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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  パンドラ 《ネタバレ》 もう、お話がロマンティックすぎてどう書いていいのかわからず、新規登録してから時間だけが過ぎ去っていってしまった・・・というのは冗談。 ドラマはドラマなのですが凄くファンタジーな要素が満載な、とっても素敵なストーリーです。 主演女優の名前はパンドラ。決して名前負けしていないことは観ればおわかりで、自身に惚れた男に対し「何を犠牲にするかで愛の深さがわかる」と、愛車を崖から落とすよう迫ることができるのも、もちろん彼女の美貌があるからこそ言えた台詞ですし、夜更けの海岸で裸になって、泳いで船まで辿り着くなり帆を身に纏って男の前に参上・・・って、こちらもまた“水も滴るイイ女”を地で行く美しさを堪能できます。 対する男も男で、肖像画をダメにされると「怒りという感情はとうの昔に置いてきた」と、こちらも負けず劣らずのロマンティックな台詞で応戦したりと、何か今までに経験したことがないようなとっても神秘的な雰囲気が感じられます。 また、車のタイムアタックや闘牛のシーンもスリル満点で非常に見応えがありますし、ナイフで刺されて殺されるシーンや、船の帆が上がるシーンのような夢か現かを煙に巻く表現も、こちらもまた何ともミステリアスな印象があり、あらゆる場面においてぐいぐい引き込まれるような感覚を受けました。 そして忘れてはならないのが、ただでさえ素敵な物語を一層引き立てるジャック・カーディフのカメラ。 宵の場面の月明かりや明け方の赤みがかった光で照らされる海面のきらめきは言うまでもなく綺麗ですし、どのショットにおいても、時間の経過とともに色合いが少しずつ変化していく映像がとても魅惑的で、彼の色彩の世界は本作でも健在と言っていいでしょう。 邦題がやや物足りない気がしますが、このストーリーだけに、下手にいじって壊してしまうのも怖かったのではないかと容易に想像ができ、原題の「フライング・ダッチマン」は、今までてっきりクライフの事とばかり思っていましたが、それよりも前に元ネタがあり、ご本家に触れることができて嬉しかったです。[映画館(字幕)] 8点(2014-02-15 16:46:49)《改行有》

2.  反撥 《ネタバレ》 スクリーンで見たので、オープニングのカトリーヌ・ドヌーヴの目のアップが超ド迫力で、あのワンショットに完全に圧倒されました。 60年代の他のカトリーヌ・ドヌーヴの作品を観てから本作を観ると、他の作品での彼女が演じる役柄との間にとんでもなく大きなギャップがあるのに驚かされます。 本作のドヌーヴは目つきからして違う。内に秘めた狂気が伝わってくるようで怖い。演技ではなく本当に精神が蝕まれているかのようです。釘を打ちつけるときの手の震え、ペンを持ってガラスに文字を書いているときのあの目つきは鳥肌が立ちます。 それと、この映画はカメラの動かし方がとても魅力的。カメラがゆっくりと動いて部屋の中で起こっている状況を長回しで映し出す場面が幾度となく出てきましたが、これがまた何ともいえない独特の狂気の世界を表現していると思うのです。また、ウサギの料理やジャガイモが腐敗していく様が時間が経過するごとに映し出されたりするのもいい味出してますね。終盤近くでの、管理人が部屋に入ってきてドヌーヴの体を求めるシーンがありましたが、普通こんなシーンでは他の映画だと、管理人と剃刀のアップを交互に映したりするものですが、この映画では画面の隅の方に剃刀をちらつかせるという方法でスリルを高めていたのが非常に個性的で斬新な印象を受けます。この監督のフィルモグラフィーを見てみると、やっぱりサスペンスが多い。どうりで撮り方が上手いわけです。[映画館(字幕)] 8点(2005-03-05 22:42:20)(良:1票) 《改行有》

3.  バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 サスペンスとは何かという私見は他の映画にレビューしたので置いておいて、この映画においては作品後半までは主人公兄妹の怪演やアフリカ帰りの大家、保育所の老女などの脇役の存在により本格ミステリーの体でいながらも、人形の修理店からの一連のプロットでこちらも非常に良質なサスペンスに様変わりするストーリー構成に唸らされました。 前半のミステリーについては、バニーを保育所に預けるシーンや渡英シーンを提示しておらず、観ている側としては警察が疑うのと同様、そもそも本当にバニーは実在するのかという疑念を抱かずにストーリーを追うことは難しく感じましたし、幼少期のアンの架空の友達ごっこのエピソードや、アンとスティーブンがあたかも夫婦であるかのような親密さも謎めいた様相を感じさせ、上述した脇役たちの存在を含め凄く引き込まれる感覚で観れたと思います。 後半の人形店のシーンで、何で室内の照明を付けずに手持ちのライトを持たせるのか一瞬不思議に思いましたが、何てことのない小道具をストーリー進展のキーアイテムに変換するテクニックや、本性を現したスティーブンの顔を抉るようなカメラのズームインなど、小説では決して表現され得ない演出はまさに絶品のひと言。 その後、冒頭で出てきた屋敷に戻ったシーンでは特に庭の遊具で遊ぶシーンが印象的で、「You cheated.(君はズルをしたね)」で心理的な不安感を煽り、極めつけのブランコのシーンでの「higher! higher!(もっと高く!)」は、観終わってしばらくしても耳に残っていたほどですし、カメラを激しく揺れ動かすショットも非常に扇情的なラストとして強烈に脳裏に焼き付く印象的なシーンでした。 ただ一つ気になったのが、オープニングで紙を破って剥がしながらクレジットを見せる演出なのですが、これが謎。玉にキズ。 (突っ込むのも野暮ですが)結局、劇中に紙を破るシーンが一度も出てこなかったのが勿体なく、これが伏線として機能していれば最高だったのにと考えてしまい、上手く利用できなかったのかor他のタイプのオープニングに出来なかったのかなどと難癖を付けたくなってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-25 23:51:15)(良:1票) 《改行有》

4.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 戦争とかをコメディにする事が不謹慎だなどという考えは毛頭ほどもないことを前提に・・・とにかく、つまらない映画だった。 映画冒頭の、戦闘機の中にいるのは遊んでる人間ばかりというフリから始まり、愛人が会議中に電話をかけてきたり、平和を謳う看板の前で銃撃戦が繰り広げられていたり、あと93年も生きられるわけないのに真剣に議論していたり、核弾頭に跨ったまま投下されたり、キノコ雲の映像の後ろで“また会いましょう”と歌っていたり・・・といったネタが至る所に転がっているのはわかる。長いタイトルの意味など「だから何だ?」というだけのもの。 印象に残ったのは、1人3役をこなしたピーター・セラーズと、同じ場所にいる2人のキャラを1人の人間が演じていることを察知させないカット割りと編集、やたらと長いタイトルくらいか。[DVD(字幕)] 5点(2008-02-03 02:35:44)《改行有》

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