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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. プラトーン なんて不条理な映画なんだろうと思いました。正しい男が殺され、運の良い男は生き残り、代わりに補充された男も運よく生き残り、アメリカ社会の負を象徴する男をぶっ殺してもスッキリしない。正負を兼ね備えたインテリは人生を良きものにするんだ~と思うだけで多分終わり。戦争って本当に嫌ですね。家に引きこもっているだけで生涯を終えられたらどんなに楽か。傍観者になりたくてもなれないなんて酷い社会だよ!と、観客の我々も「思うだけ」。辛い![DVD(字幕)] 8点(2014-04-07 12:06:06) 2. フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 私も前半10点、後半6点。前半だけでものすごく面白い映画として成立します。場面がベトナムに移ってからはこれぞ戦争映画といった感じで、前半ほどの面白さは感じませんでした。作品内哲学も見て取れるんですが、前半の印象があまりにもすごすぎて、霞んでしまったように思います。あんな調子で悪口を言われ続けたら、そりゃ狂っちゃうよ。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-29 12:55:00) 3. フューリー(2014) 序盤は凡庸な戦争映画のディテールでしたが、田舎町を占拠してからはかなり面白かった。退屈と感じる人も多いであろうアパート内のシーンが一番お気に入りです。あの緊張感は出したくても出せない。ブラピだからこそ表現することが出来たシーンでしょう。クライマックスの籠城戦(籠戦車戦?)では、男たちの友情とノーマンの成長を残酷なリアリティと共に描き切っており、好感を持ちます。ラストの皮肉も痛烈で、戦争・軍隊のバカバカしさを見事に浮き彫りにしており、深刻なテーマを持ち出しながらも戦闘の快楽を優先的に表現しようとしている映画よりもはるかに良い。歴代の傑作戦争映画と比べれば幾分落ちる作品ではありますが、決して無駄な作品ではないと思います。[映画館(字幕)] 7点(2014-12-06 20:48:56)(良:1票) 4. プッシャー2 闇社会で活躍する父親とそのダメ息子のフクザツな心境がスマートな演出によって表現されています。一作目にはないカタルシスが生じるクライマックス、そしてラストは鳥肌モノです。マッツ・ミケルセンはボンド映画の悪役で有名な俳優ですが、ダメ男の演技も秀逸なことを、今作と、同じくレフン監督のブリーダーで示しています。監督の初期作品によく見られる「赤」を前面に押し出した作品の中でも高クオリティで、トリロジーの中で一番見応えのある作品です。監督に惚れなおしました。[映画館(字幕)] 7点(2013-08-30 01:39:05) 5. ブロンソン 見る前にものすごく期待をしていただけに、ちょっとがっかりしてしまいました。話にまとまりがないというか…それが主人公という人間なのだから、映画もこうなのだ!と言われれば、それはそうかもしれません。ただ、つまらなくはないですし、ダークナイト・ライジングなんかより素晴らしいトム・ハーディが見られますので。[DVD(字幕)] 6点(2013-08-04 00:30:07)
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