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1. BROTHER
「北野流・普通のヤクザ映画」って感じ。そのため、指を詰めたり腹を切ったり、自分が苦手なタイプの「痛そう」が多かったのがちょっと。「北野組」俳優陣は相変わらずいい演技。寺島進がものすごい良かったのに、早々に消えてしまったのが悲しい。ラストシーンは蛇足だなぁと思いつつ、ちょっとホロッとしてしまうのは日本人だからか。全体的には、説明不足な箇所があったり、意味不明なカットがあったり「ソナチネ」や「HANA-BI」の繊細さがどっか行っちゃったかんじ。まあ「カッコイイたけし」シリーズで「ソナチネ」以上のモノを望むのは難しいのかな。6点(2003-01-31 03:00:49)
2. プラトーン
戦争の悲惨さを訴えた作品で、それがうまく通じているという点では「Uボート」とこれが2大映画。ただ、ラストシーンの「うわぁ~」度が「Uボート」よりも低い分、戦争の非情に徹し切れていないような印象があるので、その辺がマイナス。7点(2002-10-06 03:17:17)
3. フィフス・エレメント
「レオンを作ったリュック・ベッソン」っていうのにみんな固執しすぎだと思う。コメディSF映画として観れば(本人はどういうつもりで作ったか知らんけど)出色の出来だと思う。クリス・タッカーがマンガ感を倍増させててイイね。8点(2002-07-10 22:34:24)
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