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1. スイミング・プール
《ネタバレ》 妄想か現実か意見が別れてますが、出版社のラストシーンで(本物の)ジュリーとのすれ違い方を見ると、妄想(といううよりは、新作本「スイミングプール」のネタ)が描写された映像だったと思います。しかし、①どこまでが本当か?(少なくとも、フランスには言ったんでしょう。)⇒ジュリー登場後がフィクションとすれば、男と出会ったカフェがキーポイントでは?作家=ジュリーであれば、男を本当に殺しているかも知れません。プールで寝そべるジュリーを男が見下ろす(謎の?)シーンがありましたが、主人公=ジュリーとの関係をサジェストしているのでは・・・。②何がきっかけで作風を変えたのか?(以前から不満はあった様子でしたが、フランスできっかけがあったんじゃないでしょうか?)⇒(本物の)ジュリーの母親の書いた小説を別荘で見つけたのではないでしょうか?最後に「(新作は)あなたは気に入らない」と出版の男に断言してましたし・・・。と、いろいろ考えてもしょうがなく、雰囲気を楽しむ映画なのでしょう。フランス映画らしいエスプリを効かせながら、幻想的かつ大胆に仕上がった良作だと思います。しかし、出てくる男たちは、全員がグロで汚かったのが印象的でした。主人公が男をどう見ているのか、を示しているのではないでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-25 02:31:16)
2. すべてはその朝始まった
《ネタバレ》 米仏の名男優(?)を二人も揃えて、いささか出来が良くないと言わざるを得ない。相棒がいきなり射殺され家族の身が危ないのに警察にも通報しない危機感のない主人公、そしてオカネを取り戻すためと最後には自分でカタをつけに行くがオカネが戻ってきたのもただの偶然、加えてラストシーンは取って付けたような展開でありあのままなんのお咎めなしなんてありえない。製作者サイドが訴えたいのは、結局は家族のために戦う強い(不倫しかけた)父親像?サスペンスとしては、あまりに矛盾も多く工夫も少なくプロットも崩壊しているお粗末な作品であろう。私にとっては本年度ワースト。[DVD(字幕)] 2点(2006-09-28 03:09:18)
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