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コメント数 58
性別 男性
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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  青春の殺人者 “親殺し”という序盤のの陰惨さ以上に、水谷豊演じる主人公の青年らしさというか、むしろ子供らしさ、嘘の無さみたいな所が印象深くて、純粋さを強く感じるし、強く共感できるから感動できる。自分の汚されたく無い部分を持ち、それを否定するものに敏感に反発する。そんな自分でも理解できないくらい強い衝動が発端となり親を殺してしまう。両親の死のあっけなさと、思っていた以上に変わらない日常。次第に湧き上がる実感とはうらはらに、自分が親を殺してまで守りたかったものすらも理解できてないし、父親への愛情すらも湧いてくる。全ては自分の弱さであることはどこかで分かってる。親は欲しい物を与えるくせに熱中すると奪おうとする。でも知っていた。そんな事は分かっていて与えてもらう事を選んでいた自分の弱さ。死にたくても死ぬ事すらままならない憶病さ。小さな虚栄心が崩れさった瞬間こそが青春の終わりなのかもしれない。演出も計算されてて配役も絶妙。原田美枝子も体の成熟さに似合わず子供っぽい顔が役にはまっていた。この作品の素晴らしさは言い出すとキリが無さそう。傑作。[ビデオ(邦画)] 10点(2006-07-21 03:12:46)(良:2票)

2.  MIND GAME マインド・ゲーム(2004) 映像、音楽、ストーリー、全てが最高。アニメの限界超えまくった。カメラワークを思わせるようなカット割りなど、映画に近づき続けたアニメが、その到達点からもう一度アニメの新領域を開拓した感じ。アメーバ状に変化するポップでコミカルなイメージや、一つ一つの映像やストーリーでは極限にアニメ的でありながらも、軸のしっかりしたリアルな人間らしさを持ったキャラクターと作品の素晴らしさに感動した。生きていく事はただ走る事、突っ走る事。社会に不安や恐れもあるけど、そこでしか生きていけないし、そこ以外には何にもない。鯨の腹から出てきたとき見えた日常の何気ない最初の風景がどう変わって見えたか、それが一番の収穫なんやと思う。地球には悪いやつも、良いやつも、普通のやつもおる。強いやつも、弱いやつも、ガタイ良いやつも、ヤクザも子供も。そんな中で、自分で感じて表現し、気持ち次第でいかようにも変えられる人生がそこにあるなら、とにかく殻破って自分の体で頭で猛ダッシュ。アニメでしか表現し得ない応援歌みたいなこの映画をもう一度見たくなる日が来るに違いない。[DVD(邦画)] 10点(2006-04-25 06:26:39)(良:1票)

3.  ビジターQ 《ネタバレ》 絶対友達と見れない面白い映画ランキング堂々の1位!はじめの内は、社会問題に鋭くメスを入れるんかな?とか思って見てたけど、全然違ったわ。ってか脳天気ぃ~。ブラック過ぎて笑えるか!笑うわ!こんなん真面目な顔して見てられんわ!社会問題のデパートみたいな家庭(表現古!)やけど、こんなにグロいけども、温かい感じに違和感を感じながらも、ここにあるような無償の愛こそが家族愛だ!って言い切ったね三池は。母に帰るんだ人間は。ラスト遠藤憲一が鉈持って飛びかかっていくシーンは映画史に残る。。。。残らんか。[ビデオ(邦画)] 10点(2006-04-24 02:39:33)

4.  羅生門(1950) 黒澤映画の中じゃこれが一番好き。黒澤明の楽しませ方とか、映像へのこだわり方とか全部詰まってる。カメラワークも他の黒澤映画に負けないくらい良かったし、あの豪雨の演出はすごかった。音の勢いも水の重苦しさも半端じゃなかった。雨をよけている屋根の下の空間っていうのが切り離されてポツンとした空間として出来上がってた。殺陣ってゆうかタテもあれだけ鬼気迫る動きと表情だと息をのむ。無茶苦茶やけど黒澤らしくて良い。刃物で切りあうんだからあれぐらい必死じゃなきゃな。みんな自分勝手に言いたいように事実曲げんのもアホくさいけど何か真をついてるし。これだけ色んな楽しさが詰まって88分だからね。すごい。[ビデオ(邦画)] 10点(2006-04-19 02:40:34)

5.  太陽を盗んだ男 どこを切っても極太なパワフルで勢いのある展開、ストーリーは圧倒的。沢田研二という独特な雰囲気の俳優をうまく利用し成立させている。まさに非日常。まさしく最高の工ンターテインメント。倫理に縛られて羽なんてのばせるか!。ジュリーを映し、見つめるようなツヤツヤまん丸な原爆。カの象徴。大き過ぎて手に負えない力が俺もほっすいー。[DVD(邦画)] 9点(2006-07-27 06:13:58)

6.  鉄男II BODY HAMMER お金かけるとつまらなくなりそうな作品だけど、前作をより上回って面白い作品に完成した感じ。無駄に意味の無いところにお金をかけている訳でもなく、あえてチープな部分を残す事でインディーズ感を残したあたりが上手い。前作以上にロックな疾走感を増した感じ。前作はどうしてもお金かかってない分、コメディー色強めで逃げるしかなかったけど、今回でしっかりとしたストーリーも仕上がった。これやりたかったんやなぁ、って納得。ゾクゾクする作品。破壊の美しさ。[DVD(邦画)] 9点(2006-04-24 19:49:51)

7.  秋刀魚の味(1962) この作品に詰まっているのは、戦後敗戦国日本での紳士の在り方とか、父としての在り方、友人関係の在り方の美学だと思う。実は通り過ぎてみれば戦争なんてどこか遠くに感じてしまうものなんやろうな。そりゃそうか。何故か分からん内に信じてきたものが崩れ去って、何故か分からんけど数年後には普通に暮らせてるんだから。この時代にこの作品見た人は何を思ったんやろう。映画の中の温かさや考え方が色んな人に影響を与えたんやろうな。心打たれて高度成長期乗り越えた(かな?)。ありふれた日常の一面にある人生のほろ苦さを通じて本当の幸せに気づくこの作品は、まさに秋刀魚の味。小津作品の中で初めて見た作品。当初は低い固定アングルにも、力みがなくてリズム感あるセリフの数々にも驚いたな。笠智衆って良い俳優やなぁ。あの背中からブワーっと出てる哀愁はやばかった。あと、岩下志麻がすごく綺麗だった!すごく都会的で洗練されてるのが伝わってくるし。[ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-19 02:02:35)

8.  細雪(1983) 《ネタバレ》 観終わった後もしばらくウットリしてしまう世界観。映像の美しさも勿論やけど、女優陣の京都弁も艶やか。季節が春から冬へと移り変わり、全く違った趣を見せるように、時代も刻々と変化し続け、家柄とか、女性の人生観とかの価値観も変わっていく。妙子のように自由に恋愛して、自分らしさを追及する生き方も素晴らしい。でも、雪子のように慎ましやかで奥ゆかしく、それ故、何考えてんのか分からんような所がありつつも、物事の本質をしっかり見抜いて自分の人生を選んできた古き日本女性達への賛美もまた感じた。あと、石坂浩二は本当に難しい役どころを見事に演じていたと思う。桜の花はマジで綺麗やったな。こんな桜初めて見たかも。まさに乱れ咲き。[ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-17 16:04:32)

9.  切腹 津雲半四郎は浪人となり苦境を体験する中で、自分がしがみついてきた武士としてのプライドを捨てた。武士道を捨ててでも守らなければならないものを「千々石求女の刀を売る」という行為によって気付かされたのだ。彼の刀さばきは流儀を感じさせない。そんな意味のないものも捨てたのだ。ただただ生きる事に執着し、型破りな半四郎は強く猛々しい。武士という「勝者」の立場を離れた事で本当に大事な本質を知ったのだ。しかし、結局彼の武勇は彼を殺した者達によって体面を守るために塗り変えられる。「真実」とは常に勝者によって作られるのだ。竹光で切腹したと伝えられた求女も、ここまでくると相当怪しい話に聞こえてくるのもうまい。この映画の中に悪者はいない。出てくるのは敗者と未来の敗者。歴史は勝者が作り、強い者が武士道を作ってきた。貧しい国=サッカー強い……[ビデオ(邦画)] 8点(2006-07-16 02:02:17)

10.  修羅雪姫(1973) 笑いを置きにきているわけでもなく、かといって意識していないはずもない。任侠映画を客観視して作られた新しいエンターテインメント映画って感じがした。まさにデフォルメされた世界。このあくまで亜流な温度感が心地よいし、どことなくポップで疲れない。漫画っぽい。個々のシークエンスを倒置的に表現することで、先の読めそうなストーリーでも気が抜けないし何倍も楽しめる。キルビルの元ネタみたいな事を聞いていたが、この作品の段階でその本質は補完する必要も無いほどに完成していたという事に驚いた。噴出す血の量にはもっと驚いた。[DVD(邦画)] 8点(2006-06-29 23:23:54)

11.  鉄男 TETSUO コストのかけ方のバランスが絶妙やな。どうしても譲れん所と、金かけんでも、逆に新鮮みを感じられる演出、音楽のテンポやカット割りでカバーできる部分を見極めてる。ブラックなコメディも十分笑える。女が「私たいがい驚かないから!」って10回ぐらい振っといて「キャーーー!!」みたいなのは分かってても笑ってしまう。前衛的なコント(?)。特殊メイクの芸術性を云々言うつもりは無いけれど、才気ほとばしる作品。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-24 19:02:38)

12.  幕末太陽傳 息つく暇もなく展開されるいかにもな昭和的なドタバタコメディーに序盤萎えかけたが、フランキー堺演ずる左平次の痛快さにどんどんひき込まれていった。人を信じる事なく、自分の才覚一つで世の中を渡り歩く様は痛怏としか言えない。裕二郎紛する高杉晋作と船の上で対峙するシーンがとても印象的。侍なんて農民町人からまきあげた金で攘夷だ近皇だと騒ぎ回ってるに過ぎない。町人の命なんて二の次に考えられてきた歴史の流れの中で、待を出し抜いて飄々としている様子は痛快としか言えず(←痛快言いすぎ)、しかも相手が裕二郎というのが尚面白い。女郎宿という舞台にあリながら、陰湿な部分をー切排除し、明るく活気に満ちた町人の温かさが心地良かった。ただ、いろんなストーリーが平行していた割にストーリーどうしが絡み合う事が少ない分、余裕がなくてせわしないように感じたのと、フリ無しでその場その場の笑いを置きにくるのは見てられんやったけど、芯のしっかりした作品。[DVD(邦画)] 7点(2006-07-19 21:17:49)

13.  蜘蛛巣城 《ネタバレ》 ちょいコメディなんかな?戦国時代が舞台で、幻想に翻弄されて身を滅ぼす武将を描いた作品。常に周りを疑い、誰も信用できなくなっている戦国の世をシニカルに上手く表現できていた。三船が扮する主人公がすげぇ情けない感じで、だんだん精神的にマイってくる所は三船敏郎の演技力の高さはうかがえた。ただ、キャラクターが大雑把に描かれ過ぎてるように思えた。奥方役にしても、最初はすげえ残酷な事するくせに、ラストの方は罪の意識に耐えられん・・・みたいな事言い出すし。何か全部のキャラがストーリーに引っ張られててる感じが否めなかったかな。まぁラストが面白かったからいいや。三船が弓矢で狙い撃ちされるシーン。矢の量が多すぎる!思わず笑ってしまった。ずりぃわ。全部持っていかれたかな。[DVD(邦画)] 6点(2006-04-19 03:46:49)

14.  レイクサイド マーダーケース 《ネタバレ》 最近の子供は恐いなぁ・・・詰め込み学習がいけんのやろうか。引きこもって勉強ばっかりせんで外で遊ばんとなぁ・・・あ、でも運動の時間も設けられてたよなぁ・・・って チャオズ!(!?) なる訳ねえやろ!えええ!?ここはどこや?どこ連れて来られたんや?新感覚派的なノリ!?青山真治にはこう映ってるのか!?子供がこんなに単純で不可解な生き物に映ってるのか!?ユリイカは何やったんや!?何なんや!薬師丸ひろ子が未来が見えるとかいう設定とか、役所広司の目が光に弱いとか、要らんよな!?絶対要らんかったよな!?雰囲気だけ借りてラストちょっとホラー匂わせてみたりとか・・・あの死体は復讐にでも来るってか?マジで理解に苦しむ。ってか、役者の演技の質が云々とかいう以前に、誰一人として感情移入できるキャラクターがおらんかった。なんかキチガイみたいな連中が集まってワーワーやりよんだけにしか見えなかった。 もし、この映画の舞台が天気の良い普っ通の湖畔公園やったら何一つ成立せんよね。 怒られるで。[DVD(邦画)] 1点(2006-05-03 18:00:35)(笑:1票)

15.  理由(2004) 正直おもしろくなかった。もともとの小説ではきっと素晴らしくよくできた作品だったんやろうな…っていうのは分かるけど、映像化に意味を見出せなかった。すばらしく複雑なストーリーなので、160分ストーリー説明のために演者がしゃべりっぱなし。正直きついし、演者の個性も結果的に殺してしまってる。こんな事ならやめとけばよかった~っていう監督の顔と、撮りあげた事への安堵の顔が目に浮かぶ。[DVD(邦画)] 1点(2006-04-18 03:29:08)(良:1票)

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