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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 何人も殺されて生首シーンなんかもあるんだけど、軽妙なタッチでユーモラスに描かれるので陰惨さは感じない。独特の不思議な味わい。遺産相続を巡っての連続殺人、冤罪事件なので、演出によってはハードなサスペンスにもなりうるストーリーなのに、全体的にほんわかしていてユーモアとペーソスがある。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-08 01:51:41)(良:1票) 2. 蜘蛛女(1993) 《ネタバレ》 『氷の微笑』のシャロン・ストーンのようなクールでセクシーな悪女ではなく、レナ・オリンはモンスターのようなアバズレ悪女。 ゴキブリのような生命力でつきまとう様は、ターミネーターを彷彿させるほどの迫力。 まさに、マフィアのボスさえもタジタジとなる女。 それにしては死に方が呆気なかったけど。 こういう性悪が滲み出ているケバい女に引っかかる男もどうかしている。 手酷い目に遭うゲイリー・ゴールドマンも、マフィアに情報を流す汚職刑事なので、自業自得で同情の余地もない。[地上波(吹替)] 4点(2015-01-13 23:42:02)《改行有》 3. クライング・ゲーム 《ネタバレ》 IRAが人質にとった英軍兵士の黒人が死んでしまって、人質との約束を守ってその彼女に会いにいくファーガス。 そこまでなら普通の話だが、彼女のディルが普通じゃなかったことから後半は一風変わった物語に。 サソリと蛙の寓話は含蓄があって面白く、哀しい性を考えさせられる。 また、主人公と人質の黒人との間に芽生えた友情に色を添えてもいる。 ただ、ディルに魅力を感じないので恋愛話となると乗っていけない。 ディルの正体については外見的にもしかしたらというのは感じられるが、ストーリー的には意外性があっていい。 犯人と人質の友情、男と男の恋愛という本来成立しない間柄がつながっていく面白さはある。[ビデオ(吹替)] 5点(2013-10-06 19:53:45)《改行有》 4. クラッシュ(1996) 《ネタバレ》 同名タイトルの他の映画と間違えて観てしまった。 倒錯した性癖についていけず。 「精液を飲んだことある? 人によってしょっぱさが違うのよ」 妻の卑猥な言葉を浴びながら、ベッドで腰を動かす夫。 この辺りの性的嗜好なら、まだ他の作品でも珍しくはない。 これが、交通事故にもエクスタシーを感じるとなると、置いてきぼりをくらったようについていけなくなる。 「自動車事故は性的エネルギーが解放される」として、有名人の自動車事故を再現し、その性的エネルギーを体感しようとするグループ。 そのグループに影響され、最後は自ら自動車事故を起こし、ひっくり返った車のそばで大怪我を負いながらセックスに耽る夫婦。 登場人物の誰にもまったく共感できない映画というのは、観ていてつらい。[DVD(字幕)] 2点(2012-12-05 16:47:01)(笑:1票) 《改行有》
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