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プロフィール |
コメント数 |
1408 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
投稿にあたっては ①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。 ②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。
※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28) |
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1. スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜
《ネタバレ》 リアルでガチな変質者を描いた作品。等身大過ぎる描き方が只管恐ろしいです。
自らの幸せや生きる価値を見出せないからといって、毎朝気さくに満面の笑みをもって話しかけてくれる女性に対し、笑顔を剥ぎ取り不幸のどん底に叩き落そうとすることなど、一体どこの変質者が思いつくのやら。否、だからこその変質者なのか…。実行しないだけであって、世の中にはこの手の人物が数多く潜んでいるのかも知れません。
既にレビューされている方もいらっしゃいますが、精神的に病んでいることは勿論、その成育過程において極めて重大な問題があったのかと思わせられる異常性。彼が親離れ出来なかったのか、それとも母親が子離れ出来なかったのか、いずれにせよ今や会話さえも出来なくなってしまっている(息子とは話したくないのだけなのかも知れませんが)入院中の年老いた母親は、彼の報告めいた話を一方的に聞かされるだけで、彼にとっての救いとはなり得ない、いやそれどころか彼の行動をエスカレートさせる源にさえなってしまっています。
犯行の手段もある意味で残虐極まりない。しかも傷心の極みにある彼女に犯行声明的な手紙を送り付けるとは。巻き添えになった恋人は遠退いていく意識の中で何を思ったことでしょう。
それと、無実の罪を着せられてしまった清掃人の親子はまさに青天の霹靂。更には、捨て台詞的に残酷な言葉を投げ掛けられ失望の極みに追い込まれてしまった老婦人。愛犬も危害を加えられたし。前のアパートも含め、ここに登場しない被害者はまだまだいたのかも知れませんし、警察が捜査をしくじればこれからも増えるのかも知れません。
現実的に考えれば、ベッドの下でトイレも行かずに何時間もじっとしていたり、どこで知識を得たにせよ目的達成のための薬剤を十分に調達していたり、目撃者である女児を金品や脅迫で意のままにしたり、だいたいからして他人が一晩一緒に寝ていたら匂いとかで判るでしょうに…etc. そんなに上手くいかないでしょみたいな場面は多々ありますが、目を背けるような描写は殆どないながらも兎に角主人公の暗い素顔が恐ろしいホラー作品。恐いです。7点献上します。
ちなみに、これも既にご指摘がありますが、邦題は方向が違い過ぎますね。ミスリード目的?これはマイナスポイントです。[インターネット(字幕)] 7点(2023-11-11 11:37:05)《改行有》
2. スカイライン-逆襲-
《ネタバレ》 三作目となって最強ヒロイン大活躍的作品といった色が益々濃くなったような…。最早無敵のローズ。全二作を未見でも十分に楽しめるSFアクションエンタメ作品に仕上がっており、結果、シリーズ全三作はそれぞれに異なるテイストの魅力的な作品になっていますが、本作は前二作がそれぞれに持っていたようなオリジナル感が少々控え目に感じられます。SFアクション大作の王道を行くような正統派作品とでも言いましょうか。
ただし、攻め入る人類側がローズを中心として強力極まりなく、背水の陣で決死の攻撃に出たはずなのに、結局は圧倒的に優位なように感じられ、どっちが侵略者なのか分からないような気がしないでもないです。まぁこの場合、リベンジと言えども地球人が侵略者と言っても当たっているような気はしますが。
ということで、前二作を未見でも楽しめるとは言いましたが、シリーズを通して観た場合の評価と本作単品での評価は若干異なるように思えます。ここではシリーズの完結編(第四作があるかも知れませんが)として大いに楽しめたということで7点献上します。[インターネット(字幕)] 7点(2023-03-02 23:11:31)《改行有》
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