みんなのシネマレビュー
keijiさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 86
性別
自己紹介 特になし

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  パイレーツ・ロック 《ネタバレ》 ポップス/ロック好き魂をゆさぶる楽しい佳作、と云いたいところだけれども、ロック好きだけに気になってしまった箇所がいくつか。 まずその一、この点はファンタジーとしてみれば、見逃して楽しめばいいのだけれども、かかる音楽と時代設定が合わない。この映画の時制で考えればジミヘンはまだデビューしていないし、ストーンズの「Jumpin' Jack Flash」もまだリリースされていない。 その二、これは趣味の問題だけれども、単純に登場人物の名前のついた曲を選ぶだけの、安直な選曲が多い。ダスティー・スプリングフィールドの「この胸のときめきを」の選曲が最高だっただけに、ああいう(ストーリー展開に合わせた)選曲をもう少しやってほしかった。 その三、これはわたしがいちばん訴えたいことがら。劇中で船が沈みそうになり、ダサい時代遅れのDJと皆からみなされているボブが脱出するとき、一枚のアルバムが他のスタッフに「ダサい」と捨てられてしまう。このアルバムは実はわたしのいちばんの愛聴盤であり、ここで波間に沈んで行くジャケットを見ながら、わたしの心も沈んでしまう。アーティストはThe Incredible String Band、アルバムタイトルは「The 5000 Spirits or the Layers of the Onion」という。さらに説明が必要なのだけれども、この映画の中で「最高にヒップな伝説のDJ」と紹介されるリス・エヴァンス演じるギャヴィンには、実在のロック史を動かしたJohn Peelというモデルが存在する。そのJohn Peelが、この1967年に海賊放送で実際にへヴィーローテーションでかけていたアルバムこそが、この捨てられたアルバムなのである。この件は英語版のWikipediaにはっきり書いてある事柄。つまり、この当時、ここで捨てられたLPこそ、最高にヒップな音楽とみなされていたのだ。このことは、この映画を見る人に是非とも知っておいて見ていただきたいことで、大げさに言えば、この点で、この映画は事実を彎曲して(正反対に)描いているのですよ。大事なのは、実際には、この映画でたくさん流されているポップ・チューンの方こそ、当時は「ダサい」とみなされていた方なのだ、ということです。時代は巡って、そんな「ダサい曲」こそ、当時を懐かしんでノスタルジックに聴かれるようになってしまった。まあそういう映画です。 ビル・ナイはかっこよくって、見惚れましたが。[映画館(字幕)] 3点(2010-01-17 23:13:48)(良:2票) 《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS