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プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
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1. 消されたヘッドライン
《ネタバレ》 久しぶりの社会派ドラマ鑑賞。いやー疲れた。なかなかついていくのが大変ですね。っていうのかついていけてたんだろうか??話の方向が色んな方向に向いてしまって途中からかなり複雑な構図に。
自分のためにも整理すると、Cal(=Russel Croweさん)とDella(=Racheal McAdamsさん)はとにかく真実を知りたい、警察にはなるべく情報出さず自分たちで真相を暴きたい人たち。Stephen(=Ben Affleckさん)はポイント・コープ社を潰したいためにいろいろ策を弄する人。でも不倫相手のSoniaが死んだ報を聞いたその場で泣くのではなく、その後の記者会見で泣くってそれはどうなんだ的ないろいろ迂闊な人ではある。それがなければポイント・コーポ社を追い詰めるのはもっと簡単にいったはずなのでは、と鑑賞後思った。その他大勢は情報をちょこちょこ小出しにしてくれて話を面白くしてくれる人たち。いや、面白くってか複雑になる一方でしたが。
この映画の公開年は2009年。もう10年以上前。面白かったのは、この頃からすでに紙のニュースとネットニュースの在り方について議論がされています。終盤StephenがCalに対して「そんなに忠実に記事なんか書いて、自己満足だろ。何になる?」的なことを言って、Calが「新聞なんかちょっと読まれたら包み紙やゴミ山になって、人々は色んなゴシップや情報にまみれても、彼らはちゃんと真実の報道と嘘の違いを見分けてくれる」みたいなことを言ってて、いや、残念ながら人々はゴシップ大好きですけどね。少なくとも日本は。
個人的にはもっと情報にはみんな懐疑的であってほしいと思う。懐疑的であろうとする自分も気づいたら無防備に情報を受け取ってる時があって、ほんと難しいなとは思うんですが。TVやネットニュースの情報をそのまま信じるのではなく、そこに潜んでる意図とか背景とか考えねばならないと。意識してても難しいんですけどね。そんなことを再認識させてくれた映画でした。
とりあえずCal(=Russel Croweさん)が最初車内で歌ってたノリのいい曲が気になる。暇があれば調べよう。[DVD(字幕)] 6点(2020-12-23 00:43:52)(良:1票) 《改行有》
2. ケリー・ザ・ギャング
《ネタバレ》 めっちゃ一生懸命集中して観てたのにストーリーにうまく入り込めなかった。
民衆に支持される悪者たち、まあ義賊と言うかギャングと言うか、そういう話なのはわかったんですが、途中から彼らの目的がなんなのかわからなくなってきた。
何回も銀行強盗してるわりにお金をつかってるシーンがなくて
なんか実感なかったし。もしかしたらあのお金は国から搾取されてる国民に配ってまわってるんだろうかとか思いながら結局最後まで結論出ませんでした。
なんか馬の血で飢えをしのぐシーンとかもあったし、食べ物ぐらいどうにかならなかったんだろうか。民衆に支持されてたならなおさら。
これをちゃんと理解しようと思うなら史実をしっかり勉強する必要があるな。うん。
これからこれを観る人はさきにネッド・ケリーとはいかなる人物かを調べてみたほうが良いかもしれません。
あ、でも音楽と、とても牧歌的な風景などはすごく良かったし、それは高く評価したいです。4点(2004-10-26 21:32:32)《改行有》
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