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プロフィール |
コメント数 |
211 |
性別 |
男性 |
年齢 |
34歳 |
自己紹介 |
日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。 福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。
Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。
これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。 |
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1. フライト・ゲーム
《ネタバレ》 最近、飛行機を利用する人が、自分は何処に行くと言った後に「落ちなかったらね」と冗談を付け加えるのをよく耳にする。統計学的にみると安全らしいが、こうも立て続けに墜落のニュースを聞いては、少しばかりは不安を抱いてしまうもの。心のどこかで、ほんの少しだけ、ナーバスな気持ちを感じてしまう。そんな不安にさらなる拍車をかけてしまいそうなのが本作「フライト・ゲーム」だ。
監督は「アンノウン」でもリーアムと組んだジャウマ・コレット=セラ。ホラーだったり、サッカー映画であったり、いろんな作品を撮っている彼だが、一貫して安定感のある演出を見せてくれるため、個人的には気になる監督だったりする。
そんな彼の新作は飛行機パニックもの。よくもまぁ定期的に作るもんだ。ネタは出尽くした感があるジャンルだが、本作はその原題どおり、ミステリとスリラーがまさにノン・ストップで展開する佳作に仕上がっている。
いや実に巧い。恥ずかしながら、まったく犯人の目星を掴むことなく映画が終わってしまった。いや正確に言えば、犯人を捜すための時間すら貰えなかったというのが正しいか。なにしろ、容疑者は紛れもない自分(リーアム)。ダイ・ハード並みに孤立無援、乗客VSリーアムのパワーゲーム。時間制限のある中、いかにスマートに嫌疑を払拭するかに、手に汗握り、引き込まれてしまう。
冷静に考えることが出来たなら、犯人が分かったかもしれないし、脚本の粗を探したり出来たかもしれない。しかしこうも矢継ぎ早に展開されては、考えることもままならない。そんな状態ではいられない。そんな心理的なパニックに自然に導く、「緻密」な力業が、本作の巧いところだろうか。まさにノン・ストップな構成に、完全にやられてしまった。
犯人が分かったときの「おまえかー!」って感覚、なんだか久しぶりって言うか新鮮で、素直に楽しかったなぁ。[映画館(字幕)] 8点(2014-09-17 00:31:31)《改行有》
2. プラトーン
《ネタバレ》 戦争映画の傑作の一つだと思う。監督自身の体験を基に作られているためか兵士の心境や隊内の関係がとてもリアルに感じ戦争の悲惨さを感じた。エライアスの意思をリスペクトしつつ、味方のバーンズを殺すクリスが印象的で正義と悪の違いについて考えさせられた。[DVD(字幕)] 8点(2008-01-26 21:33:37)
3. プレステージ(2006)
《ネタバレ》 華麗な舞台パフォーマンスを武器とするダントン、人気より実力で勝負するボーデン。この二人のマジックの闘いは観ていて楽しめた。劇中を彩る美しくそれでいて妖しい美術も雰囲気を出していて良い。この映画はマジックだけでなくテスラの科学力によるSFの要素があり独特の世界観を有する。故に最終的なダントンのマジックの種、ボーデンの種は何でもアリのオチなっている。しかし彼らのマジックに対する答えのヒントは劇中に多すぎるほど用意されおり不条理には感じなかった。ダントンのフェイクが見つかったのは奇跡だけど。しかしボーデンに比べダントンの方が少し魅力的に描けてなかったのは残念な点だ。クリスチャン・ベールの演技が非常に良いというのもあるかもしれないが。また時間軸も結構複雑だがそこはノーラン監督である。ダントンの足の怪我などを鍵に分かりやすく物語を構成して見ごたえがある。[映画館(字幕)] 8点(2008-01-17 23:59:37)
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