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1. クィーン
一本の作品として非常に良く纏まっていると感じた。ヘレン・ミレンの気品と苦悩を絶妙に表現した演技も素晴らしくアカデミー受賞も納得。一見の価値があると思う。事件について思わず王室の味方をしたくなるような脚本だが(実際はもっと様々な利害関係に基づいた判断があったはず)、それはともかく、ブレア首相や王室の面々、それにダイアナ妃に対して我々が(メディアを通じて)抱いているイメージを上手く利用し、その裏側を描こうとした点が観客の興味を惹き、静かな演出にも関わらず飽きさせる事の無い一本へと昇華させている。[映画館(字幕)] 7点(2007-08-19 11:51:13)
2. クイルズ
「コイツどういう事やってきたんだ・・・?」と、作品中に描かれていない、幽閉されていない時代のサドの所業をも連想させるJ・ラッシュの怪演は見事。-2点は、マドレーヌの死後、ラストでああなるまでの牧師の苦悩を、もう少し丁寧に描いてほしかったからです。とはいえ、J・フェニックスの演技そのものは、見てる側を完全に惹きつけるほどに素晴らしいものでした。8点(2002-08-03 18:03:01)
3. グラディエーター
皇帝の演技には脱帽。本当にうまく表現できていたと思う。ラッセル・クロウもさすがに上手い。問題点もないことはないけど、この二人の演技のよさと、男としてこの映画を見た感動をプラスして、8点です。8点(2001-04-09 14:30:53)
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