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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 大人の童話として細かいことは気にせずに見るべきなんでしょうね。そうでなければ話自体が成立しません。石神が靖子に対して行った献身的な行為のみに注目して、犯罪に対する細かな整合性などは完全に捨て去っている印象です。半端な処理を試みていないので見る方としても自然に作風を受け入れることが出来ます。案外この種の処理が出来てもいないのに見る方のスタンスを工夫しろという押しつけがましい作品が増えているので好印象でした。そのスタンスで見れば良く出来たラブストーリーだと思います。ただ一点残念なのはダンカンの存在でした。いくらミスリードのためとはいえ、あまりに浮きすぎていて違和感しか残りません。このキャスティングだけは考え直して欲しかったです。 ※原作を読んでみました。原作では登場人物がこの無理のあるトリックのお膳立て(もっというなら作者の言い訳)ばかりしている印象で人間味がありませんでした。人間が話を成立させる駒に過ぎません。そういう面では役者の演じている映画の方が優れていると感じられました。正直読まなければ良かったと少し後悔しています。 再見してみて。 恋愛コミュ障の悲しい暴走に見えました。 降って湧いた好きな女を自分だけが助けられる状況、ヒーロー衝動にのぼせ上がった石神が 暴走した結果、余計なことをしてしまったのかなと。 それはつまるところ石神のエゴの押しつけ。 靖子の方から見たら、一生石神の影に怯えながら暮らさなければならなくなる 地獄のような牢獄への入り口。のぼせ上がった石神はそれが解らず暴走してしまった、と。[地上波(邦画)] 7点(2022-11-19 20:27:55)《改行有》

2.  アウトレイジ 最終章 《ネタバレ》 これはもう出涸らしというしかない映画でした。 脚本から何もかもが出涸らし。 公開当初の盛り上がりがあっという間に 失せたのも、その辺が原因だと思われます。 それも仕方がないと思える出来。 テレビ放映があったら見れば良いくらいの映画です。[ブルーレイ(邦画)] 3点(2018-04-29 16:21:25)《改行有》

3.  七人の侍 《ネタバレ》 何度も観ている映画 (これからも繰り返し観るであろう映画)です。 内容について散々語り尽くされているので省略。 今回観ていて感じたのは、侍達/野武士達は、侍らしい死に場を 求めて合戦に参加したのであろう、ということ。 もはや侍の時代にあらず、時代遅れの侍という存在でありながら、 そこから抜け出せない悲哀。戦場で死ぬことも適わず、素浪人として 仕官先を求め各地を転々とする生活-そんな人々が冒頭、町に溢れていました。 野武士達も同様に、仕官先の見つからなかったが故に 野武士に身をやつしたものもいるのでしょう。 そんな環境で、ふいに現れた侍らしい死に場を 素通りできない不器用な男達だったのかなと。 この合戦でも死ぬことの出来なかった勘兵衛らは 死に場所を求めてこの後も彷徨うのでしょう。 まだまだこの先何度も観たいと思っているので 新たな発見への期待を込めて10点でなくこの点数で。[DVD(邦画)] 9点(2018-04-05 00:07:55)(良:1票) 《改行有》

4.  鉄男 TETSUO 《ネタバレ》 極々稀に、低予算が故の快作が世に出ることがあります。 この映画もまさにそのタイプ。 時間も予算も限られていて、 監督の表現したいものの十分の一程度も表現出来なかったのでしょう。 それ故に異様な密度と集中度が画面全体からほとばしってくるよう。 訳の解らない展開と、脈絡のないエログロさに 頭がトリップするかのような経験が出来ます。 そして、この快作で世に出た監督が ある程度予算を獲得できるようになって 駄作を量産するというのもまたお約束。 いくつかの続編や、その後の監督作は見る価値なし。 この一作目だけ見れば十分です。[DVD(邦画)] 6点(2018-03-23 15:41:19)《改行有》

5.  メアリと魔女の花 《ネタバレ》 「人」の存在しない映画でした。 駄作というほどではないものの、ひどく薄味な物語であることは確かです。 ヒロイン(女性主人公メアリ)とヒーロー(男性主人公ピーター)の絆が まったく描けていないのが致命傷。ほぼMOBのような扱いしかされていなかった ヒーローを命がけで助ける、とヒロイックに力説されても白けるだけ。 さらに、魔法大学が物語の大半を占める舞台ですが、 あくまで物語が展開するための舞台に過ぎず、そこでどのような生活が営まれて いるかがこれまたまったく描かれていません。そこが物語の要だと思うのですが。 特に後半、大学が大騒ぎになっているにも関わらず まったく生徒の姿がないというのは? 彼らはどこに行ってしまったんでしょう。 さらにちょいちょいジブリの映画から拝借してきたような 場面が見受けられますが、これまたノスタルジックなだけで内容がない ので興ざめ。 この監督はどうも「人」を描くのが苦手なようで、 この先どうなるのか心配になるような映画でした。 正直この監督は作画に専念した方が良いような気がします。[映画館(邦画)] 5点(2018-03-15 13:23:36)《改行有》

6.  聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実― 《ネタバレ》 真実と銘打ちながら、見事にすっかすかな映画でした。この映画の山本五十六はひたすら良い人として描かれていて、汚い部分などは極力省く方針で作られたようです。時計を渡したのは奥さんではなく、この映画では存在がなかったことにされた愛人のはず。それも愛人は二人いた。遊び好きで料亭に入り浸っていたなど人間的な部分を省いて美化してしまったせいでふにゃふにゃな周囲に流されていくばかりの腰のない人間にしか感じられませんでした。美化をするなとは言いません。思い入れもあるでしょうから。ただし、捏造はいけません。愛人に触れたくないのなら、さらっと流す程度にすれば良いだけのこと。軍人として人望などはあったようですが、早期講和と言いながら、裏で動くわけでもなく。調整能力などの政治力には欠けていたような気もします。視点も三つも必要とは思えません。山本、パイロット、新聞記者と視点分散してしまったせいでイマイチまとまりにかけるのはどうでしょう。パイロットの視点は必要だったのかな?と。時代考証などもめちゃくちゃなようで、良くも真実などというタイトルがつけられたものだと思いました。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-02-21 15:21:48)

7.  GODZILLA 怪獣惑星 《ネタバレ》 すべてに渡り、最近の邦画アニメのテンプレのような映画でした。 ウジウジとした展開と、いかにも思惑を秘めていそうな人物や、陰謀やらなんやかや。 彼らの目的=移住可能な惑星を探すこと。 手段=居住可能な地球に戻るため、そこに巣くうゴジラを倒す。 だったのが、地球は人のすめる惑星ではなくなっていたという時点ですべての計画が破綻。 そのような状況にも関わらず、ゴジラを倒すことしか頭にない単細胞な主人公に 指揮権を委ねてゴジラに総力戦を仕掛けるという筋道のまったく通らない展開。 その裏には主人公を煽る人物になんらかの思惑が透かし見えます。 そういう流れも含めてテンプレ感が満載。 こういうのはお腹いっぱいと言いたくなるアニメでした。[映画館(邦画)] 4点(2018-02-14 20:33:20)《改行有》

8.  阿修羅城の瞳 《ネタバレ》 鶴屋南北のセリフ「つまんね」が観賞中リフレイン しているような映画でした。 邦画の大作御用達「ろくなものを作らないのになぜだか映画に関わり続ける面々」 による語る価値もない映画といったところ。 冒頭からだっらだらだらだらとした展開と、安っぽいCG,脚本その他その他。 良い部分を捜す方が難しいほど。 舞台版も見ていますが、あちらはもっと場面場面が刈り込まれ、 冒頭から一気に心が掴まれます。歌あり踊りありギャグありの演劇独自のノリで、 最後まで怒濤のテンションで進む物語だったはず。 どこをどうやったらこんな酷いモノになってしまうのか。 唯一の救いは無料放映だったので損をしなかったことくらい。[インターネット(邦画)] 3点(2018-02-11 20:11:05)《改行有》

9.  無限の住人 《ネタバレ》 「三池崇史」「木村拓哉」 この2つの名前から想像する映画そのものでした。 原作を流し読みし、印象的なシーンをちょいちょいとつまみ、 オレ様俳優を主演に据えてでっち上げた大人の事情で作られた映画。 それ以上でも以下でもない。 原作がこのような形で消費されていくのは勿体ないのひと言。[ブルーレイ(邦画)] 3点(2017-11-12 19:32:33)《改行有》

10.  あの夏、いちばん静かな海。 《ネタバレ》 彼氏を亡くした女性が過去を振り切り、再び歩き出すというお話。 聾唖の清掃員が捨てられていたサーフボードを手に入れたことから、 海に取り憑かれていく。 終始ホノボノとした聾唖カップルを描くことで、 饒舌な無言が一つ一つの場面を支配してることは見事。 その反面で、翌々見返してみれば男が海に取り憑かれていく過程が つぶさに見てとれます。 仕事を休んで海に入り浸ったり、他の女が近寄ってきたり(彼女が一旦 男から離れたのは、女という母なる海の暗喩を通して、海に取り憑かれていく男 に目を覚まして欲しいと願った結果のような) 静かで残酷なストーリーですが、お涙物にせず、終始淡々と話が 進んでいく。見終わった後のすがすがしさはそのせいでしょうか。 夏になると見たくなる映画の1本です[ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-07-29 07:51:48)《改行有》

11.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 同じ脚本、出演者、スタッフを使っても、岩井俊二でなければこの映画は撮れないと思います。 こういうのがオンリーワンの才能というのでしょう。 ただただ脱帽でございます。[DVD(邦画)] 10点(2017-05-31 00:11:00)《改行有》

12.  ZIPANG 《ネタバレ》 まるで東映の仮面ライダーのようなクォリティの映画。世界観や設定、特に鰐淵晴子さんの神々しいまでの美しさは素晴らしいのですが、その反面で、全編から漂う安っぽさ、ストーリーの酷さは何とも言い難い。この辺がブラッシュアップされていれば、もう少し評価もされたのでしょうが。とはいうものの、このノリが嫌いではないのでこの点数で。[インターネット(字幕)] 5点(2017-01-27 11:15:49)

13.  花とアリス殺人事件 《ネタバレ》 日常系というのでしょうか、ふわふわとしたシャボン玉の中を覗いているような、不思議な浮遊感のある映画でした。 猪突猛進タイプのアリス。ひねくれていながらも純真な花。キラキラと輝く彼女たちを取り巻く軽やかな日常の表現が見事。 サブエピソードも愛おしいものばかり。 特に平泉成演じるおじさんとアリスのやりとり。 「40年、短かったなぁ」 「長いよ」 「そうか。そうだなぁ」 この2人の感覚の違い、どちらも解るだけに妙にもの悲しく、微笑ましい。 いつまでもこの世界に浸っていたいと思えるほど、素敵な空気に満ちた映画です。[DVD(邦画)] 8点(2017-01-19 14:56:49)《改行有》

14.  百日紅 ~Miss HOKUSAI~ 淡々と、楽しくも切ない日々を描く日常系アニメというジャンルだと思います。 とはいえ、ワンクールの連続アニメの構成を映画として持ち込んでしまったのは失敗。ぶつ切りのエピソードの羅列となってしまい、物語に大きな柱が存在しないので、え、これで終わり?と何とも拍子抜け。このストーリー展開であれば、物語の折々で触れられていた父の影から脱却。自分なりの絵の模索、自立、嫁入り、出戻りと結局ダメ人間の父を捨てきれない娘としての葛藤が柱となり得るとも思うのですが。 さらに、この音楽。なんでこんな音楽にしてしまったのかが解らない。普段は淡々と静かな音楽なのに、突然現代風のギターが鳴り始めても興ざめなばかり。いくら印象的なシーンだけに使われているとは言え、唐突感でいらっとしてしまいました。 雰囲気は良いので、もう少し構成と音楽に気を遣って欲しかったです。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-01-06 09:17:22)《改行有》

15.  ギャラクシー街道 《ネタバレ》 笑えないお笑い芸人のショートコントの詰め合わせのような映画でした。酷評されるのが当然、これを見るなら寝ている方がまだまし、そんなことを言いたくなる映画です。[ブルーレイ(邦画)] 1点(2016-05-03 21:09:50)

16.  スウィートホーム(1989) 《ネタバレ》 まごう事なき珍作です。この年代特有のチープさもさることながら、裏でゴタゴタがあった影響がそこかしこから伺うことが出来てしまいます。その浮いた感じがこの映画の痛々しさとして出てしまっています。中でも、文芸大作にでも出演しているかのような伊丹十三の大仰な演技。宮本信子の似合わないこと甚だしいふわふわのドレス姿。チープな作りとは裏腹な異様にミスマッチな部分は監督と、制作側のゴタゴタが端的に出ているのかなと。それが良い意味ではなく、珍奇な方に出てしまっているので見ていて痛々しい作品に感じてしまいました。[ビデオ(邦画)] 3点(2016-03-23 23:58:12)

17.  人造人間ハカイダー 《ネタバレ》 雨宮慶太は美術デザインとヴィジュアル(宣伝用のポスター等)だけに専念した方が良いものが作れると思う次第。[ブルーレイ(邦画)] 2点(2016-03-09 18:19:43)

18.  バケモノの子 《ネタバレ》 観ている最中、赤川次郎のコメントを思い出していました。赤川の小説作法は、大まかな流れのみを最初に考えておいて、犯人や動機などを決めずに書き始める。中盤に差しかかったところで改めて最初から見返して、犯人になり得る人間を見つけ出し、終盤は動機付けなどに費やす。読者に先読みをさせない工夫だといっていましたが、お察しの通り行き当たりばったりで説明的、無理のある薄っぺらい話が量産される所以でしょう。この映画も同様で、終盤の唐突な一郎彦の暴走からの下りはまさにとってつけたよう、一郎彦の掘り下げがまったく足りていないので唐突に暴走されても白けるばかり。友達A程度の扱いだった人物が突然ボス化されてもねぇ。他にも多々雑でとってつけた展開が見受けられたのが残念でした。[インターネット(字幕)] 6点(2016-03-03 10:53:01)

19.  飢餓海峡 《ネタバレ》 八重が犬飼と再会するシーン以降、ただの2時間ドラマになってしまったのが残念。こうに違いない。こうだろうという憶測と閃きだけで話が転がっていってしまう。筋を追うだけで精一杯で、大切なものを置き去りにしてしまったような部分も多々見受けられます。時代だからといってしまえばそれまでですが、そういう部分を大切にしないとリアリティが失われてしまうのかなと。[DVD(邦画)] 5点(2015-11-17 19:55:19)

20.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 ひと言でいえば秀才の作った映画だと感じました。天才的な突出した部分がなく、どこか型にはまっているような作風。努力では越えられない才能という壁を見せつけられたような気がします。あちこちで不自然な部分があるのはもちろん、脇役の魅力のなさや、割り振られた役割以上物語に絡んで来ないなど、こういう感覚的な物はやはり宮崎監督の才能なんでしょう。宮崎監督だったら太っちょメガネが大筋に絡んできて、ともにマーニーの謎を解明、仲直りという流れになったような気がします。ジブリでなくても他のスタジオでも作れそうな映画、あえてジブリで作る意味が感じられませんでした。[DVD(邦画)] 6点(2015-10-07 12:21:08)(良:1票)

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