みんなのシネマレビュー
レインさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 885
性別 女性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  トリスタンとイゾルデ 《ネタバレ》 「ロミオとジュリエット」の基といわれる「トリスタンとイゾルデ」を現代風にアレンジし、トリスタン(ジェームズ・フランコ)とイゾルデ(ソフィア・マイルズ)の切ない恋物語。 マーク王(ルーファス・シーウェル)とメロート(ヘンリー・カヴィル)ら「敗者」の物語でもあり、マークはイゾルデから愛されず、メロートも叔父のマークから認めてもらえない。 すべてを知ったマークのとった行動は立派だったけれど、若いメロートは自分の一族よりも自分を認めてくれる敵方の人間を選んでしまう。 彼はその報いを受けるのですが、努力しても彼には運がなかったのでしょう。 死に際の「認められたかった…」とのセリフは重いものでした。 この企画を20年あたためていたリドリー・スコットが監督ではなく、彼を敬愛するケヴィン・レイノルズの作品で低予算でエキストラも少なく、出来としては7点クラスの作品かもしれませんが、スコットの壮麗な「グラディエーター」よりも心に響いた作品でした。 グリーンがかった画面、アイルランドの海岸と空が美しい。[DVD(字幕)] 8点(2013-03-03 11:25:08)(良:1票)

2.  Tommy/トミー 《ネタバレ》 ロンドン五輪の閉会式アトラクションでトリを飾ったのは、ザ・フー。 3曲の真ん中がSEE ME,FEEL ME~LISTENING TO YOU、彼らの十八番でもある曲を生で聴くことができた。 コンセプト・アルバムの「トミー」をケン・ラッセルが映画化した作品は、監督のサイケデリックな映像感覚もさることながら楽曲のよさが光り、オリジナル75分に対してサントラは111分、ゴージャスになった万華鏡のような世界が三重苦のトミーをとりまく。 エルトン・ジョン、ティナ・ターナー、エリック・クラプトンらに加え、ジャック・ニコルソンまでも歌声を聴かせ、母親役のアン・マーグレットの歌と熱演にも支えられているよう。 愛情と自責の念の母とはちがい、トミーの快癒が自分の罪の露見につながりかねない義父オリヴァー・リードの表情は複雑である。 トミーのロジャー・ダルトリーをはじめバンドも姿を見せ、キース・ムーンが切符係や叔父となって演技とは思えない変態ぶりを披露。 奇跡的に復活したトミーが両親の人形となり、教祖に祭り上げられていく様は茶番そのもので、金目当てのそういったものは長続きしないのを示すが、ロック自体そのような体質をはらんでいることも否定できず(熱狂的なファンは信者に近い)、最後のLISTENING TO YOUは感動的だが、教祖から脱却したトミーが歌う曲としてふさわしいかどうかはわからない。[映画館(字幕)] 8点(2012-11-09 07:41:30)

3.  ドクトル・ジバゴ(2002)<TVM> 《ネタバレ》 キーラ・ナイトレイがラーラに、サム・ニールがコマロフスキーに扮するテレビ版。 合計4時間のを半分にした短縮版を見たのだけれど、映画のスケールは望むべくもないものの丁寧な作りは悪くない。 ハンス・マシスンがロシア革命の嵐の中で2人の女性の間で揺れ動くユーリ、若者らしい迷える魂の有りように無理がなく、彼の詩人としての資質も生かされる。 最後までトーニャの存在感があるのもよいと思う。 ユーリとラーラの人生に影響を及ぼすコマロフスキーはあくまで独善的な人物として描かれ、複雑な立場のラーラの母親は007のマリアム・ダボ。 恋愛以外の革命中のロシアの荒廃した描写も入れることでバランスが取れているようで、映画が取りこぼした要素を拾っている感じもある。 映画では娘だったユーリとラーラの子供はユーリの面影をもつ少年に変わり、ラストは運命に弄ばれたユーリが今一度人生を生き直すべく歩み出したかのような錯覚を覚え、映画とはかなりイメージが異なる。 この後、初めて本国ロシアで作られたテレビシリーズ(05)は未見。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-06 07:24:04)

4.  Dr.パルナサスの鏡 急逝ヒース・レジャーと穴埋めの3人は、レジャーの存在と不在が同居する不思議な趣向。 「ファウスト」パルナサス博士(トラップ大佐もおじいさん)と「メフィスト」ニック氏(トム・ウェイツは一声歌っても)の闇取引の顛末がメインの文字通りの見世物小屋は、ダリ風イマジナリウム・ワールドよりもリリー・コールの人形美とヴァーン・トロイヤー(ミニ・ミー!)の愛嬌ある仕草に心ひかれた。 頭の中のビジョンを具現化すべくCGを積極的に取り入れるギリアムは「似たもの」としてバートンと括られつつあるけれど、彼らの個性が希薄になってきている証拠かもしれず。 無駄金遣い、ひとりよがりな分りにくさ、落ち着きのない不安定感は相変わらずで、これらがある限り脆弱さから逃れえぬギリアム。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-09 00:00:10)

5.  トロイ(2004) 「イーリアス」的世界を映像で見られるのは愉しいですが、「ハリウッド超大作」らしい安っぽさがつきまとって。(低予算の「トリスタンとイゾルデ」と対照的) 英雄アキレスになりきろうとして頑張ってるブラピは一応遜色なく、バナやブルームもはまり役なんだけれど、玉座のヘレンの衣装や海に浮かぶ大船団のCG画などはお金かけた映画とは思えず、物量大作でもセンスや見せ方がよくない気がします、ペーターゼン。 ダイアン・クルーガーのヘレンは美しいですが、もう一人のブリセウスにもう少し華があっても。 老王ブリアモス(オトゥール)もあまり目立たず、オリンポスの神サマたちを出さなかったのは現実的にしたかった? 「トロイの木馬」の頃にはアキレスやパリスもすでにいなくなっているはずですが、それだとめぼしいキャラクターがいなくなってしまうので終盤まで彼らを生かしておいたのでしょうか。 消化不良気味トロイア戦争だけど、語り部オデュッセウス(ビーン)の「オデュッセイア」はもっとファンタジー寄りだし、これでも仕方ないか。[映画館(字幕)] 6点(2010-12-21 17:36:01)

6.  ドリームチャイルド 少女を偏愛したルイス・キャロルことドジソン教授と彼の特別のお気に入りだったアリス・リデル。長じて老ハーグリーヴス夫人となったアリスの30年代ニューヨークへの旅、そして遠い過去となったヴィクトリア朝イギリスへの心の旅が描かれる。アリスが触媒となり、キャロルの内面まで炙り出した作品は恐らくこの映画だけだろう。かなり良心的な解釈がされ、健全さを踏み外してもいない領域においてだが。とても30歳には見えないドジソン役のI・ホルムは、卓越した演技力でキャロルの神秘のヴェールを剥いでみせる。不思議の国に登場する数々のクリーチャーも登場するが、当時のJ・ヘンソンの腕をもってしてもかなり見劣りする出来であり、作品の魅力を削ぐことにもなっているのは惜しまれる。アリス役のA・シャンクリーはややもすればリデル嬢のオーラに欠けるかもしれないが、彼女が水辺にて忠実な従僕であるドジソンの胸に頭をあずけるシーンは秀逸。実際にはこのような情景はなかったであろうが「黄金の昼下がり」の象徴として、流れる水面(みなも)のような時の一瞬を掬い取った場面として心に刻まれる。ハーグリーヴス夫人のキャロルへの謝辞をもって映画は幕を降ろすが、生涯をあの物語に付き纏われる運命から逃れ得なかった彼女の本心は、神のみぞ知る。[映画館(字幕)] 8点(2009-05-14 04:51:03)(良:1票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS