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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 アニメーションもここまで来たかという圧巻の芸術性に痺れました。 非オタク向け、非スイーツ向けのアニメとしては最高でしょう。 例えば、美術館に行って絵画を楽しめる程度の、文化的リテラシーがある大人なら間違いなく楽しめる作品ですし、子供が見ても充分面白いでしょう。 あえて減点ポイントを上げるならば、最大の見せ場である月の住人の降臨が、やや期待はずれ。 日本古来の世界観に思いを馳せたいシーンですが、なぜか菩薩が降臨して仏教説話みたいになっているのはかなり疑問ですし、彼らが奏でる音楽も単なる現代西洋音楽なのは興ざめです。 事あるごとにクローズアップされる主人公の歌、琴の音も単なる西洋音楽であり、あからさまにマイナーコードに転調したりすると折角のロマンが壊れますね。監督の意向を受けて作曲しているだけかも知れませんが、ジブリ作品ではたまに音楽がちぐはぐな作品が見受けられ、何も毎回久石譲氏にオファーをする必要はないのではないかと個人的には思っています。[映画館(邦画)] 9点(2013-12-15 13:33:32)《改行有》

2.  のだめカンタービレ最終楽章 後編 《ネタバレ》 前作まで観てきた人にとってはもちろん観る価値のある映画で、特に上野樹理は本当にピアノ弾いてるように見えるし、素晴らしいんだが、どうにも消化不良気味。結局シュトレーゼマンの病気はどうなるのかとか、オクレール先生とのだめの関係はどうなるのとか、完結編にしちゃもやもやしたところが多すぎるし、のだめの心境の変化も演奏シーンで全て語った気になられても困る。ファンには怒られるかもしれないが、こんなに駆け足で終わるくらいなら清良のコンクールの方が要らなかったような…。もう一作作ってもいいのでは。[地上波(邦画)] 6点(2011-04-30 15:25:45)

3.  鴨川ホルモー 栗山千明wその顔www姉さんマジパネェっすw  …と、まあ何かそれだけの映画だった気がしなくもないが、それだけのために見る価値がある気がしなくもない。なぜ彼女が女優生命を賭してまで『ゲロンチョリー』なる世にも恐ろしい台詞を叫ばねばならなかったのか、全くもって意味不明だが、それ一発でこの女優の大ファンがまた1人ここに生まれたことを考えると……女優って、大変な職業っすね[DVD(邦画)] 7点(2011-01-03 19:39:04)《改行有》

4.  ハウルの動く城 初めて宮崎駿の失敗作を観たという印象。千と千尋から毒気を抜いたらこんな感じ。原作への中途半端なリスペクトからか、原作をぶっ壊して自分のやりたいようにやることもできず、かといって自分の主張を押し殺してつつましく原作の再現のみに徹するようなタマではなく。キャラ立ちしているおかげで退屈すぎるというレベルには陥ってはいないが、ジブリにはもっと完成度の高い作品を期待したい…[地上波(邦画)] 5点(2010-07-19 17:06:16)

5.  告白(2010) 人と人となんてのは分かりあえる生き物ではなく、そもそも誰しも本当の自分なんて他人に分かって欲しいとも思っちゃいない。心のすれ違いという言葉では生ぬるい、もっとドロドロとした沼底みたいな見通しの悪さが社会にはある筈で、そこにエゴという黒い汚染が混入してしまうと仮初めの秩序はいとも簡単に乱れる。みんなそれに気づいてはいるんだけれどもあえて知らないふりをしていて。そんな当たり前のことをこの映画は深く抉ってつきつけてくるから、不快だ、怖い、ナンセンスだと思いつつも目が釘付けになる。決してまた見たいと思う作品ではないので1点減点はしたが、正直面白かった。それにしても松たか子はすごい。抑える演技をしつつも、突如内側からものすごい輝きを放つ瞬間を見せたり、次の瞬間にはオーラをかき消したり。主演の割に彼女の出番が少なかったのが一番残念。[映画館(邦画)] 9点(2010-06-19 23:45:05)

6.  崖の上のポニョ すごいなぁ。宮崎駿。本当に。まず非凡な色彩感覚によって描かれた美しすぎる絵!この絵が動くという、それだけでもう感動してしまう。CGが飛び出るなんて浅い感動とはわけが違う。クラゲが動くだけでゾクゾクしてくる。そして観る者の心をごくごく小さな振れ幅でプラスやマイナスの方向に翻弄する演出。ほんのちょっと嬉しくなって、ほんのちょっと不安になって、ほんのちょっとワクワクして、ほんのちょっと怖くなる。宮崎駿の計算のうちに易々と感情をコントロールされるこの快感は、名指揮者やソリストの非凡な解釈による音楽を聴いて鳥肌がたつときの感覚に近い(というかこの作品自体、どことなく音楽的なものを感じる。音響的な意味ではなく、演出的、構成・展開的な面で)。加えて千と千尋に比肩するイマジネーションの奔流…全くどこからこんな発想が生まれるのやら、尊敬する他ない。 世の中のハードルは滅茶苦茶に高いようで、必ずしも評価の芳しくないこの作品。でも私のような少数派の人間のためにも、宮崎氏にはこれからも名作を作り後世に残して欲しいと切に願います。テレビ放送で見てしまったふとどき者の私ですが、BD必ず買いますから…[地上波(邦画)] 9点(2010-02-06 13:15:50)(良:1票) 《改行有》

7.  天空の城ラピュタ よく「宮崎駿はもうラピュタのような作品を作れない」と嘆く声を耳にするが、それは勘違いというものだ。作家というものは作るからには全力投球、自分の思う最高のものを作らなければならない。そして最高のものを作ってしまったからには、次は全く別のアプローチでまた全力投球しなければならない。監督はお子様向けドンパチアドベンチャーの最高傑作を作ったと思う。でもラピュタ2はもういい。監督にはやはり大人も楽しめる傑作を作り続けて欲しいというのが時代のニーズというものだろう。[DVD(邦画)] 5点(2010-01-10 12:52:36)

8.  のだめカンタービレ最終楽章 前編 《ネタバレ》 商業目的の音楽映画としてはかなりの良作。 それぞれに問題を抱えたメンバーがぶつくさ文句をたれながらも、音楽に対する情熱で一つにまとまっていくというストーリー展開はステロタイプながら、1812の尺などフジが一般大衆向けに作った娯楽作品とは思えない長さを誇っており、全編を通じた音楽的充実感はかなりのもの。ドラマ同様、役者陣の演奏シーンなどは吹き替えとは思えないほどしっかり作りこんであり、玉木宏の指揮の説得力も抜群。演奏シーンの見ごたえは『天使にラブソングを2』とまではいかないまでも(あれは破格)、『スウィングガールズ』『ブラス!』など足元にも及ばず、特に主役2人の役者魂が十分に感じられた。クラシックが好きでのだめを観ているというファンなら間違いなく満足できるのでは。面白かった。後編も期待。[映画館(邦画)] 8点(2010-01-02 22:32:05)《改行有》

9.  なくもんか 前半はいつものクドカンコメディーらしさ全開で面白い。でも後半、観客がもう話も終わりそうだな、となってからが長い。そしてクライマックスのシーンもなんだか収集がつかなくなった感がある。落ちがついた瞬間、観てる方には?マークがいっぱい浮かぶ。それも狙いなのかも知れないけど…。カップルや友達同士で見るならお互いかなりのクドカン好きじゃないとちょっと気まずい。 竹内結子はめっちゃ綺麗。エンドロールのいきものがかりも世界観に合っていて良。(邦画洋画問わず最後に大人の事情で流れる『主題歌』で雰囲気がぶち壊しになる映画の多いことと言ったら…)[映画館(邦画)] 6点(2009-12-02 21:10:07)《改行有》

10.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 全く先の読めないストーリーに、一癖も二癖もあるキャラクターたち。次から次に繰り広げられる意外性のある展開がいちいち面白くて仕方ない。特に両親が唐突に豚と化す展開とカオナシが本性を現す場面は凄い。こんな作品世界で宮崎駿意外に誰が撮れるだろう。これだけの才能があるからこそ『となりのトトロ』なんて化け物みたいな作品が出来上がるわけだ。疑いようのない傑作だと思う。[地上波(邦画)] 9点(2009-06-13 12:28:47)(良:1票)

11.  パコと魔法の絵本 下妻、松子と個人的に大ヒットだったので、流石に3度目は無いか、と半分期待はしていなかった。ストーリーも予告や特番で先が読めそうな内容だったし、そこまで良い評判もないし…とがっかりを覚悟で観て来たが…なんの何の、今回も大当たりですよ!!ストーリーこそ平凡なものの、監督の演出手法は冴えにさえている。映画館で右隣に座った人も左の人も、その向こうも(そして私も)、大の大人が皆して泣きまくっていたかと思えば、その涙も乾かないうちに客席中で爆笑している。本当に幸せな2時間だった。監督、流石です。役所広司の演技も本当にすばらしい。[映画館(邦画)] 9点(2008-09-13 23:27:28)

12.  真夜中の弥次さん喜多さん クドカンって生粋のコメディー人だとばかり思っていたので、本作のブラックさにはちょっと驚いた。同じコメディー脚本家でも、三谷幸喜とはかなりベクトルを異にする作家なのだと改めて思い知らされたというか。もちろんクドカンらしく笑えるところは盛りだくさんなので、お笑いを期待して観ても損はないと思うが、私は観た後正直ちょっと凹んだ。[DVD(邦画)] 6点(2008-08-15 01:35:46)

13.  となりのトトロ 《ネタバレ》 世の中にいつ見ても泣ける映画は数あれど、見るたびに泣けるポイントが増えていく映画と言うのは珍しい。今回はラスト30分涙垂れ流し状態だった(苦笑) 圧巻なのはラスト、メイの失踪にかけての空の描写。息をのむような夏の青い空をこれでもかと見せつけ、その中で不吉な報せがもたらされる。徐々に空の光はくすみ、紅みが増し、黄昏が訪れる。その全ての空の色に見られるこだわりが半端ない。この一連の空の情景を美術的な最大の見せ場としているのだが、なんとその空の色彩のみでクライマックスにかけての時間経過を説明し、登場人物たちの焦燥感を演出してしまう。こんな荒業、アニメでしかできない。 子どもは子どもの目線で楽しく見ることができるし、大人は大人の目線で唸り、涙することができる。間違いなくジブリの最高傑作だろう(と、『紅の豚』に関しても思っているのだがどうしたものか)。[地上波(邦画)] 10点(2008-07-19 01:28:39)(良:2票) 《改行有》

14.  ゲド戦記 前評判ほど悪くない。確かに宮崎駿は天才すぎる。同じ絵で息子のを見せられると、どうしても比較して物足りなく感じるのは然りだろう。しかし一番評判が悪いストーリーに関しては説明不足とか起伏に乏しいとかは特に気にならなかった。そもそも原作だって暗くて重苦しくて哲学的で…、決して子どもが手をたたいて喜べる、面白くてページをめくる手が止まらないといった類の作品ではなかった。 個人的な話をすると、原作の『ゲド戦記』と言えば小学校の図書館で1、2巻にはまり、第3巻を親にねだって買ってもらったという結構思い入れの強い作品。この映画の正直な感想を言えば「原作のストーリーと全然違うくね?」という、何ともまあ残念な気持ち。影とかテナーとかいった主要キャラは確かにちゃんと使っているが…。本当はもっと原作を大切にして欲しかったし、ルグウィンの気持ちを考えると、親父さんが撮るのが筋だろうと思う。 しかし息子さんも頑張ってくれている。クモや竜のキャラ造形は結構良いし、絵の雰囲気も作品の世界観を損なっていない。ストーリーを追う映画ではない(そういう映画も沢山ある)と思えば、普通に鑑賞できるレベルには仕上がっていると思う。素人が初めて監督したと思えば軽く及第点なのでは。監督の次作があるならぜひ映画館に足を運んで、その成長を見てみたい。[地上波(邦画)] 5点(2008-07-12 12:13:13)《改行有》

15.  TRICK トリック 劇場版2 どうしようもない駄作だった1につづいて、本作は輪をかけて観るに耐えない。小ネタはもはやマンネリ気味。持ち上がる岩や毒の沼といったCGのチープさといったら映画館で見るレベルではない。寄る年波に勝てず、全盛期の見る影もなくなったプロスポーツ選手を見ているようで、ファンとしては非常に複雑な心境になった。[映画館(邦画)] 3点(2008-06-07 13:20:27)

16.  TRICK トリック 劇場版 テレビシリーズは全作見たが、小ネタの質もトリック自体もこの映画よりもはるかに面白かった。ではこの作品に映画ならではのスケール感や豪華さが備わっていて、それらの欠点を補っているのかというと、さに非ず。愚にもつかないとはこのことか。[DVD(邦画)] 3点(2008-06-07 13:12:12)

17.  リング(1998) 《ネタバレ》 全体を覆いつくす閉塞感、観客の興味を引き付けて離さない設定とストーリーテリング、有無を言わせぬ説得力を持った『呪いのビデオ』の映像・音声、そして目まいがするほど壮絶なラスト。直接的な恐怖描写は大して多くないにも関わらず怖気が止まらない。そして鑑賞後も頭にこびりついて離れない貞子という人間。これは本当にフィクションなのか? 衝撃的な公開後、数多の関連作品や類似作品が濫造されてもなお、10年経った現在もこれ以上のホラーは現れない。そういう意味で、もうこれは10点献上せざるを得ないと思う。原作の旨みを十分に活かしながらも、野暮ったいところは改変してあり、それらがすべてよい方向に作品を昇華させている。本当に奇跡としか言いようが無い。当時、何の予備知識も無しに映画館でこの映画と出会えた人はどれだけ幸せだっただろう。[映画館(邦画)] 10点(2008-06-07 00:03:36)《改行有》

18.  僕の彼女はサイボーグ それなりに面白かった。 注意せねばならないのが、これは「邦画」ではないということ。出演者こそ日本人だが、脚本がもろ韓流映画、韓流ドラマだ。台詞が多く、狙った使い回しが鼻につくきらいがある、アレ。小出恵介はじめ、レストランで食事する一般人ですら日本語を喋っているのが奇異とさえ思えるほど韓国人の行動をとるので、韓流嫌いの方はある程度覚悟して鑑賞すべきかと思う。 ただし、クライマックスはお家芸のお涙頂戴かというと、これがどっこいすごいことに。あまりに現実離れしたあのシーンに、リアリティなんて●●もろともずたずたにひび割れして木っ端微塵。観客を唖然呆然とさせ、感情移入するスキを与えない(いいのか!?)ときている。泣きたい人より笑いたい人向けの映画かと。 それにしても蛭子さんのあまりのちょい役っぷりに笑えた。視力2.0くらいないと気づかないのでは(笑)[映画館(邦画)] 5点(2008-06-01 00:20:29)《改行有》

19.  犬神家の一族(2006) この映画は、旧作と比較してこそ意味があるものだと思う。誰々役は昔の女優と今の女優どっちが良いかだとか、石坂浩二が老けただとか、監督は現代の人にそういう比較をどんどんして欲しいと思ったのではないか。未だ衰えぬ監督の手腕によってスポットライトを浴びているのは、現代映画界を担う映画人だけではない。旧作に登場した往年の名俳優であり名女優もまた、本作の影の主役たちである。旧作と全く変わっていないからこそ感じられる全編にわたるノスタルジーと、旧作と唯一変わっているからこそ鮮烈な印象を焼き付けるラストシーン。映画館で見て、素直に良かったと思った。[映画館(邦画)] 7点(2008-03-19 01:03:38)(良:1票)

20.  それでもボクはやってない これはもうホラーだと思った。こんな無茶苦茶な裁判で自分の社会的地位が失われるかと思うと、満員電車が怖くて夜も眠れない。この圧倒的リアリティーを持った映画が、一般人からすれば全く「あり得ない」裁判を描いているという皮肉。おー、怖。[地上波(邦画)] 7点(2008-03-01 23:58:04)

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