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プロフィール |
コメント数 |
1446 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。 何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。 レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。 でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。 これからも宜しゅうお願いいたします。 |
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1. ソフィーの選択
《ネタバレ》 テレビ東京「午後のロードショー」枠放映にて先日鑑賞。オリジナルが150分という事なら、コマーシャルがやたら多いこの枠だとおそらく40分以上はカットされていたはず。評価の高い作品にもかかわらず(確か1983年キネマ旬報ベストワン)何故かDVD化されてなく鑑賞状況としては最悪でしたが、以前からずっと観たかった作品だったのでまあこれは仕方ないかなと。ほっそりした若き日のメリルの吹き替えは池田昌子さん(オードリー=メーテル=お蝶夫人)でぴったりでしたね。ズタズタのカット版でも、彼女の神がかり的繊細演技の細やかさが伝わってきました。何をしでかすかわからないネイサン役=ケビン・クラインも巧い。収容所で究極の苦渋選択を迫られる名シーン「私に選ばせないで!!」、ラスト、やっと心の平穏を得たかように安らかに永遠の眠りについたふたりの横顔に自分は涙しました。今年でなんと16回目のアカデミー賞にノミネートされたメリル・ストリープですが、このソフィー役の入神演技と比較してしまうとジュリアだろうがプラダを着た悪魔だろうが、何を演じても不利に思えてしまいます。彼女のライバルはもはや他の候補者ではなく、過去に演じたこの「ソフィー」役という事でしょうか・・・。今回のカット版での点数ですが、オリジナル版を鑑賞出来た時には点数変更するかもしれません。[地上波(吹替)] 7点(2010-02-12 13:47:23)
2. その土曜日、7時58分
《ネタバレ》 く、暗い・・・暗いにもほどがある。アメリカ映画でこんなに後味悪く、しかも暗鬱な映画を観たのって、「ミスティック・リバー」か「イン・ザ・ベッドルーム」以来かもしれませんね。巨匠シドニー・ルメット監督が久々に放った秀作との誉れが高かったので、期待していたんですが残念ながら僕はこの点数止まり。見るべきものは、主要人物三人を演じたホフマン、ホーク、フィニーの演技のみ。最初全く似ていないこの兄弟を見比べ、キャスティング自体に唖然としたが、親父フィニーが画面中央に登場してくると、この三馬鹿親子三人衆、かなりの相似点が見受けられる。揃って超短絡的で超無計画、ギリギリ切羽詰まって困った時の表情が、口を半開きにした呆けた犬みたいな顔で、親子三人そっくりなんだもん・・・(笑)これは昔から役者の演技指導に定評あるルメット監督によるものなのか?既に評価の定まった大ベテラン監督とは思えない、シャープなタッチの演出には一応感心はしました、が、いかんせんオハナシがなあ・・・。ラストシーン、明るい光の中に向かって歩いて行くフィニーの姿は皮肉以外の何物でもない。[DVD(字幕)] 6点(2009-11-06 14:49:01)(良:1票)
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