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プロフィール |
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914 |
性別 |
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自己紹介 |
ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。 「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。 映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。 目指せ1000本! |
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1. 欲望の翼
《ネタバレ》 ウォン・カーウァイの出世作らしく、今後のスタイルが確定したもののそれほど尖がっていない分、懐かしさと受け入れやすさがあった。緑色を基調にした、暑苦しさと湿気に満ちた'60年代の香港で描かれる孤独と喪失、象徴的に挿入される時間の存在、それぞれが満たされない想い、どことなく分かる気がする。身勝手で破滅的な自由人・ヨディの行く末がレスリー・チャンの人生と重なる。当時、彼に代わる男が果たしていたかどうか。後の『ブエノスアイレス』の危うさに近いものを感じた。監督特有の行き当たりばったりなストーリーは、上手くいかない人生を思わせるようで、今回に限っては良い方向に向かっていた気がする。実母との再会が果たされていれば、ヨディの人生も恋も別の結末があったかもしれない。脚のない鳥の話が映画に深い余韻を残す。[インターネット(字幕)] 6点(2018-01-02 01:48:35)
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