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プロフィール
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性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ゴッド・アンド・モンスター 《ネタバレ》 「〝フランケンシュタイン〟は死を扱ったコメディだ」とホエールは言います。 だから、映画を見たら笑ってほしかったのだそうだ。 〝ヒトの死〟は尊厳あるものとされているので、ホエールのバックグラウンドを知らなければ単に掟破りなやりすぎマンということになる。 が、〝ヒトの死〟を戯画化しなければやっていけないような経験が彼にはあって、それはもう、そんな経験をしてしまったら冗談でも言わなければ発狂してしまうよ、というような凄惨なものだった。ヒトは精神的に追い詰められると、冗談で回避しようとする生き物なのかな。 金網に引っかかったまま腐っていく戦友から、〝フランケンシュタイン〟が生まれた。 凄まじいなあ。 全体的に「収束の美学」みたいなものを感じました。「拡大」の時期がとうに過ぎ、人生の終わりのほうで、風呂敷を畳んで、大事な荷物を捨てて、去る時期が来たことを知ったとき。どのように去っていくか。どのように去りたいか。 ホエールは脳卒中による幻覚に悩まされるようにならなければ、もっと別の去り方をしたかもしれない。 コントロールできない幻覚の内容は、彼にとって耐えられないものばかりだったので、どんなに辛かったかと思う。思い出したくない過去のシーンを、いつなんどき見せられるかわからない状態は、拷問であろう。 庭師とホエールの関係がいったいなんであったのか、ラストの映画中映画シーンで示される。感動的…といえるかもしれない。 しつこくエンドロールを見ていたら、ホエール作の絵画(の本物)をジョエル・コーエンに借りたと書いてありました。…なんでそんなもの持っているんだ。アトリエにあった絵画の何点かはホエールが書いた本物ということです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-18 13:52:57)《改行有》

2.  ゴッホ 《ネタバレ》 登場人物がおのおの勝手にしゃべってセリフがかぶったりするあたり、アルトマンらしさを感じます。 ゴッホとその時代の空気を描いものとして、画的なリアリティという点では今後これを超えるものは出ないと思われます(音的にセリフが英語ってとこがね)。ティム・ロスだってこの時はほぼ無名だから、スターを1人も起用していないという点でも非常にリアリティにこだわっている。 兄弟の結束に不可欠なものはまず「貧乏」ですが、もうひとついえば「もともとはリッパな家柄だった」というものがあるみたいです。ゴッホ兄弟もそうでしょう。 ゴッホ家のリベンジ、というものが相当あったと私は思う。 さて、「妻子より兄弟が大事」という場合に妻は微妙な立場ですが、よく知られているように、ゴッホの絵を売りまくって、有名になるために貢献したのはテオの妻です。 あるドキュメンタリーでは、テオの妻は生前からヴィンセントに親切で同情的で、そのため彼の死後本来なら紙クズ同然の絵を処分せず、なんとか認めさせたいと奔走したのだといいます(ヴィンセント・ヨハンナ間の手紙などが残っているらしい)。 確かに、そうでないと、いくら金に困っていたとしても、なぜ誰も欲しがらない絵を売り込んだのかという説明がつきません。 この作品では、兄弟愛を際立たせるため、ヨハンナは現実的な女として描かれており、特にヴィンセントに同情しているようには見えませんが、そのへんかなりズル(というか失礼)なんじゃないでしょうか。 現実には、テオが死んでこの映画が終わったあと、第2幕が上がり、彼女の活躍が始まるのです。テオの妻がいなければ、現在知られる画家ゴッホは存在しなかったのであり、面倒を見たテオも、死後の活動を引き継いだヨハンナも、ゴッホ家複合体「画家ゴッホ」の一部です。 旺盛な食欲と同様に、絵を売りまくるヨハンナの姿を予測しながら見終わるのもオツなものです。 売れない芸術家は他人の稼いだ金を当てにして、「せびる」を当然のこととして活動していたのだなあ、ということがよくわかる作品(でも他人の金で女まで買うなよな…)。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-03 21:06:54)《改行有》

3.  ゴーストワールド 《ネタバレ》 それまでずっとリアリティだと思って見ていたので、ラストのバスシーンおよびシーモアのママ同伴セラピー通い及び、エンドロール後のシーモア大暴れシーンを見たのち、しばし考え込んでしまった。 もしかすると、バスシーン以外にも「現実に起こっていない出来事」が挿入されているという禁じ手が使われていたのか?まさかそんな、「ピアニスト」みたいなヘンな映画なのかコレは。 けども辻褄が合わなくなるのでいちおう、妄想シーンは含まれていないというふうに見るしかない。 しかし、完全にリアリティの映画というふうにもいえない。 バスに乗る前のイーニドの状態はというと、親元には住めず、おそらくレベッカとの同居もあきらめ、今さらシーモアとの同居も見込みは乏しく、高卒資格は帳消しで、美術学校の夢も消え職を探す気も失せた、ということになります。八方ふさがりとはまさにこのことです。全部自分が招いた結果であるが。 さて、このあとイーニドだったらどうするのか。レベッカに聞かれて「I'm not sure」つまりまだよくわかんない、というふうに答えています。 ここに及んで作り手は、彼女をビルの屋上とか線路脇に連れていかないで、ファンタジーに逃げたのです。このやり方については、賛否両論ありそうだ。ミステリアス感が増したとはいえるが、私は、ビルの屋上に佇むイーニドのショットで終わるべきだったと思っている。飛び降りたかどうかは観客にまかせればいい。 さて、イーニドの苦しみはハイティーン特有のものには違いないが、「母の不在」を抜きにしては語れない。女子にとって「母」=「縁を切れない反面教師」であり、しかも相手は自分を愛しているというやっかいなことなので、これすなわち「折り合うしかない」存在なのだ。大人になるために最も必要な「折り合う」を学ぶための最適教材=母、なのだが、それができない環境にあるイーニドは「バカとは折り合う必要なし」を貫いているつもりになっている。と私は思うのだ。 ボロボロになったシーモアがママに助けられていることも実は意味深で、作品中であえて全く触れられていないイーニドの「母の不在」こそが、大きなマターであるように思える。 「ゴーストワールド」の意味とは「私たちは地球に優しい石油会社です」という作中CMが象徴するように、周囲の人間がすべて「偽善者」に見えているイーニドの精神状態を指していると思う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-11 23:40:58)(良:3票) 《改行有》

4.  ゴスフォード・パーク 殺人ミステリーにひねりを加えたやつが撮りたかった、という監督。 殺人ミステリーには全然なっていないけれど、なんとも重厚なできあがりとなった。 殺人ミステリーでなければなんなのかいえば、もちろん重厚さをかもし出すモトとなったザ・階級社会なのだった。 ご丁寧にエンドロールのキャストまで、主人と使用人が別になっているというこの凝りよう。 このところ「オーメン」は見るわ「エニグマ」は見るわ井形慶子は読むわでどうにもイギリスづいているのですが。 実は第1次大戦が終わって第2次世界大戦が始まるまでの間のイギリスの不労階級と使用人の織り成す生活というのは、私にとってはどうにも懐かしいものなのであった。もちろん自分がそうだったからではなく、ミス・マープルとかエルキュール・ポワロの読みすぎのためである。 アルトマンという人はほんとにパーティが好きなのね。ごちゃごちゃ人を集めて撮るのがいいわけですね。「ウェディング」ではそれほど使用人に重きが置かれている感じはしなかったですが。 ここでは「上」と「下」に水と油のように分かれている階級生活が余すところなく描かれる。 手練のアルトマンは、もちろん階級社会の「是非」を問うような無粋な目線で撮ってはいないが、なくても話が成立するのに意識して「不安定要素」を入れている。小金持ちの「平民」の娘と結婚した貴族のカップル、役者修行であることを隠して使用人のふりをしたアメリカ人、ディナーをサーブしているときに思わず旦那様をかばって対等の口をきいてしまったエルシー。わざと「水と油」の境界が揺らいでいるところを見せる。階級生活を営む人々にとってはさぞかし「地震」のようなものであろう。 全然ミステリーでないまま「階級生活はかくあるのかすげーなー」「井形慶子の言うとおり、塗りすぎてドアにヒビ割れがしているな」「貴族は女と金のことしか考えてないのかやっぱり」などと思っているうちになんとなく終わってしまう。そしてそして。 ああジェレミー・ノーザムの弾き語りのすばらしいこと!どうやらクリストファー・ノーザムという人の手が入っているらしいのだが、なんというタレントフルな家族なのかしら。またエンディングの歌のすばらしいことといったら。これがイギリスの田園風景にかぶるわけですからもう、ダメ押しされたようなもの。KO負けです。こんな芸まであったとはノーザム、顔だけじゃない。[DVD(字幕)] 8点(2006-09-09 23:17:56)《改行有》

5.  ゴーストオーシャン 《ネタバレ》 このころ「ビロウ」「ゴーストシップ」「ゴーストオーシャン」と続けて見た気がする。ところが一番ひっかかったのがこれだった。こういうオチは好きだ。あの車椅子の男が浜辺から上がってくるラストで、「そんなんありかー」「これからどうするんだー」と叫びたくなった。[DVD(字幕)] 7点(2006-02-15 18:10:23)

6.  CODE46 《ネタバレ》 どっかで何かを間違えている映画。それはサマンサモートンでもあり、妙なベッドシーンでもあり。監督がサマンサを気に入っているからって、あの腕の太さは不向きでしょう。ネタはよかったのに、残念。[DVD(字幕)] 4点(2005-11-06 23:24:27)

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