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1.  切腹 《ネタバレ》 重厚感漂う映像と琵琶の音から始まり、二人の切腹志願者と井伊家の間の回想を交えながらの謎めいた展開にあっと言う間に引き込まれます。武士の鑑、武士の面子、武士の魂といった武士道精神勢揃いのテーマで物語は進みますが、竹光による切腹シーンはあまりにも衝撃的です。切羽詰まってリスクを承知でさもしい行動に賭けてしまう娘婿の心情はとても痛々しいし、彼が武士の情けもかけられずに竹光で無理矢理切腹させられたことへの主人公の並々ならぬ復讐心も分からないでもないです。しかしながら、武士道精神を気取っているわりに、時に身勝手で、時に図々しく、時に潔くない主人公のちぐはぐさには、いくら開き直ってしまったといってもいまいち共感しづらいものがあります。映画の方は大スターたちの若かりし頃の好演と随所に盛り上がりをみせるストーリーでとても見応えのある作品に仕上がっています。主役級を演じていた石浜朗のその後の活動が脇役主体であることが意外でした。[CS・衛星(邦画)] 10点(2015-04-16 23:48:22)

2.  遥かなる山の呼び声 《ネタバレ》 山田洋次作品をすべて見ているわけではありませんが、その中では一番感動した映画です。突然の訝しげな訪問者に初めは警戒感丸出しの母と子が次第に心を開きながら最後にクライマックスを迎えていきます。細部まで行き届いたさりげない演出と脇役も含めたキャスト陣の自然な演技により目いっぱい感情移入させられました。ストイックな高倉健もクールでよかったですが、健気でいじらしい倍賞千恵子に泣かされました。子役の吉岡秀隆も今よりずっと上手いと思います。ピンとこないタイトルですが中味は満点でした。[CS・衛星(邦画)] 10点(2015-03-13 23:05:18)

3.  八日目の蝉 人間の本性をしっかり感じとれる映画です。3女優の熱演とサスペンス感に酔いしれました。特に罪人希和子への共感度大です。逮捕後の希和子が描かれていませんが、却っていろいろ考えさせられます。実際の事件からの発想らしいですが、原作とシナリオの力強さに感服します。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-08-06 17:37:23)(良:2票) 《改行有》

4.  火垂るの墓(1988) 希望ってものが全然ないのであまり見たくない映画ですが、未評価だったので高畑氏を偲んで改めて鑑賞しました。生理的欲求や安全の欲求が満たされない中で、自尊心と思いやりを失わない幼い二人、社会的欲求くらいは満たされていると思っている身にもグサリと突き刺さります。やっぱり涙を見せたくないので見たくありません、しばらくは。[地上波(邦画)] 9点(2018-04-21 18:13:15)(良:1票)

5.  告白(2010) 《ネタバレ》 原作とは一味も二味も違うけど同じような余韻が残る。冒頭から違和感だらけだけど告白が進めば進むほど引き込まれていく。最後まで退屈させない緻密なシナリオが絶妙で、ラストの「なんてね」が何ともいえない。リアリティには欠けるけど本能を揺さぶるような心理サスペンスを演じた松たか子を見直した。[CS・衛星(邦画)] 9点(2017-03-17 23:18:48)

6.  この世界の片隅に(2016) 高評価なので期待値も高かったけど、それ以上の出来映え。幸福とか満足といった感情は自分の置かれた立場と周囲の人との相対的な部分による所が大きいように思うけど、平和と豊かさが当たり前の価値観では悲惨でしかない世界も、居場所さえ確保できれば人間は優しく逞しく生きていけるのだと思わせてくれる。涙を堪えきれないシーンが二度ほどありましたが、当時の人々の気持ちが分かったような気にさせてくれる、嘘っぽくないとても心に響く映画でした。→19.8.6二回目鑑賞[映画館(邦画)] 9点(2017-01-08 17:04:07)(良:1票)

7.  千と千尋の神隠し さすがに初めて見た時の神秘的な緊張感や先の読めない意外性から受ける衝撃は薄れてきますが、八百万神と魔法の世界は相変わらずファンタスティックです。作者の思いとはズレているかもしれませんが、想像力や右脳が目いっぱい刺激される直感的な映画でした。[DVD(邦画)] 9点(2016-03-10 23:35:32)

8.  秋刀魚の味(1962) 小津作品によくあるパターンですが、チョイと不自然なセリフに実年齢的にチョイと無理筋な東野・杉村の父・娘。違和感が無いわけじゃないですが、人の価値観は変れど今も変らぬ人間の素顔を醸し出す登場人物に引き込まれます。繰り返される限定的な場面とアクションの無い抑性された演技、これだけで彼らの思いに共感できる映画ができることに驚嘆します。ほぼ全編セットによる撮影の中、昭和30年代の池上線の映像も印象的でした。[CS・衛星(邦画)] 9点(2016-02-01 23:22:16)

9.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 結果が分かっている歴史物として、これほどスリリングな作品はなかなか無い。もっと早くポツダム宣言を受諾していれば被爆国にならずに済んだのにとか、逆に一部の徹底抗戦派の反乱が成功していたら果たして自分の存在はあったのだろうかなどと、とても身近な出来事ととしてとらえてしまう。御前会議の昭和天皇の心に響く言葉や暗殺・切腹シーンの生々しい映像が印象的だが、誰が見ても詰んでしまっている負け戦を前にして、「日本が消えてしまってもいいのか」と詭弁で上官に迫る反乱兵士に、「おまえらが日本を滅亡させようとしているのがなぜ分からないのか」と思わず叫びたくなる。しかし当時の社会環境と彼らの行動心理をちょっと考えればクーデターも予想できなくはない。早々と自らの覚悟を決めてしまっているかのような陸軍大臣に反乱の鎮圧を望むべくもなく、力を統制できない状態が国家の存亡の危機を招くのがよく分かる。戦後はシビリアン・コントロールといっても完璧なシステムなんかはあり得ない。後々「たら」・「れば」と悔やまないためにも、過去を振り返る映画としては最適ではないか。[CS・衛星(邦画)] 9点(2015-08-18 18:13:16)(良:1票)

10.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 ネコババした金の一部をリスクを冒して返戻したり、効果が期待できそうもない嘘の告白を録音したり、偽者FBIの誘拐犯と危険を承知で捜索に同行したり、少しもシンプルでない行動が全て裏目に出る。しかし、素朴な人間の行動心理はこんなものか。ネコババに絡む4人の場当たり的な行動も演技者の上手さと巧みな演出で自然そのもの。この4人の大金を手にする前と後の人間性のギャップが予想に反して皮肉っぽい。特に善良なはずの主人公とその妻が自己正当化しながら次第に罪悪感が希薄になっていく様子はリアルで人間臭い。ラストの兄が死を選ぶ展開は意外性と同じくらい違和感あり。真面目に生きろという教訓より虚しさを感じる。思わず原作を読んでみたくなるよく出来た映画だった。[地上波(字幕)] 9点(2015-07-28 17:56:52)

11.  近松物語 溝口作品5本目の鑑賞ですが一番よかったです。原作未読ですが、ストーリーの面白さに引き込まれるだけでなく、当時の社会規範、身分制度、生活様式、人々の価値観がリアルに伝わってきます。製作年代も古く時代背景は江戸時代ですが、共感度が高かったのかとても身近に感じられる映画です。[CS・衛星(邦画)] 9点(2015-05-23 16:28:04)

12.  アポロ13 実話だと考えるだけで感動できます。無事に帰還できると解っていてもこれだけの緊張感が得られる演出に感服します。何か悪いことを企らみそうなゲイリー・シニーズの起用も効果的演出の一環かと思いましたが、いい男だったのでホッとしました。人類を初めて月に到着させたアポロ11号の記録映画もあるそうですが、失敗や挫折のストーリーが成功物語以上に心に響くことを、今作品を観て改めて感じました。[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-09-26 21:11:38)

13.  飢餓海峡 《ネタバレ》 時間の長さが気にならない映画でした。主役2人の男女の人格形成に影響を与えたはずの過去の貧困状態があまり描かれていませんが、観ていると自然に伝わってきます。警察の捜査や取り調べシーンが雑に感じますが当時を思えばそれが正解なのでしょう。原作未読ですが、この映画では内地に渡るまでの2件の殺人事件の真相やラストで思い切った行動に出る主人公の心情が最後まで明かされません。それも余韻を残してくれます。刑事役の高倉健のセリフ下手や低予算のためか海上シーンのしょぼさも目につきますが、それをカバーしても有り余る面白いサスペンスミステリードラマでした。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-09-16 19:40:03)

14.  ディア・ドクター 《ネタバレ》 人間の本音をさり気なく描いている作品だと思います。所詮世の中のルールや法律は人が作ったものですから矛盾もあると思います。作者の思いは知る由もないですが、私には、そのルールに優先するもっと本質的で大事なものがあるのではと問いかけているように思えてきます。八千草薫の田舎のおばあさん役には多少違和感を感じましたが、偽医者鶴瓶と看護師余貴美子はなかなかの好演だと思います。偽医者が経験豊富な看護師のアイコンタクトで診察、治療するシーンは特に印象的でした。とても面白い映画で西川美和の作品をもっと見てみたくなりました。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-25 20:16:41)

15.  鍵泥棒のメソッド 現実にはあり得ない物語ですが、細かい所にまで気を配った脚本の面白さと、堺、香川、広末のさり気なくコミカルな演技にラストまで引き込まれてしまいました。サスペンス感、コメディ調、ドラマ性、意外性と全てにバランスのとれた楽しくて面白い作品だと思います。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-20 22:28:14)

16.  明日への遺言 淡々とした流れの中にも実在した人物である主人公の媚びることのない力強い言動に素直に感動しました。古今東西敵であれ味方であれ、多くの人々の心に響くのは、このような普通の人はなかなか持ち合わせていない強い信念と自己犠牲の精神なのではないでしょうか。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-17 13:25:42)

17.  アフタースクール とても面白かったです。人に対する評価もそうですが映画でも展開の意外性を見せ付けられるとグッとくるものなのですね。「鍵泥棒」もそうですが脚本がいいですね。「運命じゃない」や「ウィークエンド」はまだ見ていないので大変楽しみです。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-10 12:06:32)

18.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 どう見てもSF的とはいえないゴジラの能力にイマイチしっくりこない人間ドラマ… こんな違和感も非現実的でレトロなパニック映像と人生の理不尽さに抗うようなシナリオに吹き飛ばされて2時間はあっという間に過ぎてしまった。 主人公もヒロインも生き残ることができてとりあえずメデタシメデタシ。[映画館(邦画)] 8点(2023-12-12 23:38:26)《改行有》

19.  運命じゃない人 どんでん返しの名手の作品は肌が合っているのかどれも面白い。 他の作品に比べて意外性のしょぼさが小気味の良さを引き立てています。 しばらく新作が無いのは何故?何か大きなどんでん返しがあるのかなぁ…[インターネット(邦画)] 8点(2023-09-11 22:50:50)《改行有》

20.  浅草キッド 道産子の師匠を道産子の洋ちゃんが演じる、ド素人が生意気なこと言うんじゃねぇとか言われそうですがなかなかの名演。 松村氏の所作指導のお陰?で柳楽くんもたけしっぽくてなかなかでした。 監督、脚本、女優陣、主題歌、みんな良かった。[インターネット(邦画)] 8点(2023-03-08 23:36:23)《改行有》

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