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1. マイスター・ハーヌシュ
プラハの旧市街広場にある有名なからくり時計を作った男、マイスター・ハーヌシュの奇妙な伝説。翌年の「ファウストの家」と同じく、チェコの伝承をモチーフにしたような作品であり、またおぞましい怪奇物語でもあります。木彫りの人形たちの中に更に登場人物を模った人形が出てくるという点はユニークですが、見終わった後の印象は意外と地味なものだったのでこの点数。それにしてもこういう映画を観ると、実際にプラハへ行ってからくり時計の実物を見たくなります。7点(2004-12-11 10:16:45)
2. 迷子の人形
《ネタバレ》 公園に忘れられていったオモチャたちが、一つの赤ちゃん人形のために力を合わせて元の持ち主のところへ返そうと奮闘する物語。人間の見ていないところでオモチャたちが動き出すという、まさに「トイ・ストーリー」の原型のようなお話。監督のヘルミーナ・ティールロヴァーは長年、子供が楽しむための作品を作り続けてきたというだけあって良い意味で何も考えずに観られます。オモチャの犬と本物の犬が戦いを繰り広げたりした後に、ようやく家に辿り着いてみると赤ちゃん人形の場所が他の人形に乗っ取られているというところもまた「トイ・ストーリー」的。ここまで来るともはやピクサーはこの作品をモチーフにして映画を作ったんじゃないか?とさえ思えてくる。それでもラストはちゃんとハッピーエンドなのでご安心を。7点(2004-11-28 11:15:48)
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