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プロフィール
コメント数 47
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介  敬愛するマルクス兄弟の次男 (僕も次男です) にして、知る人ぞ知る屈指の男性ハープ奏者、ハーポ・マルクスよりハンドルネームを拝借。彼と同年代のチャップリンに始まり、同じく同年代のキートン、ロイド、そしてサイレント期を含めた「クラシック」映画を、喜劇を中心に邦画・洋画問わず、こよなく愛しています。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  男はつらいよ 寅次郎夢枕 《ネタバレ》  冒頭から、帰郷した寅さんがまた旅に出て行くまでにかけての、一連のシークエンスが秀逸。珍しく早い段階で帰郷した寅さんを巡って、とらや一家が自分のことを褒め称えてくれる様 (本当は、早速ヘソを曲げかけた寅さんへの対処策) に感激して改悛し、御前様もわざわざ彼を褒めに訪れ、早速翌日、彼の縁談でみんなが奔走するも、結果は案の定無反応。そこへかかって来た、寅さんへの縁談の電話。これを、電話に出た二代目おいちゃん・松村さんの受け応えのみで展開させる描写が、とても良かったですね。  また、中盤から登場する、午前様の甥である東大助教授・岡倉先生。これを演じるのは、その後のシリーズにも脇役で登場する、米倉斉加年さん。自身も東大卒である山田洋次監督が、大学の研究者をカリカチュアして、変人として描いているのは、ちょっと誤解を六回ほど与える危険性もあるものの (笑) 、なかなか徹底していて、これはこれで面白かったです。[地上波(邦画)] 10点(2005-07-31 17:36:49)(良:1票) 《改行有》

2.  男はつらいよ 葛飾立志篇 《ネタバレ》  マドンナの筧礼子「先生」が、眼鏡をかけて考え事をしながら歩いていた…と、米倉斉加年さん扮する巡査が話していたのを、耳をダンボにして聴いていた寅さん。早速、眼鏡屋から自前の眼鏡を買って登場。そこの主人を初め、周囲の人は茫然自失の怪訝な顔。先述の巡査も、すれ違い様にそれが目に入って、思わず自転車からずっこける。直後、場面は帝釈天へ。結び付けられていたお御籤をいじっている源公の前で、インテリぶって眼鏡をずり上げる寅さん。声を殺して笑い続ける源公の側から、御前様が登場。「考え事をしていました」という寅さんに、「いったいぃ、ナニを考えておったのかニ?」「はい、己について考えておりました」「己について…お前が…!」こうして、久しぶりに御前様からお茶に誘われた寅さん、「昔、中国にぃ…達磨ジェン師という偉い坊さんが…」という講釈を垂れる御前様の後に付いて行くか、と思いきや、まだ声もなく笑いのツボにはまっている源公の所へ小走りで戻り、「…達磨ジェン師!」と、御前様の口調を真似た掛け声と共に、源公を一撃で蹴り倒す。御前様の笠智衆さんの、あの独特の台詞回し。そして、渥美清さんと佐藤蛾次郎さんのコンビが先述のシーンで見せる、タイミングと動きの抜群の巧さ。全体の一部のシーンですが、これ自体が完成したコントのように思われる、秀逸なものだと思います。[ビデオ(邦画)] 10点(2004-02-10 15:32:43)(良:2票)

3.  七人の侍 《ネタバレ》  英語字幕付きのアメリカ版ビデオを、Amazon.comから買って、何度も何度も観た映画。  2000年5月、地元の総合図書館が主催した黒澤明映画祭では、この『七人の侍』が抜群の集客力でした。僕が最も好きな「侍探し」の一連のシークエンスの中で、勘兵衛の武勇と優しさにしびれ、木刀代わりの薪を上段に構え、戸口で待ち伏せしている勝四郎を見破った五郎兵衛の「はっはっはっはっは…ご冗談を」には、勘兵衛と一緒になって膝を叩いて感嘆し、五郎兵衛が「ところでお主…野武士を、30人ほど斬ってみる気はないかな?」と持ちかけられた途端に、ガタッ!と薪割りを仕損じる平八に大爆笑…と、観客が素晴らしく一体となって食い入るように観入ったのを、昨日のことのように思い出します。  今や伝説となった、クライマックスの豪雨の中の死闘の末、久蔵と菊千代を失いながらも野武士を全滅させたシーン。勘兵衛に「野武士はもうおらん!」と宣言された瞬間、子供のように慟哭する勝四郎。その瞬間、安堵感と疲労でがっくりと膝を着く「連合軍」のロングショットの虚ろな美しさ。その時、会場から思わずすすり泣きの音がちらほら…。劇場で観られたことを誇りに思います。[映画館(邦画)] 10点(2004-02-03 15:24:27)(良:1票) 《改行有》

4.  国士無双(1986)  衛星映画劇場で放映されていた時に、30分経った辺りから何気なく点けて観たのですが、中井貴一さんが原田美枝子さん (終了後に、ネットで調べて彼女だと判りました) をおんぶしようとしたり、フランキー堺さん扮する伊勢守 (本物) との対話・その後の決闘など、終始一貫している脱力感と間抜けっぷりには、ハマりました。いや、今もずっとそうです (←現在完了形) 。  それにしても、特定の台詞の可笑しみを、さらに強調するべく瞬間的にインサートされる映像 (にゃ~んと鳴く猫の顔のクロースアップや、鰻の蒲焼を焼く模様) の数々には、大笑いしました。もし、今度放映されたら絶対に録画しますぞ![CS・衛星(邦画)] 9点(2005-06-30 20:27:51)《改行有》

5.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》  タイトルバックが鳥瞰撮影という、シリーズの中でも珍しいオープニング。序盤のサブプロットで登場する、森繁久弥さん・宮本信子さんという名優が登場するのを暗示しているかのよう。中盤辺りから登場する、 (寅次郎曰く「スケベ医者」の) 山下医師。これを演じているのは、後に二代目おいちゃん役として出演する、松村達雄さん。渥美さん、松村さん、そして初代おいちゃんの森川信さんが、束の間だけ同じ画面に登場してのやり取りが、もう堪りません。  松村さんは、おいちゃん役以外でも『男はつらいよ』シリーズに度々出演していますが、本作での山下医師は特に秀逸。「あの先生はなぁ、自分の腕に自信がない時は、すぐに他の医者を紹介するんだ。その点じゃあ、信頼出来るぜ」と、おいちゃんが珍妙に評して言う彼は、若尾文子さん演じるヒロインが寝込んだと (誤って) 聴くや、息せき切って駆けつけるものの、具合が悪いのは寅次郎だと聞かされるや、呆れて帰って行くという豹変ぶり。  また、終盤近くで、寅次郎が診療室に乗り込んで来た時も、何と咥え煙草で「はいぃ。息を…ふぅーーと吸ってぇ…」と、長髪の患者を聴診中という有様。直後、その患者が「男」と判るや、松村さん独特の「バカァ!」が炸裂するというシークエンス、BGMもない地味なものですが、非常に秀逸なおかしさでした。  (*2005年6月30日付け追記:松村達雄さん逝去の報に接し、追悼の意を込めて再見しました。松村さん、貴方は素晴らしかったです)[ビデオ(邦画)] 9点(2005-05-07 14:00:39)(良:1票) 《改行有》

6.  クレージー作戦 先手必勝  バックに流れる、青島幸男さん作詞の『いろいろ節』が愉しい、オープニングのクレジットロール:「ア、いーろいーろ~あるーよ、いーろいーろね。そんなこーたどーでも…いぃぃぃぃぃっじゃねえか」という、植木等さんの歌声は、ライトモチーフとして劇中にも再登場。その直後に、ハナ肇さんも少し歌声を披露。やっぱり、クレージーキャッツは音楽が中核であったことが、再認識出来ます。開巻直ちに、ごろ寝している植木さんが『スーダラ節』を口ずさんでいるクロースアップ…と思いきや、カメラはぐんぐん引いて行き、何と彼が留置場に拘留されていた、というギャグ。警備員や同じ房の拘留者たちに、「いやぁ!どうもご苦労ご苦労!」と鷹揚に声をかける、植木さんならではの無責任男ぶりは、特に秀逸です。[CS・衛星(邦画)] 9点(2004-10-29 16:23:11)

7.  吾輩は猫である(1975) 《ネタバレ》  明治時代の庶民、富豪、貧乏インテリの家庭の様子が垣間見られたようで、あの独特の空気が印象的でした。蛍光灯がない時代の家って、やっぱり今と比べれば薄暗く感じられるものですね。それにしても、東風さんの考案した「俳劇」の劇中劇が笑えました。高浜虚子のある俳句が出来るまでだけ (!) の超短編一幕ものにも関わらず、舞台に柳の木を植え、そこに生きたカラスを縛り付け、おまけに裸の美女 (既に、イメージは苦沙弥先生の姪・雪江さんで決定済み) に行水させるというセット。そこへ、何故か花道から、寒月さん扮する高浜虚子が飄々と登場、舞台の全景を見渡し、感嘆の声を漏らして「行水の 女に惚れる 烏かな」という句を読んで、おしまい (笑) ほんとにこれを全部見せてくれるという市川監督の発想にも、笑えました。  あと、三波伸介さん演ずる高利貸の滑稽な尊大ぶり、そして終盤で大臣候補から降ろされ、落胆して一転してのコミカルな物腰:「 (溜息) 煙草もない… (湯呑みの蓋を取り、口元へ持って行って初めて空っぽなのに気付き、無言で凝視してから) …お茶もない。ナンニモない」――まさに喜劇役者でしたね。[CS・衛星(邦画)] 8点(2004-09-10 12:53:55)《改行有》

8.  ニッポン無責任時代  植木等さんやハナ肇さんが、所々で「まったく、戦後生まれの奴らは…」「まったく、最近のニッポンは狂っとる!」と文句を言うのが、妙に印象的でした。今も、この頃から変わってないどころか、ますますひどくなる一方なんだよな…。[ビデオ(邦画)] 7点(2005-03-24 17:10:41)

9.  娘道成寺 蛇炎の恋  私生活でも、日本舞踊を習っているという牧瀬里穂さんですが、本職の中村福助さんに比べて、彼女が実際に躍るシーンが非常に少なかったのが、何とも残念です。モダンバレエの練習シーンは多かったのですが…。それにしても、ラストシーンが難解で…。牧瀬さんの変わらぬ美しさに、6点啓上します。[映画館(邦画)] 6点(2004-10-28 22:20:35)

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