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プロフィール |
コメント数 |
1201 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
ないっす!!! |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。 別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。 もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…) 好きな言葉は「恋」 です。 |
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1. ディセント
《ネタバレ》 公開当時はそこそこ話題作だったよなぁ…と思いながら鑑賞。
この映画、途中で地底人が出てからガラっと空気が変わるわけで、そこをどうとるかで大きく評価が分かれる映画かな、と思います。
主人公達については最初から好感度低めに描かれてますし、そもそも自業自得なのでこいつらがどうなってもいいと多くの人は思うでしょうから、そこはあまり評価が割れないところでしょうが、とにかく地底人が出てくる事で「え、そっち方向なの?」と観客はなっちゃうわけです。
だって地底人出てこなくても普通に大ピンチで多分彼女達は助からないわけですから、そもそも地底人を出す必然性がありません。
なのに地底人をわざわざ出すからにはそこには説得力とかいろいろ欲しいわけなんですが…しかし残念ながらこの地底人の設定があまりに雑すぎます。
地底で視力がないのはいいとしましょう。でも途中で女性の体に触れ、しかもたいまつの火にあぶられながらもその事実に全く気が付かず女性を見逃すシーンがあります。え、そんな鈍い生き物でお前らどうなの?お前ら何が出来るの?って感じになっちゃうわけです。
実際、そこであっさりその女性に撲殺されてますし。そりゃ相手に触っても気づかないような動物じゃやられて当然なわけで、じゃぁお前ら暗闇でどうやって暮してるの??と。その鈍さじゃお前ら狩られる側なんじゃないの?と思うわけですが、その割には追いかけてきて襲ったりするわけで意味が分からない…というか普段こいつら何を食べてるんでしょうか?
洞窟内に動物の骨が散乱してる地点があったのでどうやら動物を食べてるようですが、あれだけの数の地底人を養えるほど洞窟に動物が迷い込んでくるとも思えないですし、動物を狩に地表近くまで行ったら行ったで狩られるのは多分こいつらの方です。何しろ目も見えなきゃ触覚もまともじゃなく嗅覚もあやしいようですからそれでいったい何ができるんだ?と。
とにかくこの地底人の設定が雑すぎるのが気になって気になってなぜ出したのか全然わかりません。
おかげで本来楽しめるはずの後半パートが全然おもしろくありませんでした。
残念。[インターネット(字幕)] 5点(2018-11-13 17:47:13)《改行有》
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