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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 愛と哀しみの果て 何が駄目だったのか…。多分、そのメロドラマ感とメリル・ストリープを拒否ってしまったんだと思う。最初、せっかく1時間位観たのにギブアップしてしまった。それがあんまり悔しかったので、1カ月位経ってもう1回観てみた。やっぱり何回も止めた。長い…長いよ…そして迎えるオチも真性メロドラマ…。こういうの、きっとそもそもおいら的に苦手なジャンルなんだろうと思う。メリル・ストリープも個人的に苦手な女優。3点(2004-06-21 14:17:38) 2. 愛人/ラマン 中学生の時に初めて観たのだけれど、友人間でレオン・カーフェイの顔がことごとく不評だった。うん、トミーズ雅だよね。スカしたトミーズ雅だよね。そういえばジェーン・マーチにそっくりな同級生がいた。痩せていてとても綺麗な女の子だった。痩せた女の子特有の色気を発散していたジェーン・マーチ。全然パッとしないまま消えて行ったのが残念ですが、ああいう雰囲気を出せる女性、私は結構好きです。7点(2004-02-19 15:59:59) 3. アンダー・ザ・スキン 私がサマンサ・モートンを好きになる契機になった作品。クリスティーナ・リッチ以降ずっと気になる外タレ女優は現れなかったのだけれど、彼女は久々にキた。彼女、当時まだ19歳だったのに、こんなに生々しい演技が出来るなんて。この女優は何やら色々と背負ってそうだな…と思ったら、結構波乱万丈な人生だそうで。とにかく彼女は、時には身をえぐる位の自傷的な勢いで痛々しく人生にぶち当たって行く女性を演じさせたら一品な女優。彼女を知ったことを添加して、私の中では結構高評価な作品。8点(2004-02-04 17:37:30) 4. アイズ ワイド シャット この作品を観て何だか、恐ろしく磨き込まれて冷たく白光りする、石の床で出来た直線的な広い空間をイメージした。恐ろしく天井が高く、硬質で無駄のない排他空間。何だか入って行けない。全てが空々しく、熱を持たない。何者も属せず、あの夫婦だって属し切れていない。葛藤が生々しさを帯びる前に全てが空寒く弾き飛ばされて、全てが空回りするというか。「広く閉じられた眼」だって。しょっぱなから否定的で排他的で、何だか入っていけない。高尚な悪夢って感じ。そんな作品。7点(2004-02-03 23:43:56) 5. 穴(2001) ソーラ・バーチ本人は本当は、「頭が良く、陰があり、闇を抱えた10代の女の子」という周りのイメージから脱却したがっているのに、またこういう役を選んだのか、と思ってしまった。演技派の若手女優であるのは誰もが認めるところだろうけれど、同時に、こういう役ばかりで逆に演技の幅を狭めてしまっているような気がしてならない。観ている間中、何だかそんなことばかり考えてしまった。4点(2003-12-12 21:06:43) 6. アリス(1988) 私の心の中に深い深い穴を掘ってしまった作品。観るのに奇妙な覚悟を要する、取り扱い注意な作品。そこにはユーモラスな狂気と、無機的なグロテスクが存在する。描かれる世界には1mmの生命感も存在しないのに、非常に生々しくエグい。そこには感情の無い躍動が在り、無意識的で絶対的な悪意が在る。興味本位で穴を覗き込んでしまった私は、アリスになった。あの世界に取り憑かれてしまい、未だ脱出出来ない。うっかり深淵を覗き込んでしまった時、深淵も私を見ていたのだ。10点(2003-11-29 17:28:03)(良:2票)
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