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プロフィール |
コメント数 |
129 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. ブレードランナー
《ネタバレ》 DC版も見ました。 DC版と違いこちらはデッカード=レプリという可能性が著しく低い作品に仕上がっています、そういう意味ではDC版とは別物のような作品となります。
監督がやりたかった事はデッカード=レプリではないか?という事をほぼ全てのシーンにいくつものヒントを隠し視聴者に想像させ、自分なりの物語を作らせるといった手法だと思っています。
こちらの作品はそういった意味ではDC版と違いデッカードのナレーションなどが入ってしまい自分なりの物語を作ることが出来ません。私が自分で作り出したストーリーではデッカードはレプリでありこの通常版ラストで「レイチェルの4年の寿命が設定されていない」という言い回しから推測するにデッカード自身も4年以上生きたと思われるためデッカードがレプリという説は崩れてしまいます。
こんな作品そうないですよ。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-05-08 17:19:07)《改行有》
2. ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
《ネタバレ》 通常版も見ました。 デッカード=レプリという説があり、議論がなされていますが。私は肯定派です。そうでないと監督がほぼ全てのシーンといっても良いほどに刷り込まれた層が無駄になってしまうからです。これを人間のような感情が生まれたレプリの悲しい話と取るよりは、もともと仲間であったデッカードが記憶を刷り込まれ、ブレードランナーとして生まれ変わり昔の仲間をその手にかける、、こちらの方が悲しくて泣けます。この映画には答えは無いですが、監督が仕掛けたヒントから自分の物語を作り上げる事の出来る数少ない映画の一本だと思います。この映画の1シーン1シーン何も考えずに見ると凄く損します。デッカードが部屋の鍵を落とすシーンやうどん屋の台詞一つ取っても私は自分なりの意味を見つけました。監督は天才か私の勘違いかどっちかです。[DVD(字幕)] 10点(2006-04-26 00:44:10)
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