが、無駄がなく且つ緩急や静と動のバランスがとれており、とてもテレビ版を継ぎはぎしたとは思えません。さらに言えば、本来はア・バオア・クーではなくジオンの本拠地であるサイド3で完結する構想だったのを、テレビの低視聴率の影響で短縮した妥協の産物であるのに、この完成度は奇跡です。前2編の伏線は、アムロはじめホワイトベースクルーの成長にその効果が確認できます。特に、アムロの未熟さや軍紀を乱す子供っぽい行動を執拗に描いた効果はてきめんです。また、荒廃した地球の戦線を延々と、少々冗長に描いたことで、宇宙の開放感が強く感じられます。様々な角度からこの映画を論じることができますが、私は「アムロとシャアの果てしない喪失の物語」として論じようと思います。シャアは、生い立ちからして失うものが何もない場所からスタートしていますが、今編ではララアと自身のプライドを失って涙を流します。ララアに関しては失って初めて彼女への愛に気付いたのではないでしょうか。この喪失感からシャアは本来の宿願であるザビ家打倒とニュータイプによる世界の変革という目標軸を一旦見失いかけます。一方、アムロの喪失はシャア以上です。母との心の繋がりを失い、マチルダさんを失い、父は自分の行動が遠因となって正気を失い、運命の出会いだったララアを失い、あれほどアムロに想いを寄せていたフラウ・ボウはハヤトの元に走ります。喪失感が深まるのと対照的に、彼のニュータイプとしての能力は開花し、鬼神のようなその強さは前人未踏の領域に彼を引き上げ、そのことが孤独感をさらに深めます。ララアの「あなたには守るべきものがない」という趣旨の台詞は、深く深くアムロに突き刺さったはずです。エンディングでは、そんなシャアとアムロにせめてもの慈悲が提示されました。シャアは自分の手でキシリアを誅殺することで目的の一つを達成しました。そしてアムロは、喪失の果てに何を得たのでしょうか。 9点(2003-12-12 10:31:25)(良:3票)

3.  砂の器 高校の時、社会科の先生が映画好きで、授業を潰してたまに映画を見せてくれました。その時に観た映画はどれも良かったのですが、この映画が一番です。9点(2003-12-07 10:57:12)

4.  紅の豚 豚を主人公にして、さらにその豚が森山周一郎の渋い声でカッコいい台詞をビシビシ決めてしまうなんて。この映画を観てアドリア海で飛行艇に乗りたいと思った人は私だけではないはずです。9点(2003-12-07 09:45:15)

5.  犬神家の一族(1976) 「八つ墓村」と双璧。大仕掛けな謎と怨念、おぞましい殺害現場、異相の怪人、どれをとっても一級のサスペンスです。金田一シリーズは、和風ホラー的な要素をうまく使っているから面白いわけで、オカルト的な謎を名探偵が見事に理論的に説明づけていく過程にカタルシスを感じます。8点(2003-12-15 11:01:08)

6.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> この作品の奥菜恵は神がかり的に美しかったです。思春期特有の脆さを抱えた精神を成長期で女らしくなりかけた肉体が包んでいるという感じが良くでています。こういう役は、すごく線の細い神経質そうな女の子が適役に思われがちですが、奥菜恵のような普通の(ちょっとぽっちゃりという意味で)女の子を持ってきて成功してます。山崎裕太より一回り大きく見えるのも思春期ぽくて良いですね。8点(2003-12-09 02:52:19)

7.  天空の城ラピュタ 宮崎監督が「血沸き肉躍る」と形容したそうですが、それ以上の形容詞はありません。面白かったです。8点(2003-12-07 09:36:49)

8.  東京ゴッドファーザーズ シッチェスの映画祭で観ました。地元の人にも大受けです。今敏監督の前作、全前作と違って、映像の連想によるシーンの切り替えを抑え、(今作では2箇所しかありません。)ストーリーの充実に力を注いだのが良かったのだと思います。全編笑いに満ちていますが、馬鹿馬鹿しい台詞のギャグと大仕掛けなどんでん返しギャグのコンビネーションが素晴らしいです。8点(2003-12-07 03:07:24)

9.  ロスト・イン・トランスレーション ソフィア・コッポラの性格が素直だからなのだと思いますが、良くも悪くも味も素っ気もないくらい一直線な映画です。テーマは、私のように外国語に日々悪戦苦闘している人間には非常に身近なので、観て良かったと思いました。私は仕事では英語でプレゼンもするし、契約の条件交渉もするし、飲みにも行きます。TOEFLだって誇れる点数を取りました。でも、それにも関わらず未だに「英語はやっぱり外国語」で、コミュニケーションのロスは結構あります。ましてや今勉強中のスペイン語なんて片言なのでロスだらけです。辛いことも沢山ありますが、外国で生活してきた経験からいうと、本当のコミュニケーション能力って語学力じゃないんだと思います。この映画でも、京都のお寺(神社?)での結婚式のシーンは、一切言葉が無かったにも関わらず非常に美しかったですよね。別の例で言えば野茂やイチローは英語喋りますか?でも幾ら稼いでますか?中途半端に英語を喋ることには全然意味は無くて、本当に大事なことは言葉じゃない所にあるのではないでしょうか。私にとってはそういう意味で、コッポラのテーマの掘り下げ方が足りない印象を受けました。最後に一つ付け加えたいのは、アメリカに住んでいると気づきにくいですが、日本もアメリカも世界的に見れば相当「特殊」な国です。アメリカ的視点から見た日本像をあまり気にしすぎないほうが良い気がします。とかく日本人はコンプレックスを持ちがちですが、ヨーロッパから見れば、最近はアメリカ人の傲慢さの方がむしろ問題視されてますので。##最後の最後に、ヒロインのお尻はキュートでした。7点(2004-03-14 09:25:43)

10.  ラスト サムライ これは渡辺謙の映画といっても良いのではないでしょうか?完全にトム・クルーズを食っちゃってます。圧倒的存在感。もっと国際的な舞台で活躍して欲しい俳優ですね。内容的には、かなり日本人に配慮している印象を受けました。最後の明治天皇の台詞なんて、日本人としてまったく共感できる言葉です。ハリウッド映画も進化したものです。さらに印象的だったのが、トム・クルーズがインディアン虐殺に関して強く後悔していたシーンです。ハリウッド映画として、アメリカの侵略行為を自省したなんて前代未聞ではないでしょうか。細かい時代考証の不備は、商業的に映画を盛り上げるための必要悪として、目を潰れる程度の失点です。観客は日本人だけじゃないですから、お決まりの芸者ガールと青い目の異人さんの恋は避けて通れないでしょう。あと、合戦シーンはハリウッドお決まりの単細胞的な迫力至上主義でしたが、まー良しとしましょう。減点要素は多少ありますが、結論としては「見る価値あり」の映画です。7点(2004-01-19 07:40:47)

11.  ルパン三世 カリオストロの城 略して「カリ城」って言うのを初めて知りました。読み方は「カリジョウ」?それとも「カリシロ」かな。 7点(2003-12-18 08:13:49)

12.  火垂るの墓(1988) 観ていると気持ちが重苦しくなって、とてももう一度見たいとは思えない映画です。私の場合、この重苦しさは、戦争の悲惨さを描いているからというより、少年の身勝手で独り善がりの行動から来ています。例えば、冴えない40男が、勤めている会社がしょーもないからという理由で脱サラして、無謀にも事業を起こして、結果家族を路頭に迷わせてしまったら、多くの人は同情などしないでしょう。清太がしたことは、この冴えない40男とそれほど違わないですが、戦時中でしかも子供であることで、見る者の感じ方が違ってくるわけです。さらに、ドロップ缶やほたるという小道具を使って、こちらに切なさを押し付けてきます。現実的で論理的な行動というのはどんな時でも尊重され選択されるべきですが、特定の状況下では難しいものです。だからこそ、清太に苛立ちを感じながらも、気分が重くなってしまいます。この映画から「反戦」という具体的なメッセージを読み取るかどうかは見る側の感受性や価値観次第だと思いますが、少なくとも私はそうは感じませんでした。しかし、こんなに気持ちを重くさせる映画も他にはないので、ある意味凄い映画だと思っています。蛇足ですが、この映画は海外でも非常に高い評価を受けています。バルセロナでも大きなDVDショップには平積みで置いてあります。日本人の太平洋戦争観というフィルターを通さずとも、訴えかけるものはあるということです。7点(2003-12-14 05:18:42)

13.  Love Letter(1995) これまでの作品(劇場長編ではない)と全く違う作風でデビューして、当時の岩井俊二はちょっと謎を秘めた期待の新人監督としてまさに時の人でした。慶応大学在学中で芥川賞を受賞したばかりの若手小説家みたいな感じですね。この作品も良いと思うのですが、それよりも「次は何を撮るんだ?」という周囲の期待を大きく膨らませました。仙台出身だし、当然私も期待しました。「PiCNiC」に続く。。。 7点(2003-12-10 07:29:32)

14.  八つ墓村(1977) 400年前の悲劇の怨念と大正末期の狂気の事件がうまくオマージュされていて、本当に良くできた話だと思います。映像的にも、ジメジメした鍾乳洞、不気味な双子のお婆さん、狂気の座敷牢など、うまくできています。最後に金田一耕助が全て合理的に謎を解きほぐしてくれるとわかっていても怖いです。渥美清の金田一は賛否両論だと思います。やはりシリーズもので固定のイメージが出来上がった役者は難しいと感じました。ただし、豊川悦司版金田一とどちらを見るか迷ったら、こちらをお勧めします。 7点(2003-12-09 05:41:58)

15.  踊る大捜査線 THE MOVIE 会社の先輩と営業をサボって見に行きました。サボった甲斐があるほど面白い映画でした。「あー面白かった。じゃー飯でも食いに行こうか?」という映画ですが、エンターテーメントとしては同じような系統のハリウッド映画にも負けてません。テレビドラマよりつまらない映画はいっぱいあるし、たとえこの作品が「映画的」ではなくても、面白ければ良いと思います。ちなみに私はTVシリーズは2,3回しか観てなかったのですが、充分楽しめました。7点(2003-12-08 22:24:41)

16.  ラヂオの時間 「映画とはこうあるべきだ」と言う大上段に構えた確固たる映画論に対して、三谷幸喜なりの悪ふざけたっぷりの強烈な返答に感じました。考えてみれば、世の中にはミュージカル映画もあるし、ドキュメンタリー映画もあるわけで、「演劇映画」みたいなジャンルがあっても良いと思います。ようは面白ければスタイルなんて関係ないと。7点(2003-12-08 10:21:43)(良:1票)

17.  千と千尋の神隠し 映画としてのまとまりもあるし、魅力的な登場人物も多いし、教訓的な話でありながらそれほど説教臭さもないし、非常に良い作品だと思います。しかし、ちょっと話が話が複雑になり過ぎて、それ故に「やっぱりラピュタが最高だった」とか「ナウシカの方が好きだな」という人が後を絶たないのでしょう。監督としてあまりにも名前が売れすぎると色々と難しいですね。 7点(2003-12-07 10:17:59)

18.  鬼平犯科帳 原作小説の中でも人気の高いエピソード「狐火」「蛇の眼」を基にしたオリジナルストーリーです。作品としては8点を付けたいですが、これ1本では鬼平犯科帳の面白さを網羅的に伝えきれないのでマイナス1点です。7点(2003-12-07 09:06:37)

19.  リング(1998) 原作に忠実なストーリーとキャスティングにしたら、ここまでヒットしなかったかもしれませんが、個人的には原作の後からジワジワくる怖さのほうが好きです。脱線ですが、海外版(ハリウッド版ではなくオリジナル)のDVDパッケージは貞子の「あの顔」のアップです。元も子もないようなネタばれパッケージにしらけてしまいます。7点(2003-12-07 03:38:04)

20.  さよなら、クロ ドラマとしてはくだらないですが、やっぱクロが可愛かったので、最後まで飽きずに見てしまいました。犬ものは弱いので。ストーリーのメイン(?)となっている恋愛部分に関しては、一応哀愁があってそんなに酷くないとは思いますが、ないほうが良かったですね。クロの話とあまりシンクロしてないし。もっと犬と人間の触れ合いだけに焦点を絞って、「硬派な犬もの」にすれば良かったのに。6点(2004-03-03 23:09:20)

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