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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  海賊とよばれた男 《ネタバレ》  どうしても「永遠の0」との比較が入ってしまいます。原作、スタッフ、キャスティングの骨格が酷似してますからね。  「永遠の0」はあの原作を見事な脚本でまとめ近年稀に見る感動の名作として私の心の中に刻まれた作品でした。その逸材が立ちはだかる中で期待とあの脚本を描き切れるのだろうかという思いがありました。  「永遠の0」は戦争というテーマに今までにない視点で挑んだ映画でした。今回の「海賊とよばれた男」はビジネスをテーマとした映画です。ビジネスや経営者などを題材として映画は邦画、洋画問わず沢山あります。最近見た映画では「スティーブ・ジョブズ」などとても心に残り本当に凄い人であり変人だったんだなぁということが伝わってくる映画でした。  この「海賊とよばれた男」は原作を読んでおりました。その中でこの映画に感じることはCDアルバム的に言うとベストアルバムやオムニバスアルバム的な感じを受けました。一つ一つが短編のドラマの集積という感じです。終わり方もいかにも日本らしいお涙頂戴的な終わり方でした。何を命題としてどう描きたかったのか一つの芯を感じずらい描き方ではなかったかと思う。  短編的に繋がっていくので唐突な部分が多々有る。「永遠の0」は一つの基軸がしっかりしているのでブレずにその積み重ねが最後の感動をさらに盛り上げた。  木田氏が出て来た時、原作を読んでない方と見に行ったのですがあの人ってなんであんなにお金出してくれるの?と鑑賞後質問されました。そりゃそ判らないよな・・・と思いました。  原作自体が結構なボリュームがあるのでこの映画も「青年期」「壮年期」「晩年期」的に3部構成ぐらいにしても十分楽しめるものではないだろうか。むしろその方が無理なくしっかり描けると思う。逆に言えばよくぞこの原作のボリュームをこの1作品にまとめたともいえなくもない。  この手の映画を描く時に邦画のクセというかお決まり的に家族愛や友情、人情的なものを無理に盛り込んでくるように感じます。それは人として共通の「情」なので盛り込めば単純に感動や涙を誘うと思いますが今回のこの作品では最後にそのようなシーンで締めくくってましたが私はなんか冷めてしまいました。映画の中で積み上げて来た集結がラストに来るべきではと感じるからです。鐵造は結局ユキに対して何か無念な思いを抱いたのかな?あそこに秘めた製作者の意図、セッセージをどう捉えるべきなのか・・・国岡氏はやはり木田氏の後ろ盾がなくてはあそこまで行かなかったとも思う。その辺のことがとてもさらっとしておりあまり重要視されていないのもチョット残念。また鐡造氏は晩年かなり社会貢献もしている。  このように人物像しては人材育成や組織のマネジメント、度胸や器量の大きさなどとてもスケールの大きい人物なのにラストがちょっと・・・です。  これが洋画に勝らない部分なのかな・・・こぢんまりした小義ではなく大義をもっと描ければ世界に羽ばたく映画にもなれると思う。[映画館(字幕)] 7点(2016-12-19 20:47:23)《改行有》

2.  キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK- 《ネタバレ》 大好きなキャプテンハーロックなだけに、あまりにも評価が悪かったのでがっかりしたくないので観るのを拒んでましたが、これはちゃんと劇場で観たかったというのが本音。このリメイク的な映画で過去にかなりがっかりさせられた。最近「スペースバトルシップ・ヤマト」や「ガッチャマン」等、何か映像やキャスティングにもの言わせてミーちゃんハーちゃんから興行収益を得ているような映画があまりにも多いように思う。なのでこのキャプテンハーロックもその一つか・・・と少し残念という観もしないで先入主観が働いていた。観た後本当に後悔したくなかったので、この敬愛する「キャプテンハーロック」もその中の一つに入れたく無かったが評価ほど悪くないというか私は好きだ。ちゃんと松本零士氏が描きたかった世界観があると思う。正義が故に反旗を翻し海賊と化していったハーロック。腐敗した社会に対し誰しもが抱く思いではないか・・・そして最後に「先に進んでも何にもねぇし、何にも変わりゃしねぇ」という言葉があったがこれが一番言いたかったことなのではと感じた。そして「なのにあの男は何故、何故先に進もうとしているのか」この言葉にハーロックの見方をそれぞれの主観性に任せている。この答えを出さない松本零士氏の広がりを感じる。学校や社会、会社、組織、この時空の縛りを受ける物質の世界は矛盾とも思えるカルマによって成り立っているもどかしさを意図的になのか偶発的になのか描かれているのを感じた。世界には平和を訴えるアーティストや自然環境問題に取り組む政治家など「良くしよう」と思って活動しているが全く変わらない・・・現代では「原発問題」それと「遺伝子組み換え食品」これは現代のパンドラの箱ではないかと思う。良くないと思ってもちっとも変わらないこの人類が抱えている性。本当に変わらない・・・その変わらないものに、変わらないと解っていても進んでいくハーロック。そしてハーロックは言う「幻と解っていても縋らずには居られない時がある、人なら誰でも」何かを批判するのではなく自らが身命を賭してやる抜く信念に乾杯!! また次作を是非、是非作成して欲しい!![DVD(邦画)] 8点(2014-08-05 01:20:56)

3.  永遠の0 《ネタバレ》 「今を感謝」込められたメッセージを感じた。原作者は映画化の話を何度も頂いていたが断っていたという。しかし今回の脚本を観た時にこれはと思いOKを出している。最近のアニメのリメイクなどに見られるこれを本当に原作者がOKだしたのか?と思えるような作品が多い中、本当にいいものに仕上がっていると感じた。私の叔父も特攻隊で亡くなっている・・・何か哀悼の思いが湧き出て来て涙が止まらなかった。気が付けば2夜連続劇場に足を運び観ていた。会ったこともあまり話を聞いたこともない叔父ですが何故か私との因縁を感じる。かつて広島に住んで居た時に江田島術科学校に見学に行った時、叔父の名前を碑に刻まれているのを観た時感慨深かった。戦争がどうのこうのなんていう奇麗ごとはその時代通用しなかったと思う。今だってそう思う。絶対にやってはいけない・・・と言っても私たちの世界でどうこうなる問題でもないように思うし、また世界が「今に感謝」を取り戻せばそれも回避出来るのではと感じる。離婚したり自分の家庭や学校、職場も平和に出来ない世の中である。これは価値観の違いからそうなると思う。それが世界レベルになればそれこそが戦争の火種では・・・それなのに戦争問題になると色々言うことに矛盾を感じる。「感謝がなくなると当たり前になる」これは先般の震災で学んだこと。そんな中普通でいる。家族がいるなど当たり前のことがそうではないんだということに思いを致さねばと思います。物が豊かになり便利になった今、心を更に豊かにするべきだと私自身反省しました。先人達の「愛国の志」に感謝と敬意を表します。[映画館(邦画)] 8点(2014-01-07 00:05:22)

4.  ワイルド・スピード/EURO MISSION 《ネタバレ》 かっこいいですね!!イケてる男女の格好いい物語。アクションは半端ないです。カーアクション映画の域をブッチ切ってます。前作よりその傾向はあったのですが今回はホント凄い!このシリーズ何処かチープ感がありましたが回を重ねる度に豪華にいろんなのぶっ壊します。でも「おまえらの掟は仲間は家族、それが弱点」って言われた時、相手の行動読めたと思う。ちゃんと手を打てよ・・・って思った。次回作も期待しちゃいます。[映画館(字幕)] 8点(2013-08-09 01:03:34)

5.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》  久々に感じた最悪映画・・・・基本的に私は肯定を基本に物事を理解したいし、人様が作成したものに批判的になりたくないですがこれは最悪です。「ヤマト」は大和でしょ?!ホント舐めんなって感じです。あんな軟派な物語に良くまあしてくれたという怒りすら覚えます。  私の先入主観が悪のか、いや違う、断固として違う。「大和」という以上やはり武士道をキッチリ盛り込むべきだ。吉田松陰先生は辞世の句で「身はたとひ 武蔵野野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」と詠み、本居宣長先生は「敷島の 大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花」と詠った。「ヤマト」という言霊には神聖ささえ感じるのです。なのになのに・・・・  古代進の兄もまた戦士として沖田船長に遣え、その時に戦死している。それはそれでいい。でもそれを恨んでいつまでもグジュグジュ言ってる古代進という設定。これでこの映画は終わってます。戦士が身命を賭し戦いそれで命を落とすことに執着してるなんてみっともないし、未練がましいし、プロ意識感じないし、もうグダグダです。  本当に日本人は「武士」を描けなくなってしまったのかと改めて思わされました。大好きなキムタクへの敬意も半減しました。  かつて「ラストサムライ」を見た時の感動は今でも忘れません。このような映画、日本人が作って欲しかった・・・と思ったものです。そのような期待もあり今回のこのヤマトを観ました・・・・そもそもそれが良くなかったですね。ますます邦画嫌いになってしまいます・・・トホホホ。  そのような設定で始まる物語ですから終始グダグダが続き、最後もなんかスッキリしないし、同情も出来ませんでした。本当に残念の一言に尽きます。映像美やCGの凄さっていい脚本有りきでしょ?!映画ってその青写真があって良いものに仕上がるのではと思うのですが、もうその青写真の段階で何のポリシーもなく終わってる映画です。  映像やキャスティングを豪華にすりゃいいってもんじゃないです。舐めんなよ観客をって感じです。日本人としてこのようなヤマトを世に送り出したことを恥ずかしく思います。そのように感じさせたことに一石を投じたということで1点です。  映画自体の題名を変えて欲しい「Space Battleship トマト」にしてパロディにするとか、題名を根底から変えてどこぞの国が作ったパクリ映画にするとかすれば俄然納得です。本当にそうして欲しい。[映画館(邦画)] 1点(2013-06-19 08:35:38)(良:2票) 《改行有》

6.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》  感動とも違う、恋愛感とも違う、友情とも違う何とも言えない感覚が残る映画でした。幼少期おてんばで強さを感じる姉の雪、そして対照的にどちらかというと臆病で内気な弟の雨が成長し雨が自立するまでを描いているのだが、色々なメッセージを感じた。  先ず、母の花がとてもポジティブで誠実な生き方をして行く、それは花の父親が付けた名前に由来していた。  田舎暮らしを選択して行き、花のとても陽気で誠実な人柄が受け入れられて行く。そして田舎を選んだ理由が子供達が人として成長しても、オオカミとして成長してもいいように選択をして行くのだ。姉の雪はおてんばからやがて女の子を目指し成長して行く。弟の雨は学校には馴染めず山に入り先生と出会う。  このようなものから人は無いものに憧れて行くものを感じた。黒髪が茶髪に憧れたり、何かコンプレックスが人の行動を決定付けたりする。  最後のシーンで亡くなった夫が花の臨死体験のような場面で登場しそして導くシーンがとても印象的で私は良かった。亡き夫が微笑みと安堵の中で言う「雨は大丈夫、自分の居場所をみつけたんだよ」と。雨が山に消える前、花は雨に「あなたはまだ10才でまだ子供なのよ」と言う。  しかし夫は花を「大人なんだ」というニュアンスで導いて行く姿に何とも言えないいい風が心に吹いた感じがした。  今の日本はという表現はあまりしたくないが、子供をあまりにも子供扱いし過ぎ幼い大人を沢山作っているような気がする。そのような中であのような設定は本当にいいと思う。  そして山に消え行こうとする雨に母花は言う「何もしてあげれてない」と・・・苦労をして田舎にまで引っ越し、女で一つで10年間無償の愛を与えて来ても尚「何もしてあげれてない」これが母の母たる所以なんだと印象的でした。そして去って行った雨に「元気でね」と言う。この一言でこの物語を何とも言えない感覚にする決定的な言葉では無かったかと思う。「戻って来てね」とか「なぜ行ってしまうの」的な言葉とか色々あったと思う。でも母として「元気でね」はこれ以上ふさわしい言葉は無いぐらいの素晴らしい一言だったと思う。大和撫子をこの花を通して見事に描いて下さったと思う。  100頭の駄犬よりも1頭の勇敢なオオカミの方が価値があるというのも感じさせられた。一人、山に入ることを決意し行動する雨のその姿にオオカミの血を引く勇敢さがある。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-06-14 23:45:20)(良:2票) 《改行有》

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