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1. ターミネーター
《ネタバレ》 とても面白いです。残酷な未来とターミネーターの派遣によって出会った二人の物語は儚くもあり、力強くもあります。ターミネーターはシュワちゃんの肉体と英語の訛り、演技力の無さから醸しだされるリアリティと目標を遂行することだけを考える非人間性がキャラクターを魅力的にしており、ダークヒーローとしての素質満点です。迫力のあるアクションや目を背けたくなるようなグロ描写もあり、娯楽映画としてケチのつけようがないレベルです。[DVD(字幕)] 9点(2016-02-16 02:42:38)
2. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 大人気シリーズにおいてとても重要な作品。過去2作で若きジェームズ・ボンドを描いていながら、今作ではボンドはロートル扱いされています。それは老朽化したシリーズを象徴させたボンドの姿。そして悪役はあり得たかもしれないボンドの影を表しています。
監督にサム・メンデスを起用したことで過去作と比べて芸術性が飛躍的に上昇しているのは、これからの007は娯楽映画以上のものを見せていくという姿勢の表れではないかと思いました。初期作へのオマージュを捧げたシーンが何度も登場し、ついにボンドの実家まで登場しますが、それらは木っ端微塵になっているんですよね。さらにMとの決別を経て、若返ったおなじみのキャラクターたちと共に新たな時代を築きあげるのだと宣言したラスト。過去への決別をストレートに表現している今作の持つ意味はとても大きいと思います。
また、オープニングも見事でした。これまでのオープニングで表現されていた「女性と死」から女性がフェードアウトし、死の匂いしかしない鳥肌モノの映像と、アデルの主題歌。最高です。今後これ以上のボンド映画が生まれるかどうか…。[映画館(字幕)] 8点(2013-10-11 21:41:28)(良:1票) 《改行有》
3. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 歴史に名を残す映画「ダークナイト」の次に見せられたのが、ビギンズの焼きましだとは思わなかった。どいつの行動も理解のしようがありません。ブルース・ウェインの行動を理解できる人なんているのか?脳みそ空っぽなんじゃないの?と思うほど、ブルース・ウェインはバカです。また、キープレイスである監獄はバカランドです。看守がいないことの理屈はさっぱり意味がわかりませんし、ガキが成功できた難関をどうして最恐の悪人たちに成功できないのかもわかりませんし、バットマンが成功する理由がわかりません。バカランドで復活したバカはクライマックスで史上最高に金がかかった正真正銘のバカな行動を取って、映画は終わります。ノーラン、バイバイ。[映画館(字幕)] 3点(2013-08-13 23:19:36)(良:1票)
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