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1. 電子頭脳おばあさん
エスねこさんどうも、どうぜご遠慮なくコメントして下さいませ(^^)。本作はトルンカ作品における唯一のSF映画ということですが、冒頭の凝りに凝ったオープニングクレジットから目を瞠らされます。とにかく人形の他にも、劇中に登場するありとあらゆる未来世界のギミックが凄い!交通手段の乗り物から小道具、そして電子頭脳おばあさんの造形に至るまで、本当にこの人はこの手の分野でもやっていけたんじゃないかと思うほど優れたセンスの持ち主だと思います。文明社会の冷徹さ、ブラックユーモアの量は「未来世紀ブラジル」の比ではない。機械的でありながらも人間の温かさが伝わってくる傑作であり、単なるアニメ作品ではなく一つのSF映画として認知されて然るべき作品だと思います。9点(2004-12-19 19:25:41)
2. 庭園
《ネタバレ》 うわ~出た出た(笑)。意味不明、不条理。「君、突っ込むのが遅いよ」と思いながらも、やはり「何故?」と考えずにはいられない。もしかして皆元々は彼のように友人だったのでは…と思うと、ちょっとゾッとします。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-27 13:57:59)
3. 手袋の失われた世界
《ネタバレ》 ゴミ捨て場から見つかった一巻のフィルム、そこに映し出されたのは手袋たちの失われた世界…。チャップリンやキートンを思わせるサイレント期のスラップスティック・コメディから始まり、メロドラマからSFまでもを網羅したパロディ全集。これらにはちゃんと明確な元ネタとなっている作品があるらしいのですが、自分は残念ながら「アンダルシアの犬」くらいしか気付きませんでした。合間にちゃっかりグラスなんかを用意している観客のおじさんが面白いです。とにかくかなりマニアックであることは間違いありません。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-05 13:17:13)
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