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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アイリス(米英合作映画) 《ネタバレ》 とても淡々としてはいるが、大仰な感動の押し付けのないシンプルな作りは好感が持てる。短い間隔で回想を交えての構成も上々。どこまでも愛し合う姿がメインなものの、夫の感情の爆発も描いたり、ただの奇麗な話だけでは終わらせない点も良い。誰かを深く愛することの複雑さが感じられる内容。入院してから死亡までの間がバッサリないが、これはこれで正解だろう。書く事が自分の存在そのものとして生きてきた人間が文字の識別すら困難になっていくという現実は想像するだけで辛く、悲しかった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-09-29 20:05:46) 2. 赤い風車 《ネタバレ》 ロートレックは知っていても身障者だったとは知らなかったので、それと判るシーンはそれまでの軽妙なシーンからの転換のギャップもあり、結構な衝撃を受けた。マリー役の女性の演技が鼻についたり、ロートレックの神経質な面が随分強く出すぎな感じもするが、全体にバランスはうまく取れていて出来は良い。氏の創作タイプを感じさせるものがさり気ない部分に描かれていたりするのも好印象。伝記ものとしては優秀な部類の映画。ただ古い映画とあってかなりフィルムが劣化してしまっている様子で、色彩の良さを感じることが出来なかったのは残念だった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-25 22:19:48) 3. 赤い靴(1948) 何と言っても「赤い靴」の舞台の演出が凄い。下手すると演出過多に見えてしまいかねないほどに、舞台という枠に囚われない実に映画的な演出。これを見られただけでこの映画は十分かも知れない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-11 20:07:18) 4. アフリカの女王 《ネタバレ》 汚らしい風采の男がボガートだと一瞬気付かず。こんな役もやるんだねと妙なところに感心。目的の是非はともかく、困難を乗り越えるうちに互いに惹かれあっていく中年二人の恋愛劇が愛らしい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-06 23:37:30) 5. アレキサンダー 東征を夢見て部下に押し付ける有様は只の我が儘坊主。アレキサンダーの偉大さやカリスマ性が微塵も伝わってこず、母親を愛しながらもその邪悪さを恐れ続けたということだけが伝わってくる。なんだかなぁ。[DVD(字幕)] 1点(2006-05-10 09:13:04) 6. アルフィー(1966) 主人公の性格がかなり悪く感じる。プレイボーイがそうそう性格が良い訳ないんで、その分リアリティがあるとも言える。出て来る女性にあんまり綺麗な人がいないなぁなんて感じるのは、ただの時代的な美観のズレなのかな。[DVD(字幕)] 4点(2006-04-22 15:10:03) 7. アルフィー(2004) 元のマイケル・ケイン版に比べると主人公の性格が少しは良くなっているような。テンポもいいので、気楽に最後まで楽しめる。ジュード・ロウは適役。[DVD(字幕)] 6点(2006-04-22 15:00:19)
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