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1. プロジェクトA
1984年といえば、「ターミネータ」「ポリスアカデミー」「風の谷のナウシカ」
「ストリートオブファイヤー」と、私の好きな映画が沢山制作された年なんですね~。1984年の映画をリストアップしてみると、暇な学生時代のせいもあり、その9割は劇場で観ている自分の暇さ加減にもあきれます。プロジェクトA!この映画は2回続けて観ました。昔は映画館にひとたび入れば何回観ても良かったんですよ。友達と2人で何の躊躇もなく2回目に突入。どんなに新鮮だったか判りますか?何がって、作り手の情熱がこんなにヒシヒシと伝わってくる映画って観たことがなかったから。ハリウッド全盛期。邦画はマスコミタイアップのくだらない作品を連発。アジア人のヒーローとしては、まさに三船敏郎以来の誕生だったのです。決して2枚目ではないジャッキーチェンが、実にさわやかにかっこいい!今じゃ新鮮みがないNGシーンですが、この映画で初めてNGシーンで泣きましたよ。「映画を作る」っていいな~と素直に思える渾身の一作。資本力がなくても情熱さえあればヒーローになれることを証明してみせた歴史的作品。私が映画を愛するなった理由。あらゆる賛辞を浴びせるに値する。チャウシンチーも好きだけど、それもこの肉弾コメディカンフーアクションというジャンルを世界レベルに押し上げたこの作品あってこそだ。この映画のオリジナリティを私は強く支持します。[映画館(字幕)] 9点(2005-11-26 01:22:51)《改行有》
2. カンフーハッスル
同じタイミングで観たMr.インクレディブルとは対照的な映画だ。Mr~が緻密な設計図を元に計算し尽くされているのに対し、この映画は勢いまかせだ。キャスティング面でフルCGの優位性を思い知らされる。総合製作能力は明らかにPIXERに劣っている。唯一肉弾のリアリティを除いて・・しかしあまりに破綻のない映画を観た後この映画を観ると何だかホッとする。回数は少ないが、笑いのテンションは明らかにMr~を凌駕する。観る人を選ぶので、少林サッカーと同様、ちょい役で登場するハンケツ男の存在意義を許せるかどうかがリトマス紙である。また、突っ込みどころが満載で見終わった後の話に花が咲く。カンフーがハッスルしたのでこれはこれで良いのだ。もしマッハ!を観ていなければもっと高い点数を付けたかも。8点(2005-01-04 17:30:41)
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