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プロフィール |
コメント数 |
184 |
性別 |
男性 |
年齢 |
33歳 |
自己紹介 |
大学に入ってやることがサークルとバイトしかないのでバンバンレビュー書いていきます。自己満足のために。 |
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1. ウォッチメン
《ネタバレ》 原作既読です。評価がまっぷたつですね。
原作は日本の漫画で言う「BLACK JACK」「寄生獣」クラスの傑作です。映画化の話を持ちかけられたザック(監督)は凄まじいプレッシャーを感じていたことでしょう。プレッシャーをはねのけてこれだけの物に仕上げた監督の手腕を評価したいです。そりゃあ言いたいことは山ほどあるけれど…。(ラストを変えたり死体の山を撮らなかったりラブシーンが長かったり)映像作品として、コミック原作映画としては出色の出来になっております。
同じアメコミ映画の「ダークナイト」は王道のサスペンス映画として傑作ですが、「ウォッチメン」はカルト的、万人受けは到底望めない。しかし両方ともアメコミ映画の歴史に残る名作であることは間違いありません。
原作未見の人はある程度覚悟を決めて、背景知識だけでも仕入れて観に行くことをお勧めします。
[映画館(字幕)] 8点(2009-03-30 17:56:02)《改行有》
2. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 初めて映画館で複数回見た映画です。
まず予告編の異常なかっこよさ、Vと名乗る謎めいた仮面のデザインに当時中学生だった自分は完全にノックアウト。「絶対観る!」と公開一ヶ月前から固く心に決めていたのです。
そして忘れもしない、5月2日でした。コナンとクレしんに押されてあまり客が入ってなかったのを覚えています。
予告編などが流れていくにつれてドキドキはどんどん高まっていきました。あれほど始まるまでの時間が待ち遠しく感じた映画は僕の3年間という短い映画生活の中でもこれだけです。
そして、OPが始まってVが現れ、ヒロインを助けるシーン、そしてやたらと長~い台詞。さらに、クラシックの調べに乗せて建物を爆破するシーン。
多分、その時の自分の顔といったら口をぽかんと開けてさぞ間抜けだったでしょう。でも当時の自分にはそれほど衝撃的でした。
その後もVがTV局をジャックするシーン、エプロン姿のV、ゴードンのコメディ・パートなど素晴らしい(と思う)シーンの連続。
そして、見せ場のひとつであるドミノのシーン。映画で鳥肌が立ったはじめてのシーンでした。
至福の時間はあっという間に過ぎていって、いよいよクライマックス。
ラスト10分の展開は、自分の拙い言葉では表現できません。それほどの感動。
そして、初めての涙。エンドロールで泣いている自分が信じられませんでした。
まさか映画で泣くなんて。映画ってなんて素晴らしいんだろう。当時の自分は心からそう思いました。
この映画と出会わなければ、映画を自分の生活の一部にすることはありませんでした。
客観的に観れば7点くらいの内容なんでしょうが、この映画に関しては客観的評価は不可能。長文・駄文誠に申し訳ありませんでした。[映画館(字幕)] 10点(2008-07-25 15:59:59)《改行有》
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