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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. 地中海殺人事件
《ネタバレ》 全員に動機がある中、ポアロがそれぞれの証言を検証していくのだが、ナゾ解きがあまり面白くなかった。犯行が偶然に頼った印象でスッキリできず。時計を細工されたリンダは、クリスティンと別れた後にレックスにも会っているのだから、体感での時間差でも違和感を感じそうなものだけど。アリーナの絞殺体にはクリスティンに殴られた跡がはっきりとあったはずだが、ポアロらがすぐに気がつかなかったのもおかしい。犯行動機もドラマ性が薄く、その点でも『オリエンタル殺人事件』や『ナイル川殺人事件』のほうが出来栄えは上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-06-20 00:11:59)
2. 小さな恋のメロディ
《ネタバレ》 子供の頃にテレビで観て感動した映画を、久々に鑑賞。
トレーシー・ハイドが不滅のかわいさ。
今どうなってるかは知りたくない。
このままのイメージで。
メロディの笛とダニエルのチェロで合奏した「フレール・ジャック」。
日本では手遊び歌の「グーチョキパーでなにつくろう」で有名だが、これを聞くとこの映画のシーンを思い出す。
音楽は「メロディ・フェア」などビージーズのBGMと映像がうまくマッチしていて、その曲を聞くと映画のワンシーンが浮かんでくる。
宿題を忘れたダニエルとトムは先生に呼び出されて尻に鞭打ちのお仕置きを受ける。
メロディが部屋の外で待っていて、それを見たダニエルがトムを置いて二人で帰っていくのに、さすがイギリスの先進性を感じた。
友達を置いて女の子を優先するなんて、当時の小学生では絶対にありえない。
想い出をたどれば、男女の仲は良くてクリスマスパーティやバレンタインデーなども盛り上がったが、一対一で付き合った者は一人もいなかった。
おそらくデートをしただけで、めちゃくちゃ冷やかされただろう時期。
好きな子がいても、暗黙のルールがあるように誰もそこまでしなかった。
ありえないだけに、余計に憧れたような気がする。
ダニエルとメロディのように、学校をさぼってデートする相手が早く欲しくて。
今みると、ダニエルよりトムの方に好感を持つ。
女の子を優先したダニエルと仲直りして、自分たちで結婚式を挙げてやるなんて、何ていいヤツなんだ。
こういう良い悪ガキは頼もしい。
今の小学生の実情はしらないが、学級崩壊のニュースは耳にする。
そこでの問題行動は、この映画での子供たちの問題行動とはまったく異質のものだ。
トムやダニエルたちのは理不尽な大人たちへの反抗で、明るく健全で痛快な問題行動だから。
主人公と変わらない年頃にこの映画と出会えたのは幸運だった。
違うタイミングで観ていたら、これほど共感できなかったと思う。
出会うタイミングで特に印象が変わるタイプの映画があるが、これなどはその典型だろう。[地上波(吹替)] 9点(2013-01-04 00:25:04)《改行有》
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