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1. 卵の番人
《ネタバレ》 これだから卵と関わるとロクなことがないんだよ…、「ファニーゲーム」然り「ハリー、見知らぬ友人」然り。まず冒頭の五分間がデジャブの連続、ここで一回も欠伸をしなかったら勲章を差し上げます(笑)。この監督の作品は先に「キッチン・ストーリー」を観ていたのですが、全くこれっぽっちも作風が変わっていないことに驚きました。これがノルウェー流のジョークなのでしょうか。特にしつこいぐらいのトイレのシーンは笑いました。月面着陸の実況と画面の映像がシンクロするところは、確かジャック・タチの映画でもやっていたような。相変わらずこの人の作品は自分一人で部屋に閉じこもって、ゆったりとコーヒーでも飲みながら観たいです。そんな味わいのある映画です。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-19 18:16:57)
2. キッチン・ストーリー
《ネタバレ》 「es」ほのぼの版という感じ。初めはあまり面白くないんじゃないか?と思ったけど、徐々に二人が友情を育んでいくところはしみじみとしていて良かったです。何よりもあの小さなキッチンの中で、男二人が対峙している間が何とも言えず好き。イザックの誕生日を二人で祝うシーンなど、監督の視点の温かさを感じさせます。キッチン・ストーリー、それはちょっぴり素敵なお話。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-20 15:57:08)
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