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プロフィール |
コメント数 |
238 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
のんきなレビュアーです。よろしくです。 |
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1. グランド・マスター
《ネタバレ》 ウォン・カーワァイ監督のまさかのカンフー映画。出来は良い^ ^
中国の北部と南部のカンフーの交流と興亡を伝記映画として描く。カンフーの交流といってもメンツとメンツの争いとも言える。そして復讐、そしてカンフーの伝承とは。
とってもキレイな映像。戦いも本気度マックスのジェットリー映画とは違い、姿勢の整った美しいカンフー描写。ワイヤーアクションもあるが、個人的に、本当に個人的にだが、リベリオンを思い出した。様式美って感じ。でも迫力十分。
そんな映画だが、伝記映画ということもあってか登場人物像が出来上がっていて、どの人の魅力も成長しない。そこそこみんないいじゃ映画の魅力は半減。
トニーレオンがラストのラストでタンカ切ってるのはかっこいいが、映画としてドラマをあまり感じなかった。いろんな人がイップマン(トニーレオン)に技を託すシーンや、やはり復讐シーンはそれなりなんだが。
キレイでさらっとしたカンフー映画ってどうよ、と書いておこう。
最大の疑問は…、なんでウォン・カーワァイはここにきてカンフー映画撮ったんだろう???
普通にいい映画だけど。[DVD(字幕)] 7点(2015-09-13 23:14:48)《改行有》
2. クラウド アトラス
《ネタバレ》 ぺ・ドゥナ目的で鑑賞。しかしそんなもんじゃ収まらない大作具合に圧倒される。
映画の描き方に感心。六つの時代の物語が同時進行。航海・名曲誕生・陰謀・脱走・クローン少女・崩壊した地球。かつ、手塚治虫師匠のスターシステムのように1人の役者さんが時代を超えて何作も演じていたり(うん、誰もが火の鳥を思い出すのは間違いない)、でも互いのエピソードが干渉したり収束する感じは少なくて。よくもまあ長めではあるがこの上映時間に収めたものだと。壮大さとコンパクトさが共存する稀有なケースだなと。
でも一つの物語として成立しているのはわかる。実を言うと私は主題は何かよくわからなかった。ただ、主題はマイナスなものではないと確信できる。六つの物語をバラして主題を探してもダメかなと。これは最後のトムハンクスとハルベリーが抱き合いながら家に入って行くシーンまでつながるように主題を考えねば。何もないとは思えない。
ヒントは彗星型の痣なんだろうか?
私的には同じ人が数キャラを演じていたことに気付かずに観ていたのでそれはそれでよかったが、でもそこがヒントなのかもしれない。[DVD(吹替)] 6点(2015-06-17 15:57:02)《改行有》
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