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1. 白夜行
原作も読みましたが、映画として上手くシェイプされつつ、小説の雰囲気も強く残った感じがします。それよりも、大阪の街に間違いなく存在するある「風景」を小説以上にかなりリアルに描いていて、度肝を抜かれました。映画としての本気度が伝わりました。あれはヤバい。[DVD(邦画)] 6点(2011-12-28 23:09:46)
2. ゴースト/もういちど抱きしめたい
■ターミネーターみたいな家政婦のドラマが大ブレイクの今でなければ、決して視聴もレビューもすることが無かったであろう作品だが、とても気楽に見れたので、久々レビュアー復活の1回目には丁度良いです■突っ込み所の多さは、他のレビュアーさんが指摘するとおりだが、私が指摘したいのが、ミタさんの演技でも韓流スターくんの存在感の無さでもなく、子供ゴースト・芦田愛菜ちゃんの使い方です■紙コップとばしができるようになった直後、いきなり愛菜ちゃんの「即泣き」でのお涙頂戴は、あまりにも“泣きの子役”の演技力頼みなんじゃないか!?彼女が独りでゴーストしている理由や孤独を、脚本家はもう少し丁寧に描いていかないと、愛菜ちゃんやミタさんは単に人から見えない便利な存在でしかありません■そんな都合の良さが、原作にあった切なさや緊張感を奪っていると思う。ミタさんで始まり愛菜ちゃんで終わるという、2011年のTVドラマ界を象徴するような内容が、まさに本作のTVドラマ然とした脚本の雑さを露呈していると感じた。[地上波(邦画)] 2点(2011-12-26 13:00:28)
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