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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 仕事の現場で怒鳴られた日とかにこの映画を見返すと、わりと気分が落ち着く(笑)。うーむ、自分も狂ってるんだろうか。鬼のように厳しいハートマン軍曹ですが、なぜか最期の瞬間だけは至極まともなことを言ってるのが印象に残りました。「パパとママの愛情が足りなかったのか!!」・・・「愛と青春の旅立ち」のように、そう上手くはいきませんわな。卒業後も狂気は続くよどこまでも。訓練所で起きた「狂気」が「日常」となった世界。めまいのする戦争映画です。[DVD(字幕)] 8点(2013-12-28 16:27:47) 2. ブリッツ 《ネタバレ》 ジェイソン・ステイサム扮する暴力刑事が活躍する、シリアスなサスペンスアクション。一言であらましを書いただけでも、キャステング、ストーリー、演出に食い合わせの悪さを感じます。ステイサムのイメージである、いつものアクションとは違うものにしたかったのかもしれないけれど、 肝心のステイサム自身は毎度お馴染みの演技になっちゃってます。「ダーティハリー」や「その男、凶暴につき」はアウトローとしての闇を抱えていますが、本作の主人公は何のリスクも背負っておらず一人勝ち状態。自分の行為が怪物を生み出してしまったかもしれないのに、「一件落着!」な結末では逆にモヤモヤします。仲間思いな面があるのは魅力的だけど、演出がシリアス”っぽい”だけに余計に気になります。婦警がヤクを盗んでしまったエピソードなども、その後どう決着つけたのだろう?作り手は観客に、この映画を観たあとどんな気分になって欲しかったのか、サッパリわかりません。自分自身もサッパリです。[DVD(字幕)] 3点(2013-12-05 07:59:32)《改行有》 3. フィフス・エレメント レオンの時のセンスは一体どこに行ってしまったのか(笑)。主人公とヒロインが出会うシーンを見比べても、同じ監督が撮ったというより、レオンに憧れた監督がなんとなく真似して撮りました、 って感じの状態でした。未来の世界観は見てて楽しいし、音楽もカッコいいし、役者も大物揃いだし、お金も掛かっててゴージャスなんだけど、色んな要素がゴチャゴチャになって共倒れに終わってしまったような気がします。ただ、怒りを持ってケチョンケチョンに貶す気はなく、関係者の肩をポンと叩いて慰めてやりたい気分です。[DVD(字幕)] 5点(2013-10-08 08:15:52)《改行有》 4. フラッド 洪水で人気のいなくなった町で、男たちの三つ巴の戦いが・・・なんて、シュチエーションだけで言えば個人的にかなり燃える展開。なんですけど、いざ観てみたら「あーあ、もったいね」という感じ。大変だったであろう撮影も、その甲斐むなしく、ひたすら地味。小説とかで読んだら読み応えありそう(もちろんノベライズなんぞじゃなく)。最近のハリウッド映画はこの頃より大分見応えのあるアクション・犯罪物が増えてるので、今のスタッフが作っていれば快作にはなりそう。[ビデオ(吹替)] 6点(2012-01-05 23:14:09) 5. 普通じゃない 他の方も書いてますが、めっちゃ「普通」の映画でした。最初の10分を見逃したので天使が出てくる設定に途中戸惑いましたが(こいつらターミネーター?って思った)、まあ楽しめない映画でもないです。「なにも見たい映画がないなァ」ってときのため映画でしょうか。キャメロンディアスも可愛いし(結局…)。6点(2004-02-18 10:40:11) 6. BROTHER 最初の鑑賞ではよくわからなかったんだけど(子どもの時だったので・・・)、2回目以降見たときは結構面白かったです。バイオレンス映画にしては優しい雰囲気もある。北野映画ファンなので何回も見ました。ただ、何度も見返しているうちに、北野映画のなかではあまり良い出来の映画ではないな、と思うようになりました。コロコロ感想変わってスミマセン。とにかくカッコつけすぎ。北野映画の「カッコよさ」って、世間一般のカッコよさとは違うものだと思っていたので、少々残念です。好きになれないのはヨージ・ヤマモトの衣装。後に北野組の常連メインスタッフとなっていきますが、この作品での衣装は自己主張が強くてダサい!正直下品です。他の凡作と比べたら十分面白い作品だとは思うんですが、北野武自身が自分の作家性に引きずられてしまったような作品です。惜しい!ソナチネと対をなす作品としてみると面白い点は沢山ある映画なんですけどね。[DVD(邦画)] 6点(2003-01-01 22:57:56)
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