みんなのシネマレビュー
sayzinさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

21.  美しい夜、残酷な朝 デヴィッド・フィンチャーのパクリ(リスペクト?)っぽいものの、自分の世界を明確に映像化してあるパク・チャヌク作品や、クリストファー・ドイルと組んで持ち味のインディ臭さを廃した陳果作品はそれなりに見応えがあった。面白さで言えば、私もやっぱり「餃子」。現にプラセンタをガブ飲みしてる女性が多いのも事実だし(今はBSE関係で手に入らないのかな?)、人間の女は鬼子母神より恐ろしいということでしょうか。それにしても、こういう風に並べられると三池崇史作品(と言うより「邦画」特有)の貧乏臭さが際立って、辛いものがあった。こんな企画なら、もう少し他国に負けない「品質」で勝負して欲しい。また、私は長谷川京子も初見でしたけど、何で売れてるのか良く解りませんでした。という訳で、全体をひっくるめて5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-25 00:13:10)

22.  恋の風景 香港の女流監督・黎妙雪が、「金魚のしずく」のドキュメンタリー・タッチとは打って変わったファンタジックなスタイルと、香港・中国のスター俳優を使って撮り上げたラヴ・ストーリー。亡くなった恋人の幻影を追い求めているヒロインが、新たな恋に踏み出して行くまでを描いてます。私的な見所は、回想シーンに登場する今は亡き恋人を演じたアクション・スター鄭伊健。私が観たことのある作品とは全く違う、透明感のある演技が新鮮でした。そして、人気絵本作家・幾米によるアニメーション。映画自体は非常に低体温な感じで進むので、余り好みではありませんでした、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-25 00:12:23)

23.  マッスルモンク 香港映画特有の馬鹿っぽさで幕を開けつつも、演出は終始シリアスで、話も仏教的死生観に基づいた湿っぽい方向に流れていく。ノワール系の監督二人では、ツイ・ハークみたいに馬鹿に徹しきれなかったんでしょうか。それに大スター・アンディ・ラウの扱いに負けない位、アジアの聖女・セシリア・チャンの扱いも酷いゾ(彼女のダミ声は益々磨きがかかってきたなぁ…)。ところで、「自らの業は自らにはね返る、よって憎悪の連鎖は断ち切らねばならない」というクライマックスの展開は、現在の世界情勢を表してるのかもしれません。そう考えると、信仰を捨て不必要に筋肉をまとった「大きい人」という名の主人公は、マッチョなアメリカの象徴。大きい人が筋肉を脱ぎ捨てた時、本物の平安が訪れるのです。深読みし過ぎの5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-26 00:05:30)(良:2票)

24.  トランサー -霊幻警察- 新「香港国際警察」で日本でもブレイクしそうな香港のイケメン俳優、ニコラス・ツェー主演のアクション・ゴースト・ストーリー。関わった人間を死なせてしまう運命を背負っている為、孤独に生きてきた心霊捜査官(たった一人しかいない警察の心霊事件担当部署が「2002」課)が、相棒と恋人を得るまでの物語。馬鹿馬鹿しい設定をシリアスに展開しつつも、怒涛の演出とアクションで見せきってしまうのはさすが香港映画。特に、霊に物を渡す時、紙(御札?)で作ったレプリカを燃やすというアイディアは秀逸。出来としては決して良くないと思いますが、私は飽きずに観れました、5点献上。5点(2005-03-16 00:07:16)(良:1票)

25.  東京攻略 日本人の視点から、いくらでも中身の揚げ足を取ることは可能でしょうけど、それ以上に、「東京」を使ったこれだけの「アクション活劇」が可能であるということを中国人に見せつけられ、私は悔しい気持ちの方が大きい。東京国際フォーラムでの格闘、新宿副都心から中央公園での追っかけ(ハリウッド映画に良く出てくるセントラル・パークみたい)、公道上での車両運搬車アクション、隅田川でのボート・チェイスと、中々楽しい仕上がりです。「アクションがお粗末」ったって、日本には本作並のアクション映画さえ無いんですよ! また、トニー・レオンの日本語より、出来損ないの吹替みたいな遠藤久美子の日本語の方が遥かに問題。それにしても、セシリア・チャンがそのエンクミ並の扱いだったのが非常に解せない…、5点献上。5点(2005-02-10 00:51:48)(笑:1票)

26.  完全なる飼育 香港情夜 ≪完全なる飼育完全制覇・その3/獲物=伊藤かな≫ いよいよ海を渡ったシリーズ第三弾は、周囲と隔絶された上、言葉も通じぬ香港郊外での監禁飼育。話の筋はもちろん前二作と全く一緒ですが、今作の特徴は女子高生側の背景描写がより明確になっている点。従って、これまでは監禁する側に要らぬ妄想を抱いて鑑賞しなければならなかったものが、今作では監禁される側にも感情移入できる作りとなっている。不条理な展開も、香港の景色と中国家屋の所為で、何となく納得できる気がした。ただ今回は、シリーズの顔・竹中直人の教師は要らなかったと思う、5点献上。5点(2005-01-19 00:16:56)

27.  天上の剣 The Legend of ZU 映画ではしばしば「全編クライマックス!」等と宣伝されることがありますが、私は全編クライマックスの映画に出会ったことはありません、この映画を観るまでは…。本作は戦闘シーンだけを繋いだDVD特典映像の様に、掛け値無しに全編クライマックス、最初っから最後までCGとワイヤーを駆使した天上人と魔王の戦いで埋め尽くされてます。では、全編クライマックスの映画が面白いかと言えば、これが否。だってストーリーが全然解らないんだもん。目には楽しくても、一体誰が誰で、何処で何が起きているのかがさっぱり解らない。アジアン・ビューティ・チャン・ツィイーも薄汚れたメイクを施され、アジアの聖女セシリア・チャンの引き立て役だし…。ということで、時間だけはあっと言う間に過ぎていくサービス精神に、5点献上。5点(2004-12-28 01:37:36)

28.  金玉満堂/決戦!炎の料理人 「食神」と比べれば、かなりオーソドックスな料理対決モノとなってますが、ストーリー自体が無茶苦茶なのは同じ。全てのエピソードが唐突に始まり、映画は強引に推し進められていきます(が、弾け具合は「食神」の比ではありません)。しかし、美人女優にブス・メイクを施して、後半一気に美女へ変身させるのは、香港では一種の流行だったんでしょうかね? 引く一歩手前のギャグにも独特のものがあります。また、満漢全席勝負の審査委員長が日本人なのは、日本マンガへのオマージュなのか、パクってばかりいることへの償いなのか…。ということで、私的には惜しくも5点献上。5点(2004-09-14 23:14:06)

29.  LOVERS 「はかりごと」の文字を背景にした「恋人達」という邦題が表す様に、偽りの上に築かれ、やがて真実へと変わる愛が招く悲劇を描いた張藝謀の武侠大作第二弾。全編ワイヤーとCGに彩られ、対決シーンも全て演舞だった幻想的な「HERO」に比べると、今回はそれらを大分抑えて現実感を重視している様に感じました。主人公達も達人ではありますが超人ではなく(序盤のチャン・ツィイーの舞が一番超人的、そして本作一番の見せ場だと思う)、朝廷が派遣する追っ手の兵達も雑魚ではありません。ストーリー的に何ら目新しいものはありませんが、一見似た様な前作と大分テイストを変えた演出・作劇には好感が持てました(和洋中折衷の梅林茂の音楽設計が利いてると思う)。しかし私的に面白さは今一つだったので、5点献上。5点(2004-08-07 00:34:10)

30.  HERO(2002) 真っ赤な嘘が疑念の藍に染まり、遂に真実の碧色が白日の下に晒される。確かにこの演舞と映像美は一見の価値があるのかもしれませんが、私は本作から新しさを感じることが全く出来ませんでした。この映像から真っ先に連想したのは「トラフィック」、そして(李安でも陳凱歌でもなく)王家衛。衣装・美術からは「ザ・セル」。太鼓のリズムと胡弓の音色をBGMにした達人の決闘は「グリーン・デスティニー」等と寸分と違わない。それに、衣装は変われど殺陣も全編変化無し(一番期待してた3,000の兵対2人の殺陣もサラっと流しただけ)。となれば、以前見たことのあるモノばかりがクドい位に繰り返されてる様にしか見えません。演出的には明らかに失敗作だと思います。ということで、努力の後の見える映像に+1点して5点献上。5点(2004-02-07 14:18:39)(良:2票)

31.  インファナル・アフェア 異様に評判が良い本作ですが、元々「マフィア・ヤクザ・チンピラ」モノが好みでないこともあって個人的には今一。いつもの劉徳華作品風タイトル・バックに一瞬「風雲ストームライダーズ」が頭を過ぎりましたが、後は本格ハードボイルド。これからラウ警視(何で役名が同じなの?)は一人秘密を背負って無間道を生きていく…。総集編風の導入部もあって、肝心の主人公二人がどっちがどっちか判らなくなってしまうのは「風雲~」同様大きなマイナス。一番面白く感じたのは序盤のスパイ二人による情報のリーク合戦。全編あの調子なら個人的にもっと楽しめたと思います、5点献上。5点(2004-02-07 14:17:52)

32.  レジェンド・オブ・ヒーロー/中華英雄 (ネタバレしてますが読んでも解らないと思います) これも人気劇画の映画化。始まってみれば「風雲ストームライダーズ」の続編か?と思わせる程、製作会社、スタッフ、キャスト、タイトルバックがまんま同じ。あちらのタイトルバックは3DCGだけど、こちらは2D劇画で「フラッシュ・ゴードン」を彷彿とさせるぜ。訳あって主人公の英雄が流れ着いた先は「ギャング・オブ・ニューヨーク」と同じ20世紀初頭のニューヨーク。そこは「アミスタッド」のように連れてこられた中国人が強制労働させられてる凄い世界。会話も凄いぞ。アメリカ人は英語で喋り、中国人は中国語で喋って会話が成立してるじゃねーか、正にNOVAを越えた異文化コミュニケーション。強制労働所を抜け出した英雄には休む暇なく唐突に、「セーラームーン」と同じ名前を持つ「帝都物語」の加藤のような日本の忍者集団が襲いかかる。しかもこの日本人、中国語喋ってるじゃねーかよ~。え~っ、そしたら次の舞台は日本? この辺から訳分かんなくなってきたぞ…。またアメリカに舞台を戻すと、中国に残してきた身重の奥さんが訪ねてきた。奥さんは一男一女の双子を出産して呆気なく死亡(クリスティ・ヨンは「決戦・紫禁城」では生き残ったのにまた死んじゃったよ)。そこで忍者に女の赤ちゃんを奪われてしまう。その時何故か通りかかった超怪しい占い師に「お前の周りにいる者はみんな死ぬ」と言われた為に、英雄は男の赤ちゃんを預けて何処かへ去る。きっと娘を探しに行ったんだな。そして16年後、今度は息子が父親を探しにやってきて、チャイナ・タウンの中国人一行と強制労働所解放に向かう。この辺はまるでジェット・リーが出てきそうだぞ。息子が危機一髪の瞬間、どこからともなく英雄登場。娘を略取した情報を持つと思われる男を問い詰めもせず木っ端微塵にして、また去ってしまう英雄。何しに来たんだよ! これで頭にきたのが街を牛耳る黒幕。忍者とも手を組んでKKK団(!)を引き連れてチャイナ・タウンへ殴り込み。無茶すんな~。息子が危機一髪の瞬間、またまた英雄登場。そしていよいよクライマックス、忍者の首領・無敵(!)との決闘だ。お互い奥義を炸裂させて自由の女神像を粉々にしつつも「中華奥義」で英雄の勝利だ!(こりゃタイトルは「決戦・自由の女神」の方が良かったんじゃないか? しかし、どーしょーもなく怪しい仮面の男は最後まで善人かよっ) そして、中国へ帰る息子を見送る英雄、めでたしめでたし。…って、奪われた娘はどーなったんだよっ!? う~、もうお腹一杯…、ってことで5点献上。5点(2002-02-13 19:53:55)

33.  春の惑い いや~、恐ろしいほど静かな作品ですね。落ち着いたカメラワークの長回しもさることながら、文字通り「音」が聞こえてこない。いっそサイレントでも良かったんじゃないかと思える位。で、確かにこだわりの感じられる美術や衣装(+それを切り取る構図)で映像は美しいんですけど、私的にはそれだけ。【小菊】さんが書かれてる通りの、古臭い「昼メロ的ストーリー」も退屈(中国古典映画のリメイクらしいので、それも仕方ないのかも知れませんが…)。元来派手好きの私は、美しい映像ただそれだけで2時間を我慢できません(映画のタイプは全く違いますが、少し「花様年華」を連想しました)。たぶん芸術性の高い良い映画なんでしょうけど、私には良さが解りませんでした。そんなことで、その「映像」に+1点して、何とか4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-01 00:04:45)

34.  青蛇転生 何も知らない人に「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のシリーズだと言って観せても最後までバレることは無いんじゃないかと思われる(って、バレるか…)、ツイ・ハークお得意の伝奇アクション映画。お色気コメディ風の前半から超人坊主vs蛇姉妹の一大バトル、そして何故か物悲しいラストと、ほぼ「チャイニーズ~」と同じ様な展開。最後はどっちが正義の味方かも良く解らない大カタストロフを迎えて、町も滅茶苦茶ならお話も滅茶苦茶になってしまう。何だかなぁ…。それにしても天下のマギー・チャンも、こんなお色気馬鹿女優時代を経て現在があるんですねぇ…、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-28 00:06:22)

35.  カルマ あんまりアジアン・ホラーって観てないんですけど、「呪怨」の咽喉の奥を鳴らした様な音といい、本作の木の軋む音といい、そして幽霊の関節の外れた様な(てか、外れた関節を嵌める様な?)動きといい、どれもこれも新鮮味がありませんね。とにかく貞子が(文字通り)世界に与えたインパクトには相当なモノがあったということだけは判りました。本作も幻覚と現実をもっと突き詰めて描けば面白かったと思いますけど、【FSS】さんご指摘の通り、そこに何の工夫もありませんでした。それにしても、本作がレスリー・チャンの遺作だったんですね。改めてご冥福をお祈り致します、4点献上。4点(2004-08-19 19:41:21)(良:1票)

36.  ブラック・マスク ↓その通りなんですが、これではこの映画の予告編と同じく一面しか伝えていません。実は、「グリーン・ホーネット」のようなマスクをつけたジェット・リーのワイヤー・アクション満載と思わせて、それ以外の部分は香港コメディなんですよ。その落差が余りにも激しすぎて、ちょっと拍子抜け…。しかし香港映画って、どうしてここまでコメディにこだわるかなぁ、コメディじゃないとお客さん来ないのか? というわけで4点献上。4点(2002-02-13 19:47:20)

37.  花様年華 ガキ共を一切無視した完璧に大人の映画。全くと言っていい程ドラマの無い物語に、ほとんど引きの無い短いシーンの積み重ねだけで、思慮深き大人の恋愛感情の機微を表現しようとしています。だから、まだまだ子供の私はイライラするだけ。各シーンの画力に感心はしますが(30年以上前の邦画を連想させます)、退廃的でオリエンタルな絵葉書を眺めてるだけのような印象(流石に1時間半も絵葉書眺めてたら飽きますって。しかし劇中のマギー・チャン、一体チャイナ・ドレス何枚持ってるんでしょう?)。こういう映画を評価しないとカッコ悪いですけど、こんな所でカッコつけてもしょうがないので、4点献上。4点(2002-02-13 19:44:31)

38.  拳神/KENSHIN アンドリュー・ラウの武侠馬鹿映画の一つの到達点。本当は「鉄拳」を映画化したかったらしいんですけど、権利を買えなかったのか、「鉄拳」と「ストリートファイターⅡ」を合わせた様な、正に香港映画らしい海賊版的内容でお茶を濁してます(エンドロールの最後で、一々「鉄拳」とは無関係だと断りを入れてる所がチャーミング)。「風雲/ストームライダーズ」辺りはまだ楽しく観られましたけど、ここまで来ちゃうと単にCGの無駄使い(ショボCGも笑って済まされないレベル)。いい加減さとくだらなさと寒さばかりが先に立ち、突き抜けた馬鹿映画にもなってないし、そもそもSFにする必要性を感じません。サモ・ハン・キンポーの若い頃がイーキン・チェンだったという位の無茶苦茶なパワーが映画全編に欲しかったです、3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-08 00:02:08)

39.  シクロ 何とヴェネチア映画祭の金獅子賞受賞作品(全然知らなかった…)。シクロ乗りの少年が主人公ということで、ベトナムはホーチミン市の現状を横断的に描き出す映画かと思ってたら、実はこれまた私の嫌いなヤクザ(チンピラ)映画でした。シクロ乗りの主人公が裏社会に片足を突っ込み、葛藤を経て成長していくという青春映画でもありますが、私にとっては他のトラン・アン・ユン作品同様、余り面白い映画ではありません。主要な三人の登場人物も何を考えてるのか判らず(今思えば、ほとんど台詞を喋らない本作のトニー・レオンと、ユン作品常連のベトナム美女トラン・ヌー・イェン・ケーの関係が「悪い男」っぽくもありましたが…)、他のユン作品みたいな映像美も無く、淡々とした展開がかなり退屈でした。そんな訳で、3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-08 00:00:48)

40.  PROMISE プロミス (ちょっと長めに監督、心の声) 李安の野郎、地味なホームドラマばかり撮ってたのに、「臥虎藏龍」たった一本でハリウッドの巨匠の仲間入りかよ。蒋介石の落人のくせにアカデミー賞候補にまでなって、うまいことやりやがったなー。畜生、「温柔殺手」なんか引き受けるんじゃなかったぜ…。こうなったら俺も武侠映画を撮ってやる。うかうかしてたら張藝謀に美味しい所を持ってかれちまいそうだからな。そういや、奴の「十面埋伏」は香港スターと日本人を使ってたな。だったら俺は韓国人も使って、東アジアを制覇してやるぜ。そうだ、「武士」に出てた奴隷をそのままパクって使おう。名前は知らんが人気はあるらしいからな。ヒロインだって章子怡よりずっと美人の張柏芝を、更に美人に撮ってやる。ついでにダミ声も矯正してやる。それに、李や藝謀みたいに芸術振ったアクション映画も流石に飽きられてるだろうから、俺は心の師・徐克を目指すんだ。伝統ある本物の武侠映画スタイルを世界に示してやるぜ。どんなに馬鹿馬鹿しい映画になろうと、俳優を火達磨にしようと構うもんか。俺はカンヌのパルムドールを獲った陳凱歌なんだ! …3点献上。[DVD(字幕)] 3点(2006-09-01 00:06:09)(笑:2票) (良:1票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS