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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 115
性別 男性
自己紹介  2014年12月に投稿を始めてから8年が過ぎました。

 「映画評論家になれるのでは?!」と思える素晴らしい言葉を綴られる先輩レビュアーさん達に憧れつつも、私には、あのような文章を書けそうもありません。私の場合、少年時代に気に入り、DVDなどで観直しても好きであり続けている映画を中心に、まだピュアだった(?)少年時代の気持ちや、当時の状況を思い出しながら書きたいと思います。大人になってから観た映画も少しずつ追加しています。

 レビューの文面は長くなりがちですが…最後まで私の拙文を読んで下さる皆様に感謝申し上げます。

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【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー 《ネタバレ》  志穂美悦子さん主演の【女必殺拳シリーズ】を観て、その製作のきっかけにもなったブルース・リーさん主演の映画を、これまで観てこなかったのは誠意がないと思い、BDをレンタル。【ドラゴン怒りの鉄拳:1972年】→【 燃えよドラゴン:1973年】に続けて鑑賞しました。  正直、レンタル前は全く期待していませんでした。今回、一連のBDをレンタルする際、当サイトのレビューを参考にしたのですが、当作品の最近のレビュー(2020年投稿のもの)を拝読した限りでは「つまんない/イマイチ」という言葉が並んでいたからです。  それでも観ようと思ったのは…【ドラゴン危機一発:1971年/死亡遊戯:1978年】は【リーさんのアクションスタイルが確立する前の作品/リーさんが途中で亡くなり、代役をたてて完成させた作品】という予備知識があって、劇映画としての完成度は期待できず、そのため「リーさん主演の映画を観るのは当作品を最後にしよう」という、半ば、義務感にすぎませんでした。  さて結果は…まず第一印象は「あのリーさんが笑っている!」ということ。それまで観たシリアスな2作品とは対照的な明るさが新鮮で「皆で笑いながら楽しくご覧下さい」というメッセージが込められているように感じました。そして、たまたまですが、BDの字幕での主人公名【トン・ロン】という響きに、私は“とろい”という言葉を連想したのですが、ヒロイン・チェンを演じるノラ・ミャオさんの表情も、当初はまさに『何よ、この“とろい田舎者”は…』という印象。その後、彼が【本領】を発揮するや、彼女の表情が一変して輝いたのは痛快でした。  また、悪役のうち、特に手下のリーダー格・ホーは、【怒りの鉄拳】で通訳のウー役だった俳優=ウェイ・ピンアオさんだとすぐわかり、しかも、身体をクネクネと楽しそうに演じていて、ウーよりも適役だと思いました。さらに、怪しい日本人空手家の「オマエハ、トンロンガ~」「ア~、イタ…ア~、イタ…」は、少なくとも日本では、爆笑を誘うある意味【迷セリフ】のような気がします。  なお、明るい雰囲気は、ジョセフ・クーさん作曲のBGMも貢献していたと思われます。  このように明るい作風に対し、シャープな【ブルース・リー・アクション】は画面を引き締め、一層、際立っていると感じました。リーさん自身が監督だけあって?何気に上半身の肉体美をアピールする場面が挿入されているのも粋な演出だと思います。  また、銃を封じる【投げ矢】も魅力的。もし私が小学生のときに観ていたら、鉛筆や割箸をナイフで削って「投げ矢だー!」と学校で投げ、先生に怒られていたことでしょう。  そして、最後のチャク・ノリスさん(失礼ながら、髭が無いお顔が可愛い!)との対決は、某漫画からのフレーズを借りると、まさに漢(おとこ)と漢(おとこ)の正々堂々とした一騎打ちであり、最後に道着をかける締め括りは、強敵(とも)への敬意の表れでしょう。そして「はい、カット!」と撮影が終わった後「お疲れさま、チャック。君が出演してくれたおかげで、素晴らしいクライマックスが撮れたよ」「こちらこそ、いい体験をさせてもらったよ、ブルース。この映画の成功を祈っているよ」と、称え合う二人の姿が目に浮かぶようでした。  ただ、個人的に唯一残念だったのは…明るい作風でずっと【死人ゼロ】で展開していたのに、終わり際で、一気に登場人物の数人が亡くなってしまったことです。作風が変わる引き金になった年配調理師・ウォンについて言えば、演じたウォン・チュンスンさんは【怒りの鉄拳】で“実は敵の回し者”という役だったので「ひょっとしてこの役も…」と予感はしていました。しかし“闘いに否定的なオジサン”のままでも、物語に支障はなかったと思います。  そして、いっそ、チャック・ノリスさんは、手足を痛めて動けなくなった時点で「機会があったら再戦しよう」と決着にし、ホーも、ボスと共に逮捕され…と【死人ゼロ】を貫いてほしかった…というのは、私が求め過ぎでしょうか…。  さて、採点ですが…特に前半のユルイ展開は好みが分かれそうですが、私は【個人的に残念だったこと】で1点のみ差引き、9点とさせていただきます。あらためて他の皆さんのレビューを遡って拝読すると、実は高評価が多いとわかり、当初の【半ば、義務感で】という鑑賞動機が、如何に無礼だったか、猛烈に反省しています。  最後に…墓参りを済ませてチェン達のもとを去り、上り坂の並木道を歩きながら遠く小さく消えていくラストシーンは、今となっては【天国へ旅立って行く姿】のようにも見えました。亡くなられて半世紀近く経っても、いまだに私達に感動を与え続けてくれるブルース・リーさんへの畏敬の念をもって、後姿を最後まで見送らせていただきました。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2021-02-23 15:27:40)(良:1票) 《改行有》

2.  ドラゴン怒りの鉄拳 《ネタバレ》  志穂美悦子さん主演の【女必殺拳シリーズ】を観て、その製作のきっかけにもなったブルース・リーさん主演の映画を観ておかないのは誠意がないと思い、BDをレンタルして【ようやく】鑑賞。  【ようやく】というのは…実は私はこれまで、リーさん主演の映画を避けてきたからです。私が小学生のとき【燃えよドラゴン:1973年】が公開され流行っていた頃、クラスメートが次の話(注:レビュー用に表現はマイルドにしてあります)をしてくれました。「もう、ブルース・リーって、この世にいないんだって。ある映画のラストで、ピストルで撃たれる場面を撮ったとき、本当に撃たれたみたいに倒れ込んで…撮り終わって皆で『すごい演技力だ!』と絶賛して近寄ってみたら、本当に撃たれちゃってたんだってさ」。単純だった私はこの話をすっかり信じてしまい、街角で“ドラゴン”の映画のポスターが目に入るや、怖くて悲しくて目を背けるようになっていたのです。数年後、亡くなった理由は別だと知ったものの、刻み付けられた感情は残ったままでした。  今回、意を決して観ることにしたわけですが、当作品を最初に選んだ理由は、以下の二つです。①大人になってから【大魔神シリーズ:1966年】のスーツアクター・橋本力さんのインタビュー記事を読んで「悪役として出演した作品」という知識があり、もともと幾分か興味がありました。②当サイトのレビューを拝読し「最初に観るならこちらがオススメ!」という↓の【movie海馬さん】のコメントが決め手になりました。    さて、感想ですが…ブルース・リーさんのアクションって素晴らしいですね。月並みな言葉ですが、某漫画からのフレーズをかりると…技の切れ・流れ・速さ、どれをとっても非のうちどころがありません!。現在に至るまで、世代を越えて魅了されるファンが後を絶たないのも頷けます。  橋本力さん扮する道場主もキビキビとした剣技の末、悪役として見事な負けっぷりだったと思います。特に大きく眼を見開くたびに「おお!大魔神の眼だ!」と思っちゃいました。  一方、【劇映画】としては、上記の橋本力さんのインタビュー記事を読んでいたのが幸いし、【設定】自体は【高慢な支配勢力に虐げられ、屈辱を受ける人々を描いたもの=古今東西、普遍的なもの】として割りきって観れました。ただしストーリー展開は、警察や司法が殆ど関与できないまま、いわゆる【私刑の応酬】がエスカレートしていくというもので、観る人によって意見が分かれそうな印象を受けました。個人的には「仲間が言うように、事前に相談できなかったのか?『仲間を巻き込みたくない。俺一人でなんとかする』ということかもしれないけど、結局、巻き込んでしまっているし…こうするしか方法は無いのか…」と、観ている途中、やるせなさで一杯になりました。  勿論、当作品におけるリーさんの拳の迫力は、ストーリーに基づく【屈辱・怒り・悲しみの爆発】を、表情・声・全身で表現したものであるからこそ、と言えるかもしれませんが…。  なお、幼馴染であり婚約者のユアン(女優ノラ・ミャオさんがお美しい…)との【ホー師匠の墓前で語らう場面】は、激しいアクションとは対極にある【静かな悲しみをたたえた切ないラブシーン】になっていたと思います。  そして、オープニングの曲から、何となく悲劇的な最期の予感はしていたのですが…主人公・チャンが目に薄っすらと涙を浮かべながら叫んで飛び込んでいくラストには「クラスメートが言っていたラストシーンって、きっとこのことだったんだ」という【衝撃】が心に突き刺さり、観ていて溜まっていたやるせなさが一気に溢れ出て、年甲斐もなく涙が止まらなくなりました。  涙が尽きた後、冷静に振り返ってみると「公開当時、香港では、このチャンに感情移入しすぎて『ブルース・リーは、無念の最期を遂げた=本当に亡くなってしまった』と思い込んでしまった観客さんが少なからず存在したのではないだろうか…それが日本にも【噂】としてクラスメートの耳にも…」と連想したりもしました。  それにしても、意を決して観た最初の【ブルース・リー映画】が【40年近く前の記憶】とつながって、とめどない涙につながるとは…不思議なものを感じずにはいられません。涙と共に【リー作品を避けていた小学校時代の自分】に区切りがついたような気がします。  さて、採点ですが…ブルース・リーさんのアクションは勿論、個人的なインパクトにより10点を献上したいところですが…他のレビュアーさん達も言及している【エロ場面】は、私も不要だと思います。また、設定に対し【古今東西、普遍的なもの】とは、どうしても割りきれずニュートラルに観ることが出来ない方々もおられることでしょう。その点を差し引き、9点とさせていただきます。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2021-01-17 12:41:45)《改行有》

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