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【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 -El Laberinto del Fauno-“ファウヌスの迷宮”パン=森の神ファウヌス 主人公が少女。引っ越しから始まる。森の中の石像。森の奥の異世界。カエルの番人。黒くて丸いススワタリ…でなくダンゴムシ。口に異物を入れて吐き出させる。カオナシ…でなく顔に目のない化け物。手を付けてはいけない料理を口にしてしまう両親…でなく少女。釜爺の貴重な薬湯…でなく町医者フェレイロの睡眠薬。味方になってくれる女中…でなく家政婦のお姉さん。千と千尋を観たデル・トロが自分流のファンタジーを創ってみたら、こんな作品になってしまったんだろうか?そんなイメージで鑑賞。甘さを抑えた大人向けのサイダーだと思ったのが、どっこい実はストロングゼロだったような衝撃。 猟師親子の殺害や捕虜の尋問など、義父のビダル大尉による非人道的な行為が描かれているが、同じ建物に居ながら、オフィリアがそれを目撃するとか直接絡む描写は無い。父を失い、故郷を離れ、母親は新しい夫の顔色を伺うばかり。確かにオフィリアは可哀想な立場だけど、衣食住には不自由がなくて、メルセデスや町医者ら村人が可哀想どころか、あまりに悲惨な境遇なので、どうも少女の可哀想加減に集中出来なかった。 ピカピカの鍵や特殊なナイフ(結果論、銃で流れる血で良かったんだから必要なかった?)は架空のアイテム。チョークは実在するただのチョーク。マンドラゴラの根は大きな生姜か何かかな? 最後の試練でパンと話すオフィリアが、大尉には彼女の独り言に見えてるシーンが、私には一番ショックでした。アレ全部妄想だったのか!って。 映画の意外な結末の中では、全部妄想パターンは割と定番なのかもしれないけど、現実があまりに救いようが無いのに、少女の拠り所のファンタジー世界にすら救いが無い絶望感。 あの場面、大尉にオフィリアを殺す必要性は無いのに、ついカッとなったのと、鬱陶しいし今後同じことがあったら面倒だから殺した。オフィリアも戦うでも抵抗するでもなく、弟を大尉に渡して、ただ殺された。主人公の幼い少女の最後が、こんなので良いのかな。 フランコ独裁政権の悲劇を描くのが主目的だろうし、そこは無知な私には大変勉強になった。独特の不気味なクリーチャー。地下王国のファンタジー世界。 たしかに不思議な魅力は感じるから高評価も納得だけど、救いある王国エンディングを打ち消す、現実世界のオフィリアの死で終わる本当の最後。 創作だからどんな物語かは作者次第だけど、こういう結末を選ぶことに、私はあまり共感できません。[インターネット(字幕)] 4点(2021-11-05 01:27:46)《改行有》

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