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1. オリバー!
タモリに洗脳され、“ミュージカルを誇りを持って拒否する”という根拠のない矜持を持ち続けて来たけれど、あの有名な極悪監督による、“映画史上最も悲惨なミュージカル映画”を観て、「何だよ、素晴らしいじゃねえかよ、ミュージカル!」と簡単にその矜持を捨て去った。アレ以降、ミュージカル映画は偏見なく観ている。この作品は“最後の華麗なミュージカル”と言われるだけあって、驚く位に直球でオーソドックスで「これこそがミュージカル!」的な自信と尊大さに溢れている。そこが好みの別れるところだと思うけれど、私はその不遜なまでの王道っぷりが素直に好き。枝葉ではなく、幹で勝負している感じ。繊細さはないけれど、華麗で力がある。良い意味でも悪い意味でも、今となってはなかなか観ることの出来ない、ミュージカル映画らしいミュージカル映画。8点(2004-07-25 20:39:49)(良:1票)
2. オテサーネク 妄想の子供
子役の顔が邪悪で素敵。9、10歳であの邪悪さはなかなか出せない。目の上のでっぱりが凄い。「HUNTER×HUNTER」のフィンクスですか。たまにラース・フォン・トリアー監督にも見える。何かもう、逸材だ。ヤンの長編はコマ撮りが激減する上にちょっと中だるみするのは否めないけれど、ヤン自体が私の激・憧れ人なので、作品を撮ってくれればそれでいいです。それにしてもヤン夫妻、夫婦揃ってここまで感性と趣向と方向性が同じベクトルを向いているというのは凄い。奥さんの絵もキてますよ。ほんまもんのおしどり夫婦です。次の作品も期待しまくってます。140歳位まで生きて下さい。そして139歳位までは仕事して下さい。9点(2004-03-26 23:51:12)(良:1票)
3. オーメン(1976)
ある友人が「歯が抜ける夢を見た」と言って来たら、一週間以内に私の遠縁の誰かが死にます。それが今まで約3回。その人6月6日生まれなんですよ。きっと悪魔なんでしょうね。あと小学生の頃、休み時間に友人とオルガン弾いて遊んでたら、いきなり割って入って「オ~メ~ン」とか言って劇中の音楽らしい多重音のメロディー弾き出す電波な人がいた。その人にこの作品を教えてもらいました。とりあえず、この作品がホラー映画の金字塔の1つであるというのは知っています。でも認めつつも正直、ノー興味な作品でした。5点(2003-12-15 23:54:35)(笑:2票)
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