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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 生きる LIVING 《ネタバレ》 黒澤明監督の名作を、イギリスを舞台にしてリメイク。余命数ヶ月の無気力な役所課長をビル・ナイが好演。その姿はまるで生きた化石、ゾンビ。ネズミ面の若い女性職員とおデートするうちに段々と活力が湧いてくる。年甲斐もない恋がおっさんのココロを溶かす。でも年が離れすぎてちょっぴりヘンタイのオイラ。公園のブランコで口ずさむシーンの不気味さは志村喬並みやな。オリジナルの内容をほぼ踏襲。[映画館(字幕)] 6点(2023-04-09 02:34:36) 2. イニシェリン島の精霊 《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。ミステリーでもあるしコメディでもある、ジャンル分類不能のドラマ。内戦でどしんどしんとこだまする爆音を背景に、曇り空の薄暗い孤島で織りなす二人の男を中心とした物語。アイツにいきなり絶交を言い渡され、ガン無視を喰らわされるオイラ。硬派なイメージのコリン・ファレルがマヌケに見える。これは俳優による名演の成せる業ですな。自分で指を切り落としてクマさんみてえな手で血みどろになり、家をも焼きだされるアイツ。長閑な風景を、長閑なオンガクが包み込む。つかみどころのなさが秀逸か。良作に格上げ。[映画館(字幕)] 7点(2023-01-28 22:57:42) 3. イントゥ・ザ・ウッズ 《ネタバレ》 シンデレラに赤ずきん、ジャックにラプンツェル。いろんなおとぎ話のキャラが出てきてなんだか楽しそう、と思ってフタを開けてみたら薄暗い森の中でコスプレイヤーらがギャーギャー騒いでるだけ。特に後半はごちゃごちゃしてストーリーに芯がない。豪華キャスト共演なのに勿体ない。[映画館(字幕)] 6点(2015-05-24 22:43:18) 4. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 約8ヶ月ぶり2度目観賞。第二次大戦、ドイツ軍の誇る最強暗号エニグマ解読に成功した数学者アラン・チューリングの栄光と苦悩の生涯。その男、典型的な「天才は変わり者」。苦手ながらもチームメイトと協力して超難解暗号を解読。天才のヒ・ミ・ツ―それは「ゲイ」。晩年は抑え切れぬ同性愛欲にとらわれて大いに苦しむ。特異な顔つきで存在感を放つベネディクト・カンバーバッチ好演。キーラ・ナイトレイはやっぱりノムラっぽいですな。[映画館(字幕)] 6点(2015-05-09 02:24:18) 5. インターステラー 《ネタバレ》 人類の未来か、父娘愛か。クリストファー・ノーラン監督お得意の特殊映像で表現された、時空を超えた壮大なSF宇宙ミステリー。やや冗長な宇宙アドベンチャー展開の前半から徐々にミステリー色を強め、物語の核心に迫る。その行き着く先は「クーパーステイション」、予想できない結末。いま旬なオスカー俳優マシュー・マコノヒー熱演。[映画館(字幕)] 6点(2015-01-02 03:35:33) 6. イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 一つの命の終わりと始まり。愛らしい妹と丸刈りの妻が印象的。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-30 02:54:12) 7. インセプション 《ネタバレ》 2度目観賞。人の潜在意識に入り込み考え方を植えつける…この奇抜なネタを生み出したことに拍手です。ただ夢と現実が交錯する複雑な展開に2度までも置き去りにされ不覚です。もう少し理解力があれば楽しめたのかな…。[映画館(字幕)] 6点(2011-12-23 23:51:23) 8. イングリッシュ・ペイシェント 《ネタバレ》 僧院の床に伏せる、見るに耐えない姿の全身火傷男。現在と回想シーンを行き来する異色の構成ですが上映時間をかなり長く感じてしまいました。墜落事故後のラスト40分ほどの物語しか印象に残ってません。[DVD(字幕)] 5点(2010-09-11 02:09:41)
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