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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. カティンの森
《ネタバレ》 不勉強なもので歴史背景を知らず肝心なことを見落としているかもしれませんが、やはり本作は伝えたいメッセージ性の強さが〝映画〟を凌駕してしまっています。 早い話し悲惨で恐ろしい出来事ですが、それは史実によるものであって映画によるものではなく、これ自体を見て怖いとは思えませんでした。 ラストの繰り返される機械的な殺戮シーンにしても紋切型ですし、あるいは夫が生存しているかというサスペンスもほとんど機能していません(そんな気もないかもしれないが)。 ただ、若者の男女が屋根の上に逃げるシーンは印象的です。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-30 18:46:21)
2. 影(1956)
《ネタバレ》 何とも奇妙な謎の事件から導入し好奇心を掻き立て、勢いのみに留まらず三本の興味深い話で次々と魅せ、最後には数本が絡まったように見えた糸が一本に解ける面白さがある。三つの不可解な事件が一つに繋がるのはあまりにも偶然が過ぎるのだが、そんなことを気にさせないほど、すんなりとそれぞれの過去の回想に入っていき結末を知りたくなってしまう話の聞かせ方がとにかく巧い。特に二話目は緊張感があってドキドキさせられる。虎穴で仲間の足を蹴った時のあの反応、たった一人のところ狂気に駆られた表情で「手を出すんだ!」と凄まれる恐怖。計算尽でさり気なく事の結末である義足を見せるのも見事だ。作中に漂う空気も暗澹としており、白黒映画ならではかもしれないが物語のキーとなっている陰影のつけ方も不安を呼び起こすようで良い。もちろん1956年製作のポーランド映画であり政治的な内容だが、単純にスパイサスペンスとしても十分に楽しめる。[ビデオ(字幕)] 9点(2007-03-05 18:49:52)(良:1票)
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